「お休み絵日記」は、休みの間に起こった出来事だけを描く絵日記。お休み中の余裕のある時に、楽しかったこと、嬉しかったことを記録してみましょう。絵日記を書くのも楽しみの一つになって、お休みの日がもっと待ち遠しくなります。

余裕があればごはんだけでなく、うつわやテーブルコーディネート、店内の様子なども一緒に描き留めておきましょう。店員さんから説明されたことを覚えていれば、文章として残しておくのもおすすめ。後でその感動を思い出しやすくなりますし、自分が料理をするときの参考にもできます。

写真や動画では分からない、あなたが感じた気持ち、ちょっとした会話、空気のにおい。絵と文章で表現する旅絵日記なら、そうした別の視点から旅を切り取ることができます。旅で感じた楽しいことも、起こったトラブルも、絵日記で読み直せば素敵な思い出になりますよ。

数日ごとや一週間ごとに植物絵日記として記録をつけておけば、小さな変化にも気づきやすくなります。さらに時間の変化とともに植物が成長している様子がよく分かって、もっと植物がいとおしく感じられますよ。

毎日は難しいかもしれませんが、週末にまとめて記録するのもOK◎家計簿と合わせてお買い物絵日記をつけてみれば、無駄遣いもなくなっていくかもしれません。

絵日記では、起こった物事を絵で表現するため、よりリアルに記憶を思い出すことができます。その時の気持ちや経緯を絵の近くにメモしておくと、読み返した時にもっと楽しめるはずです。

シーンだけでなく、その時飛び交った言葉や、誰かに言われた言葉が思い出される場合もあります。そういう言葉も、シーンと合わせてしっかり残しておきましょう。後で振り返ったとき、当時は気づかなかったことに気づいたり、違う意味を見い出せたりするかもしれませんよ。

心象絵日記は、抽象画のようにあなたの心を表現するもの。現実にあった物事を忠実に再現する必要はなく、ただ自分の心に耳を傾けることができれば大丈夫です。「私の心は、今こんな色と形をしているのか」そんな気付きをくれる絵日記です。

例えば仕事で失敗した時、「辛い」という気持ちを円グラフにし、90％分色を塗ります。別の日、楽しみにしていたケーキが売り切れだったとして、「辛い」は50％くらいでしょうか。こうして自分の心を数値化することで、自分の感情をしっかり解消し、うまく気持ちを切り替えられるようになるかもしれません。

スパンはひと月、一年など、長くてもかまいません。ポイントは、ただ将来のことを絵として描くだけでなく、そのために自分は何ができるのかも残しておくこと。絵日記で自分の将来をしっかりイメージすることで、自分がめざしたい方向へ少しずつ前進していくはずです。