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暮らしていく上で欠かせない掃除。「今まで何となくやってきたけれど、自分のやり方が正解なのか自信がない」「一生懸命しているつもりなのに思ったよりきれいにならない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?できるだけ時間と手間を掛けず、よりピカピカに仕上げるためには基本が大切。今回は、意外と知らない正しい手順やおすすめのアイテムをご紹介します。ポイントをおさらいして、日々の掃除に役立ててくださいね。
作業の内容は一緒でも順番が違っていると時間が掛かったり、あまりきれいにならなかったりしてしまう場合があります。掃除をするときは高い場所からおこなうのが鉄則。たとえばフローリングに掃除機を掛けたあとテレビにハンディモップを使うと、せっかくきれいにした床に、またホコリが落ちますよね。その結果やり直すことになり、余計な時間が掛かってしまいます。二度手間にならないよう天井や照明、エアコン、吊戸棚など高いところからスタートすることを忘れないようにしましょう。
掃除機や雑巾、モップなどは部屋の奥から手前に向かって使いましょう。汚れを取り除いたところを踏んでしまうと、足の裏のホコリやゴミが付いてしまう場合も。部屋の出入り口をゴール設定して進んでいけば、仕上がりの美しさがアップしますよ。
掃除をはじめる場所だけではなく汚れ具合もチェックして。いきなりホコリやゴミが溜まったところからスタートすると、すぐにモップや雑巾が真っ黒になってしまいます。何度も洗ったりシートを取り替えたりするのは面倒ですよね。比較的きれいな箇所から優先して掃除しましょう。
汚れの状態を気にせず、とりあえず湿った雑巾やフローリングシートを使っていませんか?乾拭きに比べると、より汚れを落とせそうな気がしますが場所によっては逆効果の場合もあります。集まったホコリが床にへばりついて他のところに広げてしまうことも。ホコリや泥など本来乾いているものは、そのままの状態で取り除くのがベターです。水拭きしたいときは掃除機で吸ったり、ハンディモップを使ったりしてからおこなってくださいね。
たとえば玄関の掃除をするなら、ホコリや泥が乾いている状態の日を選びましょう。雨などで湿っていると、くっついてしまい落とすのが大変です。大まかに取り除いておけば、そのあとの作業が楽になりますよ。
汚れが気になるからといって、いきなり洗剤をかけるのはNG。変色や脱色の原因につながったり、効果が半減してしまったりしてしまう場合があります。まずは使っても問題がないか材質を確認してくださいね。
食べこぼしや皮脂などで、すぐに汚れてしまうフローリング。手軽な方法で、小まめに掃除しましょう。まずはフローリングワイパーを使って、ゴミやほこりを一箇所に集めます。あとは、まとめて掃除機で吸い取るだけ。部屋全体に掃除機を掛けるより簡単です。
頑固な汚れには、要らなくなったポイントカードやクレジットカードが便利です。フローリングワイパーや掃除機だけでは取れない、食べカスなどをこそげ落としてくれます。すぐに処分せず、ぜひ普段の掃除で活用してみてくださいね。
意外と知らない正しい掃除機の使い方。自己流で素早く動かしたり、色々な方向へ移動したりしていませんか?最大のポイントはスピードです。「ゆっくり」を意識して床やカーペットに押し付けるイメージでかけてみてください。
「どの程度の速さで動かせばいいか分からない」という方は、こちらの動画を参考にしてみてください。自身が思っているよりも少し遅いくらいのスピードを意識して。
週一回を目安に拭き掃除をして、普段取れない汚れをリセットしましょう。掃除機やフローリングワイパーでホコリを取り除いてから、雑巾で拭いていきます。ぬるま湯3ℓに食器用洗剤10ml程度を混ぜたものを使いましょう。
カーペットの毛の中に入り込んだホコリや髪の毛。掃除機をかけるだけでは奥まで取り除けません。まずはタワシやゴム手袋を使って、かき出しましょう。優しく撫でるように擦るだけで汚れがごっそり。あとは毛を逆立てるように掃除機をかければOKです。溜まったホコリが目に見えるのが楽しくて頻繁に掃除したくなりそう。
毎日使うけれど、小まめに丸洗いするのが難しい布製のソファ。重曹を使えば簡単に気になるニオイと汚れを取り除けます。全体に粉のまま振りかけてから一晩放置し翌日に掃除機で吸い取るだけで、すっきりしますよ。
重曹は塩コショウなどを入れる容器に入れておくと、サッと振りかけられるので便利。こちらのボトルはスライド式なので片手で開け閉めできます。
山崎実業(Yamazaki) マグネット小麦粉&スパイスボトル タワー ホワイト
770円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
食べ物を扱うシンクは、いつも清潔な状態をキープしておきたいですよね。そのためには小まめな掃除が大切です。食器を洗い終わったついでなど、家事の中に組み込んで習慣化させるのがおすすめ。
シンクや排水口のパーツは食器用洗剤を付けたスポンジで擦ればきれいになります。溝など手が届かない細かいところは、古歯ブラシを使いましょう。蛇口はメラミンスポンジで磨くとピカピカに。最後にタオルで乾拭きして、水気を拭き取ることもお忘れなく。
細かい部分の掃除に活躍する古歯ブラシ。そのままの状態で使用してもOKですが、こちらの動画のように少しアレンジすれば力を入れやすくなり使い勝手がアップします。
シンクと同様、キッチンカウンターも基本の掃除方法は同じ。食器用洗剤を含ませたスポンジの柔らかい面を使って、円を描くように擦ります。直接洗い流せないので、最後に水拭きして洗剤を取り除きましょう。水切りワイパーを使って泡を減らしておくと楽ですよ。
油汚れには重曹スプレーがおすすめ。キッチンペーパーの上からスプレーして放置した後、スポンジで軽くこすればきれいになります。台所以外の掃除にも使えるので作っておくと便利です。
スポンジだけでは落とせない、五徳や魚焼きグリルなどの頑固な汚れには「マジックリン」がおすすめ。あらかじめ竹べらやプラスチックカードで、大まかに汚れをこそげ落としておくとスムーズに落とせます。洗剤を全体に吹きかけ、約2時間放置すれば汚れが柔らかくなりますよ。
マジックリン ハンディスプレー 400ml
290円〜(税込)
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本格的な揚げ物をしなくても、キッチンの壁には油が飛び散っています。そのまま放っておくと壁がベタベタになり、大掛かりな掃除が必要になることも。重曹スプレーを吹きかけてキッチンペーパーかタオルで拭きとれば、すっきり。「調理が終わったらサッと拭く」など決めて習慣にしましょう。
毎日掃除したいバスタブ。入浴直後なら洗剤を使わなくても、ぬるま湯だけできれいになります。「最後に入った人が浴槽を洗う」と家族の中でルールをつくっておくと効率的です。とはいえ「残り湯を翌日に洗濯で使う」という人もいるでしょう。お風呂に入ってすぐに掃除をしない場合は、中性洗剤を含ませたスポンジで洗ってください。栓の周りなど細かい場所には歯ブラシが便利です。
排水口は一日だけでも、結構な量の髪の毛が溜まります。バスタブの掃除とセットで毎日お手入れするのが理想的。まずはビニール手袋やティッシュを使って、毛をつまみ取ります。つぎに排水口を歯ブラシで擦って、入り込んだ汚れを取り除きましょう。気になるニオイには重曹スプレーがおすすめ。吹きかけてから一晩おいて流せば、さっぱりします。
鏡の頑固な水垢は専用アイテムを使って手早くきれいに
鏡の掃除も基本的には洗剤を付けたスポンジで擦ればOK。けれど「しばらく掃除をしていなくて、水垢が溜まってしまった」という場合もあるでしょう。専用のアイテムを使えば簡単。あっという間にピカピカになるので、蛇口やシャワーなど色々な場所をきれいにしたくなるはず。
3M お風呂掃除 水あかクリーナー すごい鏡磨き ストロング スコッチブライト
630円〜(税込)
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洗面器や手桶、椅子、おもちゃは、まとめてつけ置きすれば簡単です。残り湯に270g程度の重曹を混ぜて溶かし、小物類を入れます。そのまま一晩浸し、スポンジで擦ればピカピカに。週一回を目安におこないましょう。一緒にバスタブも掃除できるのが嬉しいですね。
シャワーヘッドは一見きれいに見えますが、意外と汚れているもの。週一回くらいの頻度でお手入れするのが理想的。洗面器などに水200mlとクエン酸小さじ1杯を混ぜたら、ヘッドを浸します。30分~1時間程度おいた後、歯ブラシやスポンジでこすりましょう。先端の小さな穴の汚れは、竹串を使うときれいに取れますよ。
きちんとお手入れしていても浴室は湿度が高く、カビが生えやすい場所です。日々の掃除に加えてスクイージーで小まめに水を取り除いたり、常に換気扇を付けっぱなしにしたりするなどの対策も大切。こちらはタオルハンガーに掛けられるので場所を取らず、思い立ったときサッと使えます。無駄のないスタイリッシュなデザインも魅力です。
Tidy (ティディ) スキージーミニ ウォームホワイト
1,191円〜(税込)
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出典: トイレの便器の中は小まめに掃除しておくと、汚れが付きにくくなります。使ったついでにサッとブラシで擦るだけなら1分程度で完了します。
トイレ掃除は一度にまとめてやろうと思うと、面倒になりがち。「今日は便器、明日は床」など一日一箇所に絞って、分けておこなえばハードルが下がります。こちらはトイレットペーパーに吹きかけて使うクリーナー。目に見えるところに置いて小まめにお手入れしましょう。
ルック まめピカ 抗菌プラス トイレのふき取りクリーナー 210ml
278円〜(税込)
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手が届きにくい、便器のフチ裏は古歯ブラシでこすって汚れを落としましょう。なかなか落ちない頑固な尿石には、クエン酸パックがおすすめ。トイレットペーパーを内側に貼り、スプレーを吹きかけて30分~2時間程度おきます。あとは、そのまま流すだけ。放置している間に他の場所を掃除するなど、時間を有効に使えます。
洗面ボウルは、手を洗ったり歯を磨いたりと使用頻度が高いため汚れやすい場所です。毎日スポンジで擦り洗いして、清潔な状態をキープしましょう。汚れが気になるときはお風呂用の洗剤を使っても。洗顔のついでにササッと掃除すれば、億劫にならず続けられそうですね。
出典: 鏡や蛇口はマイクロファイバークロスで拭きましょう。毛羽が残らずピカピカに仕上がります。白く曇った汚れが取れ本来の輝きが戻れば、洗面所全体が明るい印象になりますよ。
なかなか落ちない水垢にはクエン酸スプレーが効果的。満遍なく吹きかけたあと15分以上放置すれば、簡単にきれいになります。
最初に人を迎える玄関は、清潔感がありホッとできる場所でありたいですよね。きれいな状態をキープするなら、掃き掃除と拭き掃除は週1回程度おこなえるとベストです。
出典: 靴箱を掃除するときは、一旦すべての靴を出してからホコリを取り除きます。ハンディタイプの掃除機やコンパクトなモップが便利です。大まかに汚れを落としたら、固く絞った雑巾で中を拭きます。仕上げにアルコール除菌スプレーをすれば、さらにグッド。中に新聞紙を敷くと、早く湿気がとれますよ。
出典: 外出中は靴箱の扉を開けた状態にしておくなど小まめに風を通せば、ニオイや雑菌の予防につながります。
植物成分由来で、安心して使えるアルコール除菌スプレー。ペットや子供がいるご家庭にもおすすめです。海外のホテルに置いていそうなパッケージがおしゃれ。玄関に出しっぱなしでも生活感がありません。
fafra ボタニカル除菌消臭ミスト(無香料) 300mlスプレー
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土足で出入りする、たたきは泥で汚れやすい場所。靴箱と同じように掃除機や箒で大まかに汚れを取り除いてから、拭きましょう。
「色んな掃除用具があり、どれを選べば良いか分からない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?いきなり、あれもこれも購入しなくてOK。まずは掃除機やペーパーモップ、ハンディモップ、雑巾、スポンジ、ブラシなど必要最低限のアイテムを揃えましょう。毎日の掃除の中で「ここはもうちょっと楽にきれいにしたいな」と感じる場所に、必要に応じて便利グッズをプラスするのがおすすめです。
忙しい人こそ小まめな掃除を心掛けましょう。汚れを溜めてしまうと落とすのに時間が掛かってしまいます。毎日5分でも構いません。隙間時間を活用したり、家事のついでに掃除したりするなど生活の中に組み込んで。
テレビを見ながらソファの髪の毛をコロコロで取り除いたり、洗顔のついでにシンクをスポンジで擦ったりするなど、ちょっとした時間を上手く使いましょう。
出典: 使う場所に道具をセットしておけば、思い立ったときにすぐ掃除できます。出しっぱなしでも絵になるグッズを選んで、気分もアップさせてみては?
出典: ペットのようなモフモフの質感が愛らしいダスター。柔らかい素材なので、大切な家具や家電にも安心して使えます。お気に入りの道具があれば、掃除の時間が待ち遠しくなりそうですね。
「なかなかモチベーションが上がらない」「毎日続けられない」という人は、ハードルを下げてみて。広い範囲を集中して掃除しようと思うと、エネルギーが必要です。まずは小さなスペースからはじめましょう。今日は浴室の鏡、その次はキッチンのカウンターなど「ここならできそう」と思える場所から取り組んでみてはいかがでしょうか?
やる気が出ない原因の一つとして「部屋が散らかっている」ことが挙げられます。あちこちに、ものが置きっぱなしだと他の場所に移動させてから掃除機やモップを掛けなければなりません。持ち物の数を減らしたり、床に付かないよう吊るす収納にしたり、一時置き場を作ったりすればスムーズ。一つでも工程を減らせば、掃除のハードルがグッと下がるはずです。
たとえばキッチンなら、三角コーナーは置くのをやめてみましょう。生ゴミはビニール袋にまとめてその都度捨てるようすれば、掃除が楽になります。
掃除の基本をマスターすれば手間と時間を掛けずに、より美しく仕上がります。今回ご紹介した順番や間違いやすいポイントを押さえたら、自身のライフスタイルに合うようアレンジしてみてください。しばらくすると「掃除しなくては」と思わなくても自然と体が動くようになるはず。小さな積み重ねが、きれいな空間を保つためのポイントです。ピカピカのお部屋で心地よい毎日を過ごしてくださいね。
頑固な汚れには、要らなくなったポイントカードやクレジットカードが便利です。フローリングワイパーや掃除機だけでは取れない、食べカスなどをこそげ落としてくれます。すぐに処分せず、ぜひ普段の掃除で活用してみてくださいね。