お家で粘土アクセサリーと小物を作ってみませんか
本物の陶器のような仕上がりに
まずは知識を。石塑(石粉)粘土とオーブン陶土の違い
石塑(石粉)粘土
石塑(石粉)粘土とは、石の粉末を主成分とした粘土のことです。自然乾燥で硬くなり、完全に乾いたあとはやすりで削ったり彫刻もできます。また、紙粘土のようにとっても軽いのでアクセサリー作りに向いています。
こちらのパジコの石塑粘土「ラドール」シリーズは、粘土の中では比較的重く、強度もあり、乾燥後はやすりで削ったり彫刻したりできるので、形の調整がしやすいのが特徴です。
オーブン陶土
オーブン陶土は、家庭用オーブンを使って低温度で焼成することができる粘土です。
素焼きの風合いで、石塑粘土より陶器っぽさが出ます。
強度があるので、こちらも研磨、彫刻が可能です。
こちらヤコのオーブン陶土は瀬戸産の蛙目粘土を使用。焼成温度160~180℃なので、ご家庭のオーブンで焼成できて使いやすいでしょう。
必要な道具と材料について
道具は基本的に、粘土工作時に使うものがあればOKです。
粘土板
粘土がはがれやすく、表面に凹凸がないものが良いです。
凹凸があるものの上で作業すると、粘土に跡がついてしまう場合があるからです。
大きすぎず小さすぎず。メモリ付きの粘土板なら、さらに扱いやすいでしょう。
のし棒・ローラーとたたら板
粘土を伸ばすときに、のし棒やローラーを使います。
たたら板は、粘土を板状に伸ばす際に厚みを均等にするために使う道具。粘土の両側に同じ厚さのたたら板を並べて、のし棒やローラーで伸ばせば、たたら板と同じ厚さの粘土の板が作れます。均等な厚みのものであれば専用の板でなくても大丈夫です。
のし棒、ローラー、たたら板などがあらかじめセットになったアイテムを購入すれば、準備の手間もはぶけますね。
ヘラ
粘土をモチーフの形で切り出したり、文字や絵のくぼみを付けるのに使います。粘土の切り出しはカッターを使ってもいいでしょう。
パステルカラーなど明るい色を選べば、作業するのが楽しくなりそう♪
クッキー型
アクリル絵の具
こんなに簡単!基本の作り方
ここでは、石塑粘土とオーブン陶土、それぞれの基本のブローチの作り方の動画を紹介します。着色の仕方や硬化の方法に多少違いはありますが、型紙を用意したり型を取る方法は同じです。
石塑(石粉)粘土でのブローチの作り方
オーブン陶土でのブローチの作り方
裏技テクニック①
他にもいろいろなものが作れます!
石塑粘土とレジンで惑星アクセサリー
石粉粘土でアロマストーン
オーブン陶土でお皿
オーブン陶土で一輪挿し
参考にしたい素敵なデザイン ~minneの作家さんによる作品~
ブローチ
ピアス、イヤリング
ヘアアクセサリー
箸置き
お家で陶芸気分を楽しみましょう
大人になった今、もう一度、気軽にオリジナルな作品作りを楽しんでみてください。
お花のイラストが描かれたこちらの指輪、大人っぽい落ち着いたデザインでとても素敵ですよね。素材は何に見えますか?
陶器のような見た目ですが、実はこれ、石塑(石粉)粘土といって粉状にした石を素材にした粘土で作られているんです。