ドライフラワーとお皿を合わせる時の3つのコツ
①花とお皿のコントラストを意識する
たとえば、白のドライフラワー×白皿では、ぼんやりした雰囲気になってしまいお互いの良さが生かせません。花が映えるコントラストを意識して、お皿選びをしてみましょう。白ベースの花材なら、「色」のあるプレートや、「黒」と合わせるとぐんと引き立ちますよ☆
②あえてお皿の余白をつくる
出典:unsplash.com
お皿にアレンジする時のコツは、たくさん飾りすぎず余白を作ること。ドライフラワーの魅力である、ニュアンスのある色合いや乾いた質感など、余白があることで際立ちます。
③まずは、1種類の花から始めよう
花器に飾るより、カジュアルに楽しめるお皿のディスプレイ。まずは1種類の花から始めてみましょう。ドライフラワーの傾きやこぼれた花びらも、自然にまかせることでナチュラルに仕上がります。「一番素敵に見える角度はどこかな♪」とアレンジしているひとときも幸せな時間に。
ドライフラワー×お皿の素敵なアレンジ
Dish1.ドライフラワー×白い陶器
あたたかみのある陶器とドライフラワーは好相性。白い器は、どんな種類の花とも馴染み優しく包んでくれます。同じ白でも、フォルムやデザインで印象が違うので注目してみて下さい。
愛らしいアンティーク皿
愛らしいアンティーク皿に、ふっくらとした小さな粒のミモザをコーディネート。シンプルなスタイリングなのに、ミモザのイエローが目に入るたび心が弾みます♪そっと添えたカードも、アクセントとして効いていますね。
シャープな器には、甘めカラーの花をセレクト
ディティールが目を惹く長方形のお皿は、シャープで大人っぽい印象に。甘めカラーのドライフラワーを合わせると、バランスがとれてぴったり!たくさんの種類の花も、同系色やグラデーションで揃えるとうまくまとまります。
テーブルコーディネートのアクセントに
出典:www.instagram.com(@__fleurblanche)
こちらは、存在感のある八角形のお皿に、南天をあしらった素敵なテーブルコーディネート。赤い実がアクセントになって、おしゃれで華やかな食卓になります。ドライになっても発色が綺麗な南天は、長く楽しめるのでオススメの花材◎。
コンポート皿で立体感を出す
脚付きの器・コンポート皿は、平面になりがちなディスプレイに立体感を生み出してくれます。器の縁にさりげなくバラを飾るだけで絵になりますね。アンティークカラーに変化していく姿も美しく見とれてしまいそう。
動きを出す「垂れ下がり」アレンジ
コンポート皿の高さを生かして、ドライアジサイのレイを垂れ下がるように置いてみましょう。動きが出て素敵なアレンジになります。グラデーションになったアジサイカラーが、白のプレートに映えて魅力がUP。
Dish2.ドライフラワー×色の器
白とはまた違った印象を楽しめる、色柄の器。青系のお皿は、寒色と暖色どちらの花にも合わせやすく重宝します。「このお皿にはどんな花が合うかな♪」と、器合わせを楽しんでみて。
優しい雰囲気の秋の一皿
賑やかな秋の一皿は、松ぼっくりや木の実に、千日紅のピンクがチャームポイント。水色のお皿が優しい雰囲気を作り出しています。材料集めに、お散歩や子供との公園遊びも楽しみの一つになりそう。
小ぶりな花には豆皿を合わす
(筆者撮影)
小ぶりな2種類のドライフラワーを、八角形の豆皿に飾ってみました。ミントグリーンの器が葉物とよく馴染み、ピンクの花を引き立てます。深さがある器のとき、花をそわせるように飾ると立体感が出るのでオススメ。
ストーリー性を感じるディスプレイ
出典:www.instagram.com(@__fleurblanche)
エレガントなデザイン皿と、可憐なバラの組み合わせが見事なディスプレイ。すっと伸びた茎や葉のシルエットが、マットなお皿の上で際立ちます。懐中時計をプラスして、アンティーク感漂う世界にうっとり。
ナチュラルな花束には黒で引き締めて
出典:www.instagram.com(@4quatre_yuu)
白とグリーンの爽やかな花々を、リボンで結んでミニブーケに。ナチュラルな花束には、ブラックのプレートできりりと引き締めてみましょう。一気に大人っぽいスタイリングになります。
Dish3.ドライフラワー×ガラスの器
ドライフラワーを軽やかに見せてくれる、ガラス製のお皿。主張しすぎず、花そのものの魅力を引き出してくれます。浅いものから深さのあるガラス容器まで、使い方次第でセンスアップ間違いなし!
花びらだけを集めたアレンジ
花びらだけを集めて、お気に入りの器に飾れば素敵なインテリアになります。お皿だけでなく、まわりに花を散らしておくのも真似したいアレンジ。天然の香りを楽しんだ後、アロマオイルを垂らしてルームフレグランスにしてもgood。
シャーレの複数使い
ドライフラワーを1種類ずつシャーレに入れるだけで目を惹きます。このときも、余白を作ることを忘れずに☆シャーレは複数並べることで存在感がアップ。窓辺に飾ると、光がきらきらと反射して、ガラス容器ならではの美しさも味わえますよ。
ガラス+キャンドルで季節感を取り入れる
月桂樹と赤い実のサンキライを、深いガラス容器にあしらってみましょう。まるでクリスマスリースのようで目にも楽しいアレンジ。飾りながらドライになっていくのを眺めるのも楽しみのひとつです。
真ん中にはキャンドルを置いて、時間帯によって部屋の景色を変えられるのがポイント。夕方からキャンドルを灯して、ゆったりとした居心地のよい空間を演出してみませんか?
詳しい作り方はこちら。
Dish4.ドライフラワー×木製トレイ
木製のお皿は、風合いや木目の表情がひとつひとつ違うのも面白いところ。美しく経年変化するドライフラワーと相性がよく、部屋にぬくもりをプラスしてくれます。
小物で遊び心もプラス
ドライになっても可愛いピンクカラーが残る千日紅。ユーカリと束ねて、木製のお皿にラフに飾ってみましょう。アンティーク小物と並べれば、まるで雑貨屋さんのような雰囲気に!
オータムカラーで品よくまとめる
ウッドプレートを使って、ガラスのオブジェと秋の実りを演出♪オータムカラーで統一しているので、品よくまとまっていますね。お家にいながら、季節を感じられると心が豊かに。
エアリーなリースで作る幻想的な世界
壁にかけることが多いリースですが、寝かせて飾っても素敵なんです。スモークツリーをメインに、ハーブと小花がMIXされたエアリーなドライリース。コンポート皿に置くと、幻想的な世界が部屋に広がります。
ブーケを立てた斬新なアレンジ
麻ひもで結んだラベンダーの花束を、木のプレートに立てて飾る斬新なアレンジ。茎をらせん状に束ねていくスパイラルブーケは、どこから眺めても美しいフォルムに仕上がります。覚えておくと様々な花材で楽しめそう!(下記の動画を参考に)
ガラスドームをプラスして特別感を
木製トレイにガラスドームをプラスすると、雰囲気のあるインテリアのアクセントになります。さりげなく置いた秋の落とし物も、演出次第で特別感が出るものですね。
Dish5.ドライフラワー×シルバープレート
ドライフラワーとシルバープレートの組み合わせは、異素材ならではの遊び心を感じられます。場所の雰囲気に合わせて、形をセレクトしてみて。
スタイリッシュはシルバートレイにお任せ
長方形のトレイに、ドライの実ものをディスプレイ。マットな光沢感があるシルバートレイは、無造作に置くだけでスタイリッシュに仕上がります。アクセサリーや好みのアイテムと一緒に並べれば、あなただけのお気に入りの空間に。
オールド感がアンティークを漂わせる
渋い色合いのオールド感と、可愛らしいフォルムのコントラストが魅力のトレイ。くすみカラーのアジサイとマッチしていますね。鍵モチーフの雑貨も加えて、アンティーク漂うスタイリングが完成。こちらのトレイは、ケーキの型でも代用できそう♪
Dish6.ドライフラワー×ベランダで使えるトレイ
ベランダでも手軽にドライフラワー×お皿のアレンジを楽しめます。植物や花のあるスペースを、部屋と同じように自分らしく彩ってみませんか♪
ベランダに馴染む「プランターの受け皿」
出典:ameblo.jp
(筆者撮影)
もともとベランダにあるプランターの受け皿なら、その場に馴染みやすく、ドライフラワーを飾ってもナチュラルに仕上がります。赤い実のヒペリカムや南天の実を無造作に置いて、ベランダの景色を楽しみました。受け皿は、求めやすい価格でおしゃれな物も出ているのでぜひチェックしてみて下さいね。
子供も喜ぶ!「紙皿」でラフに飾る
出典:ameblo.jp
(筆者撮影)
ベランダで使うお皿でもう一つオススメなのが、100均の紙皿。庭やベランダの草花などを、ドライフラワーにする過程でラフにディスプレイしてみましょう。落ちた花びらもそのままにして変化自体を楽しんで。割れる心配がない紙皿は、扱いやすく、子供とお花屋さんごっこなどをしても喜びますよ♪
ドライフラワーは花のアンティーク
ドライフラワーは花のアンティークのよう。フレッシュな花とはまた違った、儚さのなかにも自然の強さを感じられます。普段使っているお皿でのアレンジは、簡単&暮らしに溶け込みやすいのが嬉しいですね。むずかしいことをしなくても、シンプルに飾ることが、花そのものの美しさを再発見します☆
「awabi ware」のお皿は、優しい曲線が魅力的で、アンティークの雰囲気も併せ持っています。置いておくだけで空間が華やぐデザイン性のある1枚。