浮き沈みの激しい自分にさよならしたい
大丈夫。ほんの少し意識するだけで、自分の感情をコントロールできるようになれるはずです。
感情の起伏が激しくなってしまう原因とは?
何事にも全力投球
自分に自信がない
他人の視線や言葉を必要以上に気にしてしまったり、少しの失敗で深く落ち込んでしまったり…。そんな人は自己肯定感が低くなっているかもしれません。無意識に「私なんて」と自分を否定しがちな人はネガティブになりがちです。反対に自己肯定感が高いといつも心が満たされているため、何事もポジティブに捉えることができるのです。
自分を見せるのが苦手で人に頼れない
自分を知られることを極端に拒んでしまうタイプの人は、人との間に壁をつくることで自分を守ろうとします。一種の自己防衛のように思えますが、常に警戒心を張り巡らせているため、心に余裕がない場合が多いようです。
また、壁をつくってしまうがゆえに、悩みがあっても周りに助けを求めることができないのです。そして、どんどん心に余裕がなくなり、感情的になりやすくなってしまうのです。
感受性が豊かで周囲の環境に影響されやすい
感受性の強い人は、周りの人が悲しんでいたり怒ったりしていると、自分までつられて感情が不安定になってしまいます。
他人からすればごく些細なことでも過敏に反応してしまい、疲労感を感じやすくなることも…。他人の気持ちの変化に敏感に反応できることはいいことなのですが、敏感がゆえに感じるストレスもたくさんあるはずです。
平和で穏やかに過ごすためにしたい5つのこと
1.感情を文字に起こしてみる
自分に余裕がないなと感じる人にぜひ実践してほしいのは日記を書くこと。ぶつけどころのないネガティブな感情も、文字に書き起こすことでストレス発散になりますよ。
色々と考えながら書いてしまうと、そのときの感情を思い出してさらにストレスを感じてしまう場合があります。そんなときは別の紙に書くだけ書いて、ネガティブな感情と一緒にゴミ箱にポイしてしまいましょう。これは特に感情的になっているなと感じた日も同じ。案外スッキリしますよ。
2.ゆっくり、深呼吸
負の感情が湧いてきてしまったとき、自分と周りの温度差によってさらに感情が高ぶってしまう場合があります。そんなときは少しの間だけその場を離れて、落ち着きをとり戻すことが効果的。人は強いストレスを感じると呼吸が乱れがちになり、息を吸う回数が増え、息を吐く回数が減ってしまいます。
浅い呼吸は肺の一部にしか酸素が行き届かず、ますますストレスを増幅させてしまいます。感情が高ぶっているときは深呼吸をし、心と身体をリラックスさせてあげましょう。感情を自分でコントロールすることができれば、些細なことでイライラしたり、激しく一喜一憂したりと繰り返すことがなくなり、安定して心が穏やかになるはずです。
3.生活習慣を見直してみる
自分の感情をコントロールする上で大切な規則正しい生活習慣。人は生活習慣が乱れていると、情緒も不安定になりがちです。しっかり睡眠時間を確保し、なるべくバランスのよい食事を摂ることで心のバランスも整いやすくなります。
また太陽光を浴びると、感情や精神面、睡眠など人間の大切な機能に深く関係している、しあわせホルモン「セロトニン」が増えると言われています。天気のよい日には積極的に外に出て、ウォーキングなどの軽い運動を取り入れてもいいでしょう◎
4.完璧を目指さずに今の自分を認めてあげる
人には必ず気分やコンディションの上がり下がりがあり、常に完璧な自分でいることはできないものなのです。理想の自分であり続けたいと思うがあまり、できない自分を否定してしまうと、さらに落ち込みは加速してしまいます。
気分のアップダウンは誰にだってあること。うまくいかない日だってあるよね。こんなふうに自分自身を認めてあげることが大切なのです。自分の人生なのに周りの評価ばかり気にしていてはもったいないですよ。常に自分を優先に、自分を大切にしてあげましょう。
5.自分に合った気分転換の方法を見つける
仕事、恋愛、人間関係、楽しいこともあれば辛いこともあるはず。毎日全力で過ごすあまり、気付いたら自分の時間がなくてぽっかり穴のあいた感覚になってしまうことありますよね。そんなときは、好きな音楽を聞いたり、いい香りに包まれたり、読書をしたり。自分がリフレッシュできる時間をつくることが大切です。
自分の好きなことがわからない人におすすめなのが読書。ポジティブな言葉や励まされる言葉を見ることで、気持ちが軽くなります。言葉は「言霊」。前向きな言葉に触れていれば、あなたの心も前向きになるはず。ネガティブ思考になりがちな人は、ぜひ試してみてくださいね。
真面目な性格で、完璧主義。手を抜いていい場面でも全力で物事に取り組んでしまっていませんか? しかし、何もかもを完璧にこなそうとすればするほど、うまくいかなかったときのダメージが大きくなってしまいます。自分はこうすべきだ!と自分ルールを頑なに守ろうとして自分を追い込みすぎているのかもしれません。