植物は、静かにそっと寄り添ってくれる存在
気がついたら、ため息が出てしまう。体調を崩す前にリセット
ベルガモット
ラベンダー
ラベンダーのおすすめ
ラベンダーのおすすめは、フロリハナのオーガニックラベンダー。アロマオイルにはオーガニックのものがありますが、香りのパワフルさが全く違います。オーガニックだと数百円高くなりますが、それだけの価値があります。フロリハナはプロヴァンス地方に蒸留所があるブランドで、精油は缶に入っています。光による劣化を防ぐため保管に便利です。香りの本場ヨーロッパのブランドだからこそ、チャイルドロックもあり、家族のことも考えられています。
イライラ・余裕がないときはハーブで落ち着こう
ベチバー
ストレスや緊張で気を張り詰めている時、最もおすすめなのがベチバーです。土とレモンを思わせる、重くて少し甘い香りがします。土っぽさが苦手な場合は、オレンジやラベンダーを合わせると使いやすいでしょう。インドでは「安静の油」とも言われるほど、地に足をつけて落ち着きを取り戻してくれる植物です。外出先で一度気持ちをリセットするために、ハンカチに1滴垂らして持ち歩くと良いでしょう。ハンカチはシミにならないよう、白い布は避けてください。
ベチバーのおすすめ
日本でアロマを広めるために、最も活躍したニールズヤード・レメディーズ。現在日本でのアロマテラピーはイギリスの方法が多く、そのイギリス本場で最も有名なアロマ専門店がニールズヤードです。このベチバーはオーガニックのもの。爽やかな香りから始まり、その後にパワフルなウッディや土の香りとなります。ブランドによっては重くなりすぎるベチバーですが、これは爽やかさが強いためおすすめです。
スイートマジョラム
イライラした時、気持ちを静めたい時におすすめなのがスイートマジョラム。少しスパイシーなハーブ調、甘さもある香りです。緊張を緩めて、ホッと自分へ返ることができます。瞬間的にイラッとした時は、部屋へ駆け込みスイートマジョラムのフタを開け、そのままゆっくり深呼吸するだけでも大丈夫。イライラした自分を責めないであげてください。
自分なんて…落ち込むときは自信を取り戻すアロマオイル
ジャスミン
ジャスミンはクレオパトラが愛した花。あらゆるアロマの中でも特に気持ちを高めてくれる花です。心の支えとなり、気持ちを上げてくれ自信も与えてくれます。機械で一気に収穫するハーブとは違い、女性たちが朝から手でひとつひとつ丁寧に収穫をしています。華やかでアジアらしい香りのため、日本人に人気の香り。アロマディフューザーや、リードディフューザー(スティックタイプ)で常に部屋に香らせると良いでしょう。
サンダルウッド
サンダルウッドの和名は白檀。古くからお香として使われてきた木です。50年ほど経ってから、初めて香りが採れる植物。人間と同じく成熟するまでに時間がかかるのです。早く答えを出そうと頑張りすぎてしまう人や、自己を見つめたい人に向いているでしょう。心を鎮めてゆったりと深呼吸することができます。香りは、重たく深みがある木の香りで、最もブレンドに向いています。ジャスミンとの相性も抜群のため、一緒にお部屋に拡散させることをおすすめします。
サンダルウッドのおすすめ
サンダルウッドは絶滅が危惧される植物で、主産地のインドでは政府に管理されています。そのため近年ではオーストラリア産のサンダルウッドが多くなってきました。インセントでは古くから使われるインド産を手に入れることができます。インセントは世界中の良質な精油を、お手頃な価格で販売しているブランド。高価な精油を試したいときは、インセントで挑戦してみると良いでしょう。
フランキンセンス
古代エジプトから「薫香」として行事に使われてきたフランキンセンスは、木の樹脂から採れるもの。爽やかでほんの少しシトラスも交じった、スパイシーな木の香りがします。浄化の香りとされ、瞑想やヨガなど自分と向き合うことに向いています。自信をなくして落ち込んだ日には、心に元気を与えてくれます。3分でも良いので、フランキンセンスを香りながら、他人ではなく自分と静かに向き合う時間を作ってみましょう。
心の傷には、深い愛と花々を
ローズ
ゼラニウム
ローズと同じ成分が入っているゼラニウムは、不安やストレス、気分の落ち込んでいる時に向いています。全体的なバランスを取ってくれるため、ホルモンによる疲れにも最適。フルーティーで甘みもあり、ローズの香りもありますが、葉から抽出しているため少し青みもあります。バスルームや洗面所に、小皿に2~3滴垂らしておくとホッと一日の疲れを癒すことができます。
ゼラニウムのおすすめ
フランスのプロヴァンス地方に蒸留所をもつフロリハナは、オーガニック製品にこだわり、多くの世界的なオーガニック認証を受けています。成分分析表も公表しているため、安心できますね。ゼラニウムはエジプト産が多いのですが、これはフランス産で、フルーティーさも増しているためおすすめです。
ネロリ
ネロリはビターオレンジの花から採れる香りのため、フラワー調だけでなく柑橘系の香りもするリフレッシュできる香りです。長期にわたってかかるストレスや深いストレス向き。ネロリはアロマの中で唯一、実在した人物の名がつけられています。遠くから嫁いできた妻へ、少しでも寂しくないようにと夫がビターオレンジの花から抽出したのが始まり。歴史的にも、落ち込みを和らげるところから始まっている香りなのです。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ベルガモットは世界で一番早く香水として使われた香りです。現在でもベルガモットを使った香水は数が多く、紅茶のアールグレイの香り付けとしても使われています。人が自然に求めてしまう、甘いシトラスの香りは、ラベンダー同様に落ち着く香り。深く眠って疲れを取りたい日に最適です。ベッドルームに置く場合は、火を使わないアロマストーンやアロマディッシュを使いましょう。