あなたに寄り添う本
人間関係がうまくいかないときに読みたい本
二人が睦まじくいるためには|吉野弘|童話屋
完璧でいるなんて、ずっと立派な人間でいるなんて困難だから、それよりも自分らしくいたほうがはるかに生きやすいかもしれません。自分や相手にプレッシャーをかけすぎていたかなと立ち止まり、またゆっくり歩き出せる本です。
伝え方が9割|佐々木圭一|ダイヤモンド社
コーピーライタ-の佐々木圭一さんが自身の経験を多く盛り込んだ本書が教えてくれるのは、伝え方は学べるし、伝え方を変えれば結果は変わるということ。家族や友人関係、仕事まで幅広く応用できるハウツー本で、早速実践したくなります。
断られそうなお願い事にイエスをもらうためのスキルや、記憶に残る伝え方を獲得できる本書。例えばいつも電気をつけっぱなしの家族へ、あなたならどうやって消すようお願いしますか?「ムダな電気を消して」ではきっと変わりませんよね。伝え方が変われば結果が変わり、悩み事も減るかもしれませんよ。
うんざりな人間関係がグングンよくなる本|新田祥子|明日香出版社
そもそも、どうして人間関係が苦手なのか。その根本的な理由から対処方法まで幅広く示してくれるのがこちらの本。いつもはうまく付き合えているのに最近うまくいかない・・・という人も、40以上紹介されているアプローチ方法からマッチするものがあるはずです。
面倒な人間関係も、コミュニケーションの苦手意識が軽くなるほど、面倒でなくなるのかもしれません。それにはノウハウの蓄積が大切な場合もあります。本書ではストレスに負けない方法も紹介されていますので、さまざまな視点のアドバイスをもらうつもりで読んでみてくださいね。
失恋してしまったときに読みたい本
失恋のおくすり|バンビス・スノーフラワー|アスペクト文庫
失恋をしたときはやりきれなくて息をすることすら辛くなりますよね。時間が最大の薬と言うけれど、その時間が過ぎていくのさえ苦しい。だけど、なんとかなる、きっと大丈夫と思わせてくれる言葉が詰まった本です。
本書の言葉は著者からのメッセージだけでなく、さまざまな国のことわざや哲学者などの名言で構成されます。いつの時代の人も、恋や人に傷つき、蘇る方法を探してきたのですね。明日はもう少し笑えるかもしれない、そんな希望を託してページをめくっていきましょう。
「愛する人と幸せになる」55のルール|水島広子|大和出版
人はどうして恋をして、嫉妬したり感情的になったりしてしまうのか。そしてどうしてこれほど失恋が苦しいのか。こころの仕組みがわかれば、苦しみをほんの少し軽くしてくれるかもしれません。本書では精神科医の水島先生がそのヒントをくれます。
人のこころは傷つきやすいけれど、ちゃんと立ち直るようにできているのでしょう。失恋の乗り越え方と一緒に、こころの移ろい方が見えてくれば、きっとやってくる新しい恋が楽しみになるかもしれませんよ。辛いときほど厄介な自分の感情を、あるがまま受け止めてみてくださいね。
くまちゃん|角田光代|新潮文庫
失恋の真ん中にいるのは私、ほかのことは考えられなくなりますよね。少し違う視点から失恋を見つめる恋愛小説はいかがですか? 小説・くまちゃんは、失恋のリレーの物語。第一話でくまちゃんこと英之にフラれる苑子。二話では英之が恋人を失います。
私をフッたあの人も他の人にフラれるかもしれないし、次は自分が誰かをフルかもしれない。出会いの連鎖なのか失恋の連鎖なのかはわからないけれど、失恋は物語の終わりではないのかもしれません。フラれて傷つき自分の気持ちを納得させようとする、主人公らの言葉が痛いほど胸に刺さります。まるで私のような失恋の主人公が前を向く姿に、こちらも前向きになれる物語です。
仕事が行き詰まったときに読みたい本
早く家に帰るための「仕事のルール」|松本幸夫|PHP研究所
思うように仕事が捗らず、残業や仕事の持ち帰りが起きてしまうときは、自分の仕事ルールを見直してみてください。時間の使い方や道具の使い方は、もしかすると自分でも気づかないうちに一般的なルールに縛られているかもしれません。ワークライフバランスを見直したい人にもおすすめ。
タイムマネジメントは仕事を効率的に進める上で欠かせない課題ですが、うまく実践するために求められるのが結局のところ"気持ち"ですよね。仕事への意欲がないと継続して集中するのもなかなか困難。本書はそんなモチベーションの作り方にもヒントになりますよ。
6時に帰るチーム術|小室淑恵|日本能率協会マネジメントセンター
仕事の進捗が芳しくない、それはもしかしたら自分だけでなくチームに原因があるのかも?先ほどの本と同じく残業をしないというゴールを見据え、チーム力を上げるヒントが散りばめられているのが本書です。特に管理職やマネジメントする立場にある人におすすめ。
本書の魅力は、実践的な戦略が豊富に盛り込まれていること。やり方はもちろん、部下や後輩になぜその方法が必要なのかと問われたときに明確に答えられるような道筋を書いてくれています。一人の改革でも難しいのに、チームを変えるのは時間がかかるかもしれないけど、きっかけは些細なこと。ぜひ取り入れてみてください。
ぬるい生活|群ようこ|朝日文庫
仕事をスムーズに進めるためのノウハウを見つけにいくのもいいけれど、いっそのこと全部手放してリラックスしてみませんか?きっともう十分頑張っている、あなたに必要なのは休憩かもしれませんよ。そんな頑張り女子に送る、群ようこさんのほんわかエッセイです。
年齢を重ねるとどうしても現れる体や気持ちの変化。受け入れ、上手に適応していかないといけませんよね。それは仕事の場面でも。本書は群ようこさんの更年期症状などを通し、「わかるわかる」と共感するようなお話や、「もっと気軽にいこう」と前向きにさせてくれるお話がいっぱいです。
自分がダメに思えるときに読みたい本
すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間|ハ・テワン|マガジンハウス
韓国で50万部を超える大ヒットとなった本書。こころがほっこりとするやさしいタッチの絵と、ささやくように綴られた言葉たちが魅力。泣きそうな夜やさみしくて落ち着かない休日の午後におすすめの一冊です。
こころの中にあってついつい目をそらしてしまう暗い気持ち。誰かに相談しようにも上手に吐き出せないこともありますよね。そんな気持ちをまるごと包み込んでくれるようなやさしい本です。可愛らしい詩であり、やさしい友が寄り添ってくれるようなエッセイでもあり。本から温もりが伝わってくる心地がします。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復|スティーブン・R・コヴィー |キングベアー出版 新書版
こころがざわざわしている、そんなときは役割もタスクも頭の中でぐちゃぐちゃになり、気持ちが追いつかなくなりがち。どこに向かっているのか、何から手をつけたらいいのかわかなくなったらおすすめなのが、7つの習慣です。リーダーシップ論の権威であるコヴィー博士が提唱した自己啓発システムで、世界の多くの人に支持されています。
例えば第一の習慣は主体的であること。自分を取り巻く環境や組織のせいではなく、私の結果は私の責任。原因を外部におくと変えられないものが多いけれど、内部にあると自覚すれば変えていける可能性が高まりますよね。実践的かつ効果的な7つの習慣の教えは、驚くほどに自分の行動習慣が変わりますよ。
ラク〜に生きるヒントが見つかる 般ニャ心経|文:菅原こころ 監修:加藤 朝胤 |リラベル社
こころのざわざわを落ち着かせるなら、仏教の教えに触れてみませんか?本書は短いメッセージと仏教の言葉、その意味を1ページ毎にまとめた本。そしてなんとも魅了されるのが、言葉と一緒に本を彩る愛らしい猫写真です。写真と短い言葉のセットだから読みやすさもピカイチ。
「般若」と聞くと怖いイメージがありませんか?本書では「心の穏やかさに根ざした、深い智慧のこと」と伝えています。仏教の教えがからまった糸をゆっくりとほどき、毎日をちょっと生きやすく、そして自分をちょっと好きにさせてくれますよ。一ページごとに違う教えが書かれているから、日めくりのように今日の言葉を見に行くのもいいですね。
詩人、吉野弘の作品を集めた詩集。家族や心の機微をすくいとった作品が多く、それらをまとめた一冊です。本のタイトルである「二人が睦まじくいるためには」は、祝婚歌という詩の冒頭部分。こんなふうに年老いていきたいと思わせる祝婚歌は、多くの人に暗誦され受け継がれています。