片付けが苦手だと思っていませんか?
本当はスッキリした部屋で過ごしたいけど、片付けが苦手でどうしていいかわからない。子どもが全然片付けてくれない……と悩んでいませんか?
片付けが苦手だから片付けられないのはしょうがない……と諦めてはもったいない。
自分の苦手意識をなくすと同時に、子どもを“片付けが苦手な大人”にしないため親が気をつけたいことをお伝えします。
片付けが苦手だから片付けられないのはしょうがない……と諦めてはもったいない。
自分の苦手意識をなくすと同時に、子どもを“片付けが苦手な大人”にしないため親が気をつけたいことをお伝えします。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
片付けが苦手と感じるにはワケがある
苦手意識がついたのはいつ?
片付けが苦手だと感じたのはいつ頃でしょう? 小学生の頃から? 大人になってから? それとも子どもが生まれてから?
片付けが苦手になってしまった原因があるはずです。それはいつなのか、何なのか胸に手を当てて考えてみましょう。
片付けが苦手になってしまった原因があるはずです。それはいつなのか、何なのか胸に手を当てて考えてみましょう。
子どもの頃の親の影響が大きい
片付けが苦手だと思っている人の多くは、子どもの頃から苦手だと思っている人がほとんどです。
親に片付けられなくて叱られてばっかりだった。もしくは、なんでも捨てる親で自分のものまで捨てられて悲しかった経験がある。それか、親が片付けられない人だから自分も片付けられない性格なのだろうと思っているなど、子どもが受ける親の影響は大きいのです。
親に片付けられなくて叱られてばっかりだった。もしくは、なんでも捨てる親で自分のものまで捨てられて悲しかった経験がある。それか、親が片付けられない人だから自分も片付けられない性格なのだろうと思っているなど、子どもが受ける親の影響は大きいのです。
元々片付けが苦手な人なんていない
人は生まれた時から片付けが苦手だった人はいません。成長の中で、「片付けしなさい!」「またこんなに散らかして……」「本当に片付けができないんだから!」と責められたことで苦手意識が育っていきます。
裏を返せば、どんな人でも片付けようと思えば片付けられるということです。しかし、一度苦手意識がついてしまうと、出来るだけ考えなかったり、見て見ぬ振りをしたり、片付けを避けることが習慣化されます。
片付けを避け続けた結果、本当に片付けが苦手になってしまうのです。
裏を返せば、どんな人でも片付けようと思えば片付けられるということです。しかし、一度苦手意識がついてしまうと、出来るだけ考えなかったり、見て見ぬ振りをしたり、片付けを避けることが習慣化されます。
片付けを避け続けた結果、本当に片付けが苦手になってしまうのです。
片付けが苦手だと思う人がするべきこと
散らかることは悪いことではないと認識する
生活をする上で物を使うことを避けられません。部屋を散らかす=悪いことと感じると辛いですね。
部屋が散らかることは悪いことではありません。
散らかった物を元に戻すのは時間がかかるので大変ではありますが、散らかった部屋を見てイライラする必要はないんです。
部屋が散らかることは悪いことではありません。
散らかった物を元に戻すのは時間がかかるので大変ではありますが、散らかった部屋を見てイライラする必要はないんです。
時間がないときは諦める
一度使って元に戻さずその辺に置いてしまうこともあるでしょう。使ったらすぐに元に戻す=片付けができる人と考えてしまうと、心が窮屈になってしまいます。
時間がなければすぐに片付けなくてもOKにしましょう。使った人ではなくても気がついた誰が片付けても良いですし、1日の終わりや週末にまとめて片付けられたなら◎。
時間がなければすぐに片付けなくてもOKにしましょう。使った人ではなくても気がついた誰が片付けても良いですし、1日の終わりや週末にまとめて片付けられたなら◎。
ものが多いと大変になることを心得る
片付けが苦手と感じる人の中には、物が多すぎて物理的に大変になっている人もいるはずです。
片付けは物を移動する作業。物の数や量が多ければ多いほど大変になるのは当たり前。
物を持つことで得られるメリットと物を持たないことで得られるメリットがあります。物を持つメリットと片付けが楽になるメリットどちらの方を優先させたいか天秤にかけてみましょう。
片付けは物を移動する作業。物の数や量が多ければ多いほど大変になるのは当たり前。
物を持つことで得られるメリットと物を持たないことで得られるメリットがあります。物を持つメリットと片付けが楽になるメリットどちらの方を優先させたいか天秤にかけてみましょう。
片付けられない自分を責めない
片付けが苦手だと感じている人は、片付けできないことを責めていることも。片付けられないことで苦しむのなら、片付けなくても良いと思うだけで心が楽になるはずです。
一番大切なことですが、片付けができないことを責める必要は全くありません。
一番大切なことですが、片付けができないことを責める必要は全くありません。
片付けできないことで困っていることはありますか?
片付けなければいけないと思う理由はなんですか?
部屋を片付けるとどんないいことがありますか?
そのために何をする必要がありますか?
それはいつまでにやる必要がありますか?
片付けしないメリットと片付けして手に入れられるメリットを比べてみましょう。
どちらの方が大きいですか?
片付けなければいけないと思う理由はなんですか?
部屋を片付けるとどんないいことがありますか?
そのために何をする必要がありますか?
それはいつまでにやる必要がありますか?
片付けしないメリットと片付けして手に入れられるメリットを比べてみましょう。
どちらの方が大きいですか?
“片付けが苦手な大人”にしないために親ができること
片付けないことを責めない
「またこんなに散らかして!片付けしなさい!」「なんで片付けできないの?」と子どもを責める言い方は苦手意識がつくのでやめましょう。
自分から片付けられなくても怒る必要はありません。子どもは自分から進んで片付けられないのは当然です。
自分から片付けられなくても怒る必要はありません。子どもは自分から進んで片付けられないのは当然です。
声がけしてやってくれたら100点満点
「自分のものは言われなくても片付けるのは当たり前」と思うかもしれませんが、独り立ちするまでは親がお願いして片付けするスタイルでOK。
「脱いだ服ハンガーにかけてくれる?」「おもちゃはご飯を食べる前までに片付けてね」とお願いして片付けしてくれたら100点満点です。
「脱いだ服ハンガーにかけてくれる?」「おもちゃはご飯を食べる前までに片付けてね」とお願いして片付けしてくれたら100点満点です。
進んで片付けてくれたら感謝しよう
自分から率先して片付けた子どもの姿は見逃してはいけません。
自分でお皿を下げた。自分からおもちゃを片付けた。帰宅後ランドセル置き場にきちんとランドセルをしまった。
すかさず「片付けてくれてありがとう」「自分から片付けられるなんてすごいね」と褒めましょう。
子どもは親に褒められるのが大好きです。片付けすると親に褒められると覚えれば、進んで片付けする子になるでしょう。その小さな積み重ねが習慣化され大人になる頃には片付けられる子になります。
自分でお皿を下げた。自分からおもちゃを片付けた。帰宅後ランドセル置き場にきちんとランドセルをしまった。
すかさず「片付けてくれてありがとう」「自分から片付けられるなんてすごいね」と褒めましょう。
子どもは親に褒められるのが大好きです。片付けすると親に褒められると覚えれば、進んで片付けする子になるでしょう。その小さな積み重ねが習慣化され大人になる頃には片付けられる子になります。
おもちゃの数は多すぎではない?
片付けは大人でも面倒で大変なこと。小さな子どもにとってはそれ以上の重労働です。
おもちゃの数が多すぎるとそれだけ片付けが大変になります。子どもはあればあるだけおもちゃを散らかすので、数を絞ることで片付けも楽になりますよ。
おもちゃの数が多すぎるとそれだけ片付けが大変になります。子どもはあればあるだけおもちゃを散らかすので、数を絞ることで片付けも楽になりますよ。
遊びながら片付けられるおもちゃ4選
積木は片付けの練習に最適
色・形を分ける作業で整理を覚える
片付けは楽しいものと覚えさせる
収納ボックス兼キッチンコンロでおままごと
最後に
片付けは大変、面倒、考えるだけで頭が痛い…と、ネガティブなイメージを持っていると楽しくありません。
本来片付けは、家族が快適に暮らすためのポジティブなものです。
特別なお菓子を用意して、キレイになった部屋でティータイムを楽しむ。片付いた部屋を親子で褒め合う。スッキリした部屋にお友達を呼ぶなど、片付けの先に楽しいことを用意するのも良いですね。
散らかっても最後に片付ければOK! と気楽に構えて、片付けの苦手意識を手放しましょう。
本来片付けは、家族が快適に暮らすためのポジティブなものです。
特別なお菓子を用意して、キレイになった部屋でティータイムを楽しむ。片付いた部屋を親子で褒め合う。スッキリした部屋にお友達を呼ぶなど、片付けの先に楽しいことを用意するのも良いですね。
散らかっても最後に片付ければOK! と気楽に構えて、片付けの苦手意識を手放しましょう。
積み木を元の位置に戻す行為は、お片付けそのもの。パズル感覚で片付けられるので、お片づけの第一歩にしてみてはいかがでしょう。