“読むチョコレート”はいかがですか?
チョコレートを感じる*おすすめ小説8選
アーモンド入りチョコレートのワルツ(森絵都)
「この気持ちなんだか身に覚えがある……」と共感し懐かしい気持ちに浸りたくなる、心を落ち着けてくれるような作品です。さらっと読みやすく音楽好きの方にもおすすめですよ。
チョコレート・セレブレーション(星奏なつめ)
大人気作品の続編『チョコレート・セレブレーション』。サラリーマンの龍生とOL千紗が繰り広げる、喜怒哀楽、様々な感情が込み上げテンポよく読める痛快ラブコメディです!
恋とお金とチョコレート(メナ・ヴァン・プラーグ)
癒しと頼りは甘いチョコレートだけ。そんな女性が幸せの扉を開くため、人生を輝かせるヒントを教えてくれます。主人公に自分を重ねて、一緒に成長していける物語です。ただの自己啓発本に飽きてしまった方におすすめの一冊ですよ。
ピンクのチョコレート(林真理子)
『ピンクのチョコレート』は、男女の仲を美しくも切なく描いた13のストーリーが詰まった恋愛小説集。それぞれのストーリーの中で、たくましく生きる女性の姿につい夢中になってしまいます。
女性たちの甘くてほろ苦い恋愛模様はまさにチョコレートのよう……林真理子さんの小説ファンの方にはもちろんのこと、初めての方にも読みやすくおすすめの一冊です。
チョコレート工場の秘密(ロアルド・ダール)
ジョニーデップ主演、映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作。子供から大人まで楽しめるスラスラと読みやすい作品です。原作の国イギリスのブラックユーモアたっぷりの言葉遊びも魅力の一つ。
失恋ショコラティエ(白戸ふみか)
TVドラマも放送され話題を呼んだ『失恋ショコラティエ』。描かれる恋心や恋愛模様は甘くて切ないシーンばかり。胸の奥がきゅーっと締め付けられる……そんな日々は、まるでチョコレートを味わっているかのよう。
話の展開や、恋の駆け引きの描写に魅了され、どんどん読み進めてしまう一気読み間違いなしの作品です。TVドラマを観ていた方もそうではない方にもお楽しみいただけますよ。
銃とチョコレート(乙一)
主人公の少年リンツの住む国で窃盗事件が発生する。そんなある日、リンツは事件に関する重要な鍵を手にする……。まるでチョコレートのようなほろ苦さを感じる物語は、先が気になってどんどん読み進めてしまうハラハラドキドキのミステリー小説です!
ヴァレンタイン・イブによろしく(柊織之助)
百貨店でチョコレートバイヤーとして勤めている主人公の千代古。毎日、頑張って働く彼女のもとに、ある日妙な噂が舞い込む……。
千代古が奮闘する姿には勇気をもらうとともに、待ち受けるストーリー展開に思わず一気読みしてしまいます。「明日から頑張ろう!」と勇気を与えてくれる元気になる一冊です。
チョコレートコスモス(恩田陸)
ディープな演劇の世界を味わうことができる『チョコレートコスモス』。お芝居の面白さ、苦難、葛藤を美しくも熱く描かれています。読んでいるこちらが興奮し感動してしまうような演劇ロマンの世界に浸りませんか?
心が溶けるような特別なひとときを
自分で読むのはもちろん、読書好きなパートナーや友人へのプレゼントに贈りたくなるような素晴らしい作品ばかりです。チョコレートをテーマにした小説で、甘くほろ苦い特別な時間をお楽しみください。
3作からなる短編集『アーモンド入りチョコレートのワルツ』。何処か切なく、けれど心が温かくなる優しい物語が詰まった一冊です。