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アロマは、現地の凝縮された植物の香りを、どこにいても楽しむことができます。大きな荷物を抱えて、長時間かけて実際に海外へ行くことも最高な体験ですが、なかなか難しい状況の場合、異国の香りをそのまま味わうことで、アロマ旅行として楽しむことができます。「今日はどこへトリップしようか」精油を選ぶ、新しい楽しみ方をご紹介します。
間違えやすいのが、産地と原産地。原産地はその植物自体が最初に育った場所です。産地は、現在精油が主に作られている場所。数か所の場合が多いです。例えば、マンダリンはインド原産ですが、現在の主な産地はイタリアやスペインです。ベルガモットは、原産地も現在の産地もイタリアです。アロマ旅行を楽しむためには、どちらを参考にしても構いませんが、違いは覚えておきましょう。
旅先と原産地や産地が、一緒である必要はありません。例えば、アジアらしさを感じたいと、キンモクセイやヒノキに、イタリア産のベルガモットを加えても構いません。人によって出会ってきた香りや、イメージする情景は異なります。自分の見てきた、感じてきたイメージを優先し選んでいきましょう。
精油を選ぶ時は、夜は鎮静作用のあるものを、朝はリフレッシュや活力が出るもの等、時間帯によって選ぶことが多いです。さらにその時の気分なども合わせて、好みの香りを選ぶことが主流ですが、今回の目的は「旅」。旅行中は、時差があったり、気分も関係なしに現地の時間は流れていきます。普段とは違った、その土地らしさを優先して選んでみましょう。
香水の街グラースがあるフランスは、社交界で香水が流行ったりと世界の香りの発展に大きな影響を与えてきました。美食の街でもあるおしゃれな国。ラベンダーの聖地でもありますが、様々な香りを合わせて香水のような楽しみかたをするのもいいでしょう。
元々はプロバンス地方で自生していたラベンダー。グラースの街でもフレグランスとして大量に使われてきました。ヨーロッパではなじみ深い万能ハーブ。ラベンダー精油のピローミストはルームフレグランスとしても使うことができます。夜に使われる事が多いラベンダーですが、休日の昼間は部屋へ使い、フランスへ飛んでみましょう。
カリス成城 ピローミスト 夜にゆったり ラベンダー、オレンジ 50ml
1,320円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ローズはトルコやブルガリアで多く採れますが、フランス産も有名です。ローズ精油は高価でなかなか手を出しにくいためローズウォーター(ローズの芳香蒸留水)を使うと良いでしょう。芳香蒸留水は精油を作る過程でできる副産物で、精油もまじっているため香りもほんのりとあります。お風呂に入れたり、化粧水前に塗ったり、ルームスプレーとして使うことができます。マリーアントワネットも愛した香りを楽しんでみましょう。
フローラルウォーター ローズダマスク200ml(樹脂ボトル)
1,925円〜(税込)
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最古の香水である「ケルンの水」が作られたのはイタリア。その原料はイタリア産のベルガモットでした。強い日差しと、海風によって育つ植物たちは、元気があり陽気です。イタリア料理を連想させるハーブや、市場から香る柑橘、庭園のフローラルなど楽しみ方は様々。活力あふれるイタリアへのアロマ旅行はいかがでしょうか。
強い日差しと海からの風を感じて、果実たちが喜ぶイタリアは、活力あふれる雰囲気。海辺を散歩しながら、レモンジェラートを食べると最高です。レモンに、イランイランやベンゾインなどをブレンドしてもイタリアらしい香りとなります。バカンスを思わす華やかさが、引き立ちます。手持ちの精油との相性も確かめてみましょう。
プラナロム エッセンシャルオイル レモン 10ml
2,970円〜(税込)
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もぎたてのベルガモットと、フレッシュなミントが爽やかなハンドクリーム。ニールズヤードのハンドクリームは精油を使用しながらも、香りがほどよく残るためおすすめ。合成香料にはない自然なみずみずしさがあります。イタリアらしいベルガモットと、ガーデンにいるようなミントで異国を感じてみてはいかかでしょうか。
ニールズヤードレメディーズ ガーデンミント&ベルガモットハンドクリーム
3,300円〜(税込)
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オーストラリアは、原住民族がティートリーの葉を治療に使っていたことで有名です。植物や動物を愛する国であり、様々な植物を堪能できるでしょう。また、日本とは季節が逆になるため、違った季節を楽しむこともできます。使いきれなかった季節違いの香りもオーストラリアへのアロマ旅行で使ってみるといいでしょう。
オーストラリアではユーカリとティートリーの木が有名です。どちらも治療に使われたほど作用が高い植物ですが、香りが強いため生活に取り入れるのは難しい種類でもあります。バームとしてうまくコスメにしてくれるのがニールズヤード。ユーカリバームという名称ですが、ティートリーやローズマリーなど清涼感があるハーブも配合されているため、清々しい草原を思わせます。鼻の周りや胸元に塗って使うため、花粉症の時期にもぴったりです。
ニールズヤードレメディーズ ユーカリバーム10g 清涼感あるユーカリの香り
2,000円〜(税込)
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プロでも知らない人が多いのが、オーストラリア産のロザリーナという精油。ユーカリとラベンダーを合わせたような香りがする、ティートリーに似た植物です。ハーブ感を強く感じ、清涼感もあります。珍しい精油のため、ブレンドせずにこのままを味わうことをおすすめします。飽きてきたら、オレンジ・スイートなどの柑橘系や、フランキンセンスなどの樹脂などとブレンドさせるといいでしょう。
ロザリナ (ラベンダーティートリー) 5ml インセント エッセンシャルオイル
935円〜(税込)
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中国への旅は、東洋らしさを演出するのに向いています。和の香りと近いためなじみ深いですが、いつもより少し量を増やしたり、産地を中国だけにしたりと、違った楽しみ方をすることで、日本の香りとの違いが出ます。中国らしい美しさや妖艶さを楽しんでみましょう。
キンモクセイ精油は中国が主な産地です。日本のアロマ専門店では精油が販売されていますが、抽出が難しいため高価です。秋を感じる甘くて少し切ない香りのバスミルクで、落ち着いた休日を過ごしてみましょう。
バスミルク キンモクセイ 250ml
4,100円〜(税込)
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別名は「八角」。中華料理のスパイスや生薬としても使われる果実がスターアニスです。ピリッとした少し甘さのあるスパイシーな香りがするため、主役ではなくブレンドに少し足すとまとまります。「量は少なく」がポイントです。まさに中国らしい香りとなるため、ディフューザーで部屋に広げて、ウーロン茶やジャスミン茶と楽しんでみましょう。
プラナロム (PRANAROM) 精油 スターアニス 10ml
4,070円〜(税込)
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どこへでも行けてしまうアロマ旅行。気軽に楽しめる新しい精油の選び方ですが、産地を覚えるきっかけになったり歴史を知ったりすることもできます。歴史や成分知識はアロマの中でも難しい分野。アロマ旅行をすることで、知識まで入るため、おすすめです。難しく考えると楽しめなくなるので、旅行中は存分に楽しんでください。さぁ、次の休日はどこへ旅しますか?
元々はプロバンス地方で自生していたラベンダー。グラースの街でもフレグランスとして大量に使われてきました。ヨーロッパではなじみ深い万能ハーブ。ラベンダー精油のピローミストはルームフレグランスとしても使うことができます。夜に使われる事が多いラベンダーですが、休日の昼間は部屋へ使い、フランスへ飛んでみましょう。