心の重荷を増やしていませんか?
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悩みや迷いを増やすような考え。必要以上にものごとを抱え込むこと。自分を苦しめるだけの悪習――。
このどれもが心の重荷を増やすことです。しかし、わたしたちは無意識にこれらのものをため込む癖があります。
もっと軽やかに生きていくためには、「引き算」を意識することが大切です。
このどれもが心の重荷を増やすことです。しかし、わたしたちは無意識にこれらのものをため込む癖があります。
もっと軽やかに生きていくためには、「引き算」を意識することが大切です。
やめる「引き算」
自己嫌悪や悩み、迷い、不安でつらい気持ちになっていませんか。それらはみな、自分の心が作り出すものです。
完全になくすことはできなくても、心が軽くなる考え方や行動に変えていくことはできます。
完全になくすことはできなくても、心が軽くなる考え方や行動に変えていくことはできます。
他人軸
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他人軸とは、誰かと比べたり、人の目を気にしたり、他人を基準にした考え方のことです。他人軸では自分らしさを失い、息苦しさを生みます。
「みんなこうだから」「親がこうしろって言うから」ではなく、「わたしはこうしたい」「わたしはこう思う」へ。自分軸へと変えていくのです。
「みんなこうだから」「親がこうしろって言うから」ではなく、「わたしはこうしたい」「わたしはこう思う」へ。自分軸へと変えていくのです。
完璧主義
仕事も家事も完璧を目指そうとする。その意志や努力は素晴らしいものです。しかし、完璧な状態は長続きしません。世の中のものは常に変化し続けるからです。
二者択一の考え方も同様です。いつも必ず正解があるわけではありません。ほどほどのところでよしとすることも、ときには必要なのです。
二者択一の考え方も同様です。いつも必ず正解があるわけではありません。ほどほどのところでよしとすることも、ときには必要なのです。
先送り
いつかやろう、そのうち手を付けよう。そう思って先送りしていることはありませんか。いつも頭の片隅にあって、すっきりしないのではないでしょうか。
思い立ったらすぐに行動します。できなければ小分けにして、そのうちのひとつでも着手することです。そうやって小さな達成感を積み重ねていきます。
思い立ったらすぐに行動します。できなければ小分けにして、そのうちのひとつでも着手することです。そうやって小さな達成感を積み重ねていきます。
減らす「引き算」
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「足し算」は簡単です。放っておいても、物はどんどん部屋に入ってきますし、情報も洪水のように押し寄せてきます。
それは本当に必要なのか、選別すること。減らす「引き算」を意識することで、もっと身軽になることができます。
それは本当に必要なのか、選別すること。減らす「引き算」を意識することで、もっと身軽になることができます。
所有物を減らす
身動きをとるのにも苦労するほど、不要なものに部屋を占領されていませんか。自分の部屋なのに居場所がなかったり、じわじわとストレスを感じたり……。
自分を幸せにしない所有物は、どんどん間引きます。モノに支配されない自由を手に入れるのです。
自分を幸せにしない所有物は、どんどん間引きます。モノに支配されない自由を手に入れるのです。
タスクを減らす
ずっと消化されないタスクに、分刻みのスケジュール。時間に追われ、心がほっと落ち着く暇もない。それは、タスクの詰め込みすぎです。
自分のからだは一つしかありません。できることは限られているのです。タスクや予定は、自分にしかできないものだけに厳選します。何もない時間、予定のない休日をつくるのです。
自分のからだは一つしかありません。できることは限られているのです。タスクや予定は、自分にしかできないものだけに厳選します。何もない時間、予定のない休日をつくるのです。
情報を減らす
スマホひとつでなんでもできる時代です。その反面、常につながっていないと不安になったり、すぐに返信しなければと駆り立てられたりもします。
放っておくとどんどん入ってくる情報は、意識的にシャットアウトしなければなりません。スマホから離れ、心を空っぽにする時間をもつのです。
放っておくとどんどん入ってくる情報は、意識的にシャットアウトしなければなりません。スマホから離れ、心を空っぽにする時間をもつのです。
反応を減らす
すぐにイラっとしたり、過剰にはしゃいだり、感情的にならないこと。振り子が大きく揺れれば、その分、反対側にも大きく揺れてしまうからです。
いちいち反応することを減らします。ものごとに一喜一憂せず、つねにニュートラルな状態にいることが理想です。
いちいち反応することを減らします。ものごとに一喜一憂せず、つねにニュートラルな状態にいることが理想です。
手放す「引き算」
答えの出ないことを考え続けたり、自分を責めるようなセルフトークを延々と続けたり。ずるずるとネガティブな考えにとらわれ、抜け出せなくなります。
これらの悪習は手放し、その代わりに、ポジティブになれるような習慣に置きかえていくのです。
これらの悪習は手放し、その代わりに、ポジティブになれるような習慣に置きかえていくのです。
考えすぎること
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寝る前にその日の大反省会をしたり、心配ごとで眠れなくなったり。夜の考えごとは、ついネガティブになりがちです。
夜は感謝でしめくくりましょう。いやなことがあったとしても、それでも一日無事すごせたことに感謝します。考えごとは、頭がすっきりしている朝の自分に任せるのです。
夜は感謝でしめくくりましょう。いやなことがあったとしても、それでも一日無事すごせたことに感謝します。考えごとは、頭がすっきりしている朝の自分に任せるのです。
執着する心
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過去の出来事にとらわれたり、自分を苦しめるセルフトークが止まらなかったり、ストレス発散のための浪費や不健康なことがやめられなかったり……。
執着する心を手放すには、自分の外側に出してあげることです。効果的なのは、紙に書き出すこと。距離を置いて、自分を見つめ直せるようになります。
執着する心を手放すには、自分の外側に出してあげることです。効果的なのは、紙に書き出すこと。距離を置いて、自分を見つめ直せるようになります。
ないものねだりをしない
自分には足りない能力やスキル、容姿や育った環境、仕事やお金……。ないものを数えると終わりがありません。すべてを持ち合わせることは、不可能だからです。
欠けているものとらわれるのではなく、既にあるものに目を向ける。今ある能力を伸ばしたり、さらに磨きをかけたりすれば、もっと自分に自信が持てるようになります。
欠けているものとらわれるのではなく、既にあるものに目を向ける。今ある能力を伸ばしたり、さらに磨きをかけたりすれば、もっと自分に自信が持てるようになります。
「引き算」で心軽やかな毎日に
「引き算」の生き方をご紹介しました。
やめる・減らす・手放す の3つの方法で、もっと身軽になりましょう。
そうすれば、あなたの毎日が、軽やかでいい日へと変わっていくはずです。
やめる・減らす・手放す の3つの方法で、もっと身軽になりましょう。
そうすれば、あなたの毎日が、軽やかでいい日へと変わっていくはずです。