ナチュラルな「手作りキット」で、憧れの北欧雑貨のある暮らし*
そこで、今回ご提案したいのは、「北欧雑貨を作るクラフトタイム」。
「不器用だから」「難しいのでは」と躊躇しなくても⼤丈夫。わかりやすくきめ細やかな説明書&材料がすべて付いてくる“⼿作りキット”を発見しました♪
ヒンメリやタペストリー、タイルのカフェトレイ、ドライフラワーのリースなど―― ナチュラル志向の⼥性ファンが多いフェリシモならではのラインナップで、パーツやパッケージもかわいい!キットを取り寄せて眺めるだけでも、なんだか⼿作り作家さんの気分になってしまうほど。
ハンドメイドものは、「作っているときは楽しいけれど、実際仕上がったものはいまいち垢ぬけなくて結局お蔵入り」ということも正直少なくないですが、まさに見本通りのハイクオリティな仕上がりになるのも『SeeMONO』の大きな魅力なんです*
今回は北欧で愛される、伝統の飾りづくりに挑戦
シンプルな⼯程でつくれて、出来上がった作品を飾れば、お部屋空間が驚くほどセンスアップ!
静かに心を落ち着けて手を動かすひと時、そして、“世界にひとつだけ”の⼿作りインテリアを飾って、わたしらしいお部屋づくりを叶えるのは―― とっても楽しい時間ですよ♪
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
【1】北欧の伝統的オーナメント「ネーベルスロイド」を作ろう
いよいよスタート!
いざ、手元のボックスを開封すると…材料は経木、ウッドビーズ、ヒモ、というシンプルさ!
経木を接着する際に、接着剤が乾くまで固定するためのウッドクリップもたっぷりついていて、きめ細かい気遣いが感じられます♪
ちなみに、今回必要な主な道具はご覧の通り。
定規はステンレス製のものが推奨されていましたが、多少傷がついても大丈夫ならプラスチック製のものでも全く問題ありません♪どれもおうちにあるものや100均のものを活用できるので、思い立ったらすぐ始められるのはとても嬉しいポイントです*
Step1:材料をカット
まずは、経木を指定されたサイズにハサミとカッターでカットします。
万が一失敗してしまっても、予備の経木がキットに入っているので、安心です*
きめ細かい説明書は、まるで先生のよう♪
説明書には、カッターとハサミの使い分け方や、カッターでミスなく切るためのアドバイスも載っていますよ〇
説明書は一見文字数や情報量が多く「大変そう!」と不安になるかもしれませんが、読み進めるうちに、初心者でも失敗なくかわいくしあがるようにコツや手順・注意点が書かれていることがわかるはず。まるで隣に先生がいるかのようにきめ細かくアドバイスしてくれる、心強い存在です。
Step2:経木を編みながら接着
カットが終わったら、いよいよ形を組んでいきます。
筆者は大雑把な性格なので「経木を直角に組み合わせる」などの作業も「だいたいでいいよね」なんて思いがちなのですが、このキットでは、なんとありがたいことにパーツの実物大に合わせた型紙までありました!この上に、カットした経木をずれないように置いていけば、ズレや歪みなく仕上がる、というわけ。
経木が交差する位置も一目瞭然なので、接着剤を塗る位置もわかりやすく、はみ出たりすることもありません♪
説明書はもちろんですが、型紙をみるだけでも「どの経木が上か、下か」、「どのように編むか」が感覚的にわかりやすいのであっという間に作業が進められます。
接着剤を塗った箇所はウッドクリップで固定。乾くのを待つ間に別の作業に取り掛かれるので、想像以上にスムーズに進みます♪
Step3:経木を曲げる
土台が完成したら、経木を曲げる工程に。
そのまま曲げるとヒビや割れの原因になるので、しなやかに曲げられるように、指に水をつけて曲げる箇所を湿らせます。
この時も、実物大の型紙があるのが心強い!角度や経木同士の間隔、どこが上か下かなどを照らし合わせながら進められます。
ただ説明書の通りに作っていくだけで、この通り!完成形が見えてきました♪
Step4:装飾をつければ完成♪
最後にウッドビーズをつけると、一気にクオリティがUP!
ちなみにこのデザインでは、同じものを2つ制作→背中合わせに接着し、1つの立体的なオーナメントに仕上げます。
隅に付けた接着剤が乾いたら、十字に交差した太い経木を鉛筆の先のように鋭角にカットして、吊り下げひもをつければ完成です♪
完成後も、飾り方でさまざまな表情が…♡
雑貨と組み合わせて壁に飾って
こちらが、筆者が実際に制作したネーベルスロイド。まさに「見本通り」の仕上がりに我ながら驚きです・・・!
木の雑貨やくすんだゴールド、ドライフラワーなどと飾ると、コーディネイトも簡単でまとまりやすいはず。
立てかけて飾って
グリーンとの相性も◎
【2】フィンランドの伝統的なモビール「ヒンメリ」を作ろう
気になる箱の中身は・・・
箱を開封してみると、ヒンメリの材料となるストローとたこ糸、装飾用のビーズ。
ワイヤーは、ストローやビーズに糸を通してパーツ同士を連結させるための針として使っていきます。
Step1:ストローをカット
説明書に指定された長さに沿って、ストローをカットすることからまずはスタート。
立体を作る分カットする本数も多いのですが、まとめてカットするときにストローがずれないようにするためのコツ(マスキングテープを使います!)なども説明書に詳しく書かれているのが嬉しい!
Step2:ストローに糸を通して立体に
こちらが筆者のヒンメリデビュー作!
説明書の通り進めるだけで、ほんの数分で出来上がりました♪
応用編:長さを変えて、組み合わせを変えて…様々な形に!
基本的にはSTEP1~2で仕上がるヒンメリ。これに少し応用を加えることで、様々な形が作れるようになるんです。
たとえばSTEP1の1枚目の写真と同じようなこちら、よく見ると、両端の三角形が正三角形ではなく、長いストローが使われていますね。
これを立体に組み立てると…先ほどの「正八面体」とは違う、まるでダイヤモンドのような八面体に!
さらに、このパーツ5つを連結させてくるりと円を描くように丸めると・・・
なんと、スターの形に大変身!
こんな風に、基本の技術を使って様々なデザインのヒンメリにトライできるので、飽きることもありません♪もちろん、各デザインに合わせて丁寧な説明書があるので安心です。
作業量が多くても、「今日はこのパーツ」「明日はもう1種類のパーツ」というように、自分のペースで徐々に作業を進めやすいので、少しずつ作品をバージョンアップさせていってくださいね*
完成後も、自分ならではのアレンジを楽しんで*
シンプルに天井に吊るして
こちらが、筆者が作ったヒンメリの数々。シンプルに天井から吊り下げるだけで、もううっとり。とても軽い素材なので、テープなどを利用して天井に固定することも可能ですよ*
万が一落下することがあっても、ケガや破損の心配が極めて少ないので、場所を選びやすいのも嬉しいですね。
ライトの近くに飾ると、灯りを付けたときに壁にヒンメリの影が浮かび上がって、これもまた幻想的な雰囲気に・・・!
置いて楽しむのも◎
オリジナルパーツを加えて
ポンポンやフリンジ、サンキャッチャーを追加して、ヒンメリをオリジナルにバージョンアップさせるのもいい方法です。
写真のように白いパーツを基調にすると透明感がでて、来たる冬にもピッタリの雰囲気に。
ヒンメリ同士を連結させて
最⼤12回のお届けで、全種類が届くと以降はストップします。(1つだけの購入でストップすることもできます)
「ネーベルスロイド」とは、『シラカバの樹皮を使った工芸』を意味するスウェーデン語。
『SeeMONO』では、本来の材料であるシラカバを、初心者により扱いやすい素材であるマツとヒノキに置き換え、経木<きょうぎ>(薄くスライスした木材)で手軽にオーナメントを作れるオリジナルキットにして届けてくれます。