マナーを理解した上で"個性"を出しましょう。
用途と金額によって変わる「ご祝儀袋の選び方」
こちらの水引は「蝶結び」。蝶結びの水引は、何度でも結び直せることから、結婚のお祝いではタブーです。
出産祝いや長寿祝いなど、人生に繰り返しあると嬉しいお祝いごとに使用します。
また、ご祝儀袋を選ぶ際は、包む金額とのバランスも大切な要素。基本的に、水引が豪華になるほど金額は多く･･･と考えればいいでしょう。
ご祝儀袋の基本のマナー
今さら人に聞けない基本マナー
ご祝儀のお札は銀行等に行き新札を用意しましょう。うっかり用意し忘れた場合は、お札に布をあててアイロンをかけるとキレイになります。
【数字】
中袋に記入する金額は、漢数字を用います。
一→壱、ニ→弐、三→参、五→伍（五でも可）、七→七、八→八、十→拾、万→萬、円→圓（円でも可）
【筆記具】
筆か筆ペンを使用して、楷書でていねいに書きます。太めのフェルトペンでも良いですが、万年筆やボールペンは避けましょう。
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
お祝いのシーンでは、少し個性を出した祝儀袋でも◎
友禅和紙と襖紙を使った、着物のようなデザインの祝儀袋。日本古来の良さを感じさせながら艶やかな色合いです。
"クジラのような大きな人になってほしい"という願いが込められたデザイン。何度も重ねられた結びには思わず見入ってしまうほど。贈った方の素敵な思い出として残るはずです。
モダンな色使いの市松模様に、ブーケを思わせるゴールド×赤いの熨斗がおしゃれ。チャペルでの挙式にも違和感がありません。男性から贈るご祝儀にもおすすめです。
梅柄の地模様と、お花モチーフの水引がポイントです。熨斗代わりに付けられた水引の小花がかわいい♪
波の上で跳ねる鯛。最上級の手すき和紙を使用した祝儀袋は、まさしく「おめで鯛」ですね。受け取ったら、思わず笑みがこぼれます。
こちらはインパクトの強い色使いなのに、しっかり「和」を感じさせてくれる祝儀袋です。
水引の中央に、チェインメイルのモチーフを施した祝儀袋。祝儀袋として贈った後はチェーンを通して、思い出のネックレスとして使ってもらえます。
大きな深緑の紋に、赤と紺のアクセント、繊細な水引があしらわれたご祝儀袋は、男性に贈るのにおすすめ。
文字も柄も水引も消しゴムはんこを使った、手作り感あふれる祝儀袋。ほっこりと心が和む優しい雰囲気です。
和の風格をもちながら、ありそうでなかったビビッドな色同士の組み合わせ。若いご夫婦に喜ばれそう。
真ん中でキスするタツノオトシゴが可愛い祝儀袋のテーマは「海」。マリンスポーツを楽しむカップルに贈ったら、喜んでもらえそう♪
ネオンカラーが効いたご祝儀袋は、みょうが結びをアレンジした解けないリボン結び。鮮やかな黄色の水引と淡いピンクのコントラストがキレイです。
カラフルで豪華な水引がインパクト大！大きく縁を描く水引と、ちらりと見えるストライプの組合せがおしゃれですね。
変わった素材を使用したデザインも
手ぬぐいでできたご祝儀袋は、素朴なナス柄と黄色の帯が浴衣姿みたいです。
ドレスで参加する結婚式なら、輸入壁紙で作られたマリメッコ柄のご祝儀袋がぴったり。ビビッドな色使いで、印象に残るコト間違いなしです！
レザーで包むご祝儀袋は、水引に手刺繍でひと針ひと針丁寧に仕上げた赤ちゃんの顔。赤らんだ頬とぱっちりとした目が可愛らしい♪
一生に一度のおめでたい日だから、マナーを守り、こだわりのご祝儀袋をたずさえて思い出に残る一日を迎えましょう！
こちらは一般的な「結び切り」のご祝儀袋。
「結び切り」は、一度結ぶとほどけないことから"一生涯結ばれる"という願いが込められており、結婚祝いのご祝儀袋として使われます。