どの本を選べばいいか分からない!
- 寝るとき何着てる?心地よい睡眠へと誘うパジャマの話キナリノ編集部
自分に合った料理本の選び方
①作りたいジャンルは?
②シーンや目的を考える
③作り方を読んで想像してみる
④ワクワク感があればGOサイン!
役立つ「料理本」の選び方とおすすめ10選
1.初心者さんでも楽しめる料理本
料理って楽しいから続けられる
頑張らなくても美味しいことに驚きます
『3000日以上、毎日スープを作り続けた有賀さんのがんばらないのにおいしいスープ』有賀薫(文響社)
受験生の息子さんのために、毎朝スープを作り始めて3000日以上!頑張らなきゃいけない料理は続かない…。そこで有賀さんは頑張らなくても美味しく作れるレシピを考案。レシピ通りのスープを作り続けるうちに、むくむくと好奇心が芽を出し、食材を変えたり自分だけのオリジナルスープを作りたくなってきます。シンプルだからこそ、アレンジしやすく失敗しづらいことを体感しました。どれも「食べるスープ」と言えるほど満足感があり、あとはおにぎりだけでもいいか♪と気楽になれるから不思議。料理全体のハードルが下がって初心者さんでもチャレンジしやすいスープ本。
2.忙しい人に簡単・時短の料理本
必要なのは少しのやる気と30分
『19時から作るごはん』行正り香(講談社エディトリアル)
多くの女性から支持を受けている料理研究家の行正り香さん。玄関あけて、冷蔵庫あけて、30分以内にできるお家メニューは、簡単・おいしい・おしゃれ!タイムテーブル付きで段取りがイメージしやすいので大助かり☆30分以内でメインと副菜まで作れて達成感もあります。また、ちょっとした料理の工夫や、材料がない場合の代わりになるものも書かれていて、細やかな気遣いを随所に感じられる料理本。おしゃれな盛り付け方も参考にしてみて下さい。
炊飯器があなたの救世主に!
『ぜ~んぶ入れてスイッチ「ピ! 」炊飯器で魔法のレシピ100』牛尾理恵(主婦の友社)
炊飯器にここまでしてもらっていいの!?というくらい、材料を入れてスイッチを押せば、立派な料理が完成!和・洋・中のご飯ものはもちろん、ローストビーフなどのメインになるおかずやアクアパッツァ、パスタにスイーツまで幅広いレシピにびっくりします。忙しくてなかなか手の込んだものは作れない、疲れて料理をする気がしない時も、この本と炊飯器があなたの救世主になってくれるはず。一番うれしいのは、火加減を見たり材料を混ぜたりしなくてもほったらかし=時短でご飯が出来上がること!炊飯器を開ける時は、感動する準備をしておいて下さい♪
3.レパートリーが増える料理本
黄金の配合が分かれば料理が得意になる
『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』小竹貴子(日経BP)
クックパッドの編集本部長の小竹さん。今まで膨大なレシピを見て、たくさんのシェフに会い、ご自身も日々の料理を通して「手を抜いてもおいしくなる」ギリギリのラインを仕組み化されています。調味料は全部大さじ1というシンプルな配合で、頭に入りやすく、何しろお店の様に美味しい!レシピを見ずに作れるようになれば、早くできて、色々試してみたくなりますよね☆するとレパートリーが増えて、「急に料理が得意になる」んだと思います。ぜひ、毎日の料理を外食並みの楽しい時間に♪
おさえるべきコツとアイデアで料理は見違える
『いつもの食材が三ツ星級のおいしさに 志麻さんのベストおかず 』タサン志麻(扶桑社)
伝説の家政婦・志麻さんの作る家庭料理の魅力は、どこの家にもある普通の食材を、凝った調味料を使う訳でもなく、プロの料理に仕上げてしまうところ。それはおさえるべきコツと、工夫やアイデアにありました!味がぼんやりしているのは、下味が薄かったのかも!?と分かったり、野菜の切り方一つで料理が見違える方法だったりと、すこしのコツで料理は生まれ変わります。簡単なのに美味しくて、子どもから大人まで楽しめる料理が満載です。
4.モチベーションがUPするお弁当本
卵焼き器1つで3つのおかず!
『藤井弁当-お弁当はワンパターンでいい! 』藤井恵(学研プラス)
ワンパターンとは、卵焼き器を使って同じ順番におかずを3品作ること。3品といっても卵焼き以外の2品を考えるだけ☆冷蔵庫にある食材で簡単にお弁当を作るアイデアが詰まっています。毎日おかずを何にしようかと悩んでいた人や、お弁当作りにチャレンジする人も「これならできそう」と気持ちが軽くなり、無理なく続けられることができるはず♪使うのは卵焼き器だけで後片付けがラクちんなのも嬉しい!卵焼きのバリエーションや、寝坊した時に助かるスピードメニューなども紹介されていて、お弁当作りに欠かせない1冊。
家族を支えているのは父の愛情弁当
『俺の弁当。』柴雄二(大和書房)
家族のために、生活の基本である「食」を担うと決めて「俺の弁当作り」がスタートします。まず本を開いてびっくりするのがメイン2品+副菜も数種類の品数の多さ!それには、1日のうち1食でもごはんの時間を楽しんでほしいという家族への想いがありました。読み進めていくうちに、豪華なお弁当=愛情に見えてきて気持ちがほっこり☆そしてその気持ちがいつのまにか伝染して、モチベーションが上がるオススメのお弁当本♪さっとできる彩り副菜やボリュームおかずのレシピ、わっぱ弁当への盛り付け方も参考になります。
5.チャレンジしたくなるおやつ本
おやつは子どもにとって4度目の食事
『子どもに食べさせたいおやつ』おかあさんの輪 著、長崎訓子 イラスト(暮しの手帖社)
忙しい毎日でも、子どものおやつに気を配りたいというお母さんの気持ちを大切にしてくれる本。ふかし芋や茹でたトウモロコシから始まるページは、「おやつって素朴でいいんだ」と改めて感じさせてもらえます。他にも甘すぎないおやつから特別な日のおやつまで89種類。子どもだけでなく大人のお夜食としてもホッとできますよ!揃えやすい材料とシンプルなレシピで、短時間で作れるのも嬉しいポイント。アレルギーのお子さんも食べられる優しいレシピが集まっています。子どもと一緒に作ったり、食べたり、あたたかい時間を過ごしてみませんか♪
ホットケーキミックスのイメージを変える1冊
『Mizukiの混ぜて焼くだけ。はじめてでも失敗しないホットケーキミックスのお菓子 CAKES & COOKIES 』Mizuki(KADOKAWA)
ホットケーキミックスで、本格的なお菓子が作れるなんてちょっと信じられませんでした。ところがMizukiさんのレシピは、すぐにできるのに美味しくて、「混ぜて焼くだけ」の簡単工程で失敗知らず!道具も、ボール・泡だて器・ゴムベラの3つだけでOK。シンプルな材料でスノーボールやチョコレートケーキ、お店みたいなふわふわパンケーキなど本格的なお菓子が作れる魔法のレシピが揃っています。おしゃれな写真にも作る意欲が湧いてきますよ♪ホットケーキミックスの可能性が広がり、おやつ作りが気軽に楽しめる1冊です。
『syunkonカフェごはん7この材料とこの手間で「うそやん」というほどおいしいレシピ』山本ゆり(宝島社)
山本さんの本が優しいのは、大さじ1の生クリームやバルサミコ酢など普段あまり家にない食材を使わないをモットーにしていること。登場するレシピは、身近な食材で経済的、簡単で美味しいのはもちろん、最大の魅力は「料理って楽しい!」を感じられるところ。初心者さんや料理を作ることに億劫になってる人、今日は作る気がしない…という時にも、ページをめくればユーモアたっぶりで自然と気持ちが動き出します。3年間の人気BEST30から、めんどくさくない献立特集など内容も大充実。私もいくつか作ってみましたが家族に好評でした☆