「避難経路」をシミュレーション。エリアごとに、動線を改善しましょう!
エリアごとの目的を明確にする
家の中での移動しやすい動線の確保が、いざというときスムーズに避難できるかどうか大事なポイントです。
そこで、部屋のレイアウトは、"ゾーニング"を意識してみましょう。
リラックスのためのソファ周り、食事をするためのダイニングスペース、仕事をするワークスペースなど、「何をする場所なのか」という目的を明確に。そこで使うモノを集中させることで、整理整頓しやすくまとまりのある空間になります。
整然としたお屋であることが、他のエリアへ移動する動線をスムーズにして、万が一のときの避難の助けとなります。
そこで、部屋のレイアウトは、"ゾーニング"を意識してみましょう。
リラックスのためのソファ周り、食事をするためのダイニングスペース、仕事をするワークスペースなど、「何をする場所なのか」という目的を明確に。そこで使うモノを集中させることで、整理整頓しやすくまとまりのある空間になります。
整然としたお屋であることが、他のエリアへ移動する動線をスムーズにして、万が一のときの避難の助けとなります。
各エリア・インテリア間に確保すべき幅は?
各エリアとエリアの間には、人がひとり歩けるくらいの幅(600mm)をメイン通路として設け、メイン通路を中心にインテリアをレイアウトするようにしましょう。
インテリアとインテリアの間に設ける幅は、ダイニングテーブルであれば、椅子を引いたときに必要な幅は75cm~80cmと言われています。
ソファとテーブルの間は30cm~50cmを目安にレイアウトすると、動作がスムーズに。
一見、防災とは関係なさそうに思えますが、このように生活動線に適した距離を設けることも、避難のときにも役立ちます。
インテリアとインテリアの間に設ける幅は、ダイニングテーブルであれば、椅子を引いたときに必要な幅は75cm~80cmと言われています。
ソファとテーブルの間は30cm~50cmを目安にレイアウトすると、動作がスムーズに。
一見、防災とは関係なさそうに思えますが、このように生活動線に適した距離を設けることも、避難のときにも役立ちます。
逃げ道となる玄関・ベランダへのアクセスを見直す
玄関へのアクセス
ベランダへのアクセス
家の中の「避難経路」は常に整えておく◎
玄関
くっつける・吊るす収納を利用する
ドアストッパーを付けておきましょう
階段
ベランダ
地震に強い「収納」のつくり方
割れ物や重たいモノは低い位置に収納する
モノのズレやすさを解消しておく
隙間を作らない収納に
すべりどめマットや整理ボックスを活用
蓋付き収納で散乱を防ぐ
背の低いインテリアを中心に揃えたい◎
「防災アイテム」はお家の中の避難経路に分散管理
玄関
2階
車庫や物置
パントリーには、ローリングストック以外にも防災備蓄を準備
防災を意識したら過ごしやすくなる!?
万が一の避難がスムーズに行えるよう、今回はお部屋の動線の作り方や避難経路を整えておくこと、災害に強い収納の見直し、避難経路上に防災アイテムを分散させておくことなど、4つの項目に分けてお届けしました。
防災という観点からお家を整えていくと、家事動線や収納の使い勝手が良くなり、案外生活しやすくなったと驚かれるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
防災という観点からお家を整えていくと、家事動線や収納の使い勝手が良くなり、案外生活しやすくなったと驚かれるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
まず始めに見直してほしい場所は、「玄関」です。
玄関は最もよく使う避難経路であるため、他のお部屋から玄関までのアクセスはもちろん、玄関に続く廊下への動線は広く確保しましょう。
床に直置きしているモノ、はみ出しているモノは片付けておくことも大切です。