秋の草花を愛でよう♪
日ごとに美しく色づく草花の様子が、秋を感じる季節になりましたね。「秋のお花って何を選べばいいの?」と改めて考えると、ぱっと思い浮かばない人も多いのでは。はじめに今旬のお花や花言葉をご紹介します。花言葉を知ると一層可愛らしく愛でる気持ちになるはず♪こっくりとしたオータムカラーを取り入れたり、秋の花の組み合わせ方や、飾る場所のヒントなどぜひ取り入れてみてくださいね。
「秋の草花」を上手に飾るためのヒント
STEP1.秋の草花✖素敵な飾り方
カラー豊富な親しみのある《マム》
□花言葉/高貴・真の愛
マムとは、日本人になじみ深い菊の別名。菊=和というイメージがありますが、品種改良でスタイリッシュなものが増え今人気の秋の花です。日持ちがよく、色のバリエーションが豊富なのも魅力。飾り方次第で、キュートにシックにと、様々な表情を見せてくれます。
マムとは、日本人になじみ深い菊の別名。菊=和というイメージがありますが、品種改良でスタイリッシュなものが増え今人気の秋の花です。日持ちがよく、色のバリエーションが豊富なのも魅力。飾り方次第で、キュートにシックにと、様々な表情を見せてくれます。
出典:www.instagram.com(@fare_to_qe)
【キュートな飾り方】
イエローとピンクの優しい色味のマム+旬の花だけをあつめて秋気分に。咲き方やサイズの異なるマムを選んで変化をつけてみましょう。同じ花でも違った表情を見せてくれます。秋色の小花ホトトギスもアクセントに。
イエローとピンクの優しい色味のマム+旬の花だけをあつめて秋気分に。咲き方やサイズの異なるマムを選んで変化をつけてみましょう。同じ花でも違った表情を見せてくれます。秋色の小花ホトトギスもアクセントに。
出典:www.instagram.com(@aakiratanaka)
【シックな飾り方】
金色がかったブラウンが上品なマム「クラッシックココア」をメインにしたシックな飾り方。サンキライと南天を合わせて、こっくりとした色が秋らしい雰囲気に。丸いお皿に生けているそう!家にあるもので試してみたくなりますね。
金色がかったブラウンが上品なマム「クラッシックココア」をメインにしたシックな飾り方。サンキライと南天を合わせて、こっくりとした色が秋らしい雰囲気に。丸いお皿に生けているそう!家にあるもので試してみたくなりますね。
繊細で可憐な印象《シュウメイギク》
出典:unsplash.com
□花言葉/淡い思い、忍耐
シュウメイギクは漢字で「秋明菊」と書き、「秋に咲き明るく彩る菊の花」という意味。花言葉を知ると親近感がわきますね!白やピンクの花が咲き誇り、秋に満開を迎える景色は目に浮かぶ美しさ。花形はアネモネに似た小花で、繊細で可憐な印象。
シュウメイギクは漢字で「秋明菊」と書き、「秋に咲き明るく彩る菊の花」という意味。花言葉を知ると親近感がわきますね!白やピンクの花が咲き誇り、秋に満開を迎える景色は目に浮かぶ美しさ。花形はアネモネに似た小花で、繊細で可憐な印象。
出典:www.instagram.com(@fare_to_qe)
シュウメイギクの飾り方は様々で、合わせる花によって雰囲気がぐっと変わります。色味を合わせたバラをプラスすると華やかさがUP♪小さめの花瓶を2つ使うと空間に表情が生まれるので試してみてくださいね。
柔らかい質感が魅力《ケイトウ》
出典:www.instagram.com(@fare_to_qe)
□花言葉/おしゃれ、気取った、風変わり
「鶏頭」と書く由来は、ニワトリのトサカに似ていることから付いたそう。ベルベッドの様な柔らかな質感が、あたたかさを感じさせてくれます。穂先がピンと立ったものや、ひだをたっぷり寄せた形もおしゃれで人気。写真の様なスモーキーピンクは秋にぴったり!
「鶏頭」と書く由来は、ニワトリのトサカに似ていることから付いたそう。ベルベッドの様な柔らかな質感が、あたたかさを感じさせてくれます。穂先がピンと立ったものや、ひだをたっぷり寄せた形もおしゃれで人気。写真の様なスモーキーピンクは秋にぴったり!
出典:www.instagram.com(@fare_to_qe)
ボルドー色のケイトウが、ブルーの柄の花器に映えて見とれてしまいそう。ケイトウは一輪挿しにすると、ひだの美しさがより引き立ちます。一輪から気楽に始めてみましょう♪
品のある美しさ《デンファレ》
□花言葉/お似合いの2人、魅惑
デンファレという名は略称で、正式名称は「デンドロビウム・ファレノプシス」。花言葉の「お似合いの2人」は、野生のデンファレは苔の上に根を這わせ、まるで大樹に寄り添っているように見えることから付けられたそう。素敵な花言葉ですよね!胡蝶蘭と似ている花姿をしていて、華やかで品のある美しさ。
デンファレという名は略称で、正式名称は「デンドロビウム・ファレノプシス」。花言葉の「お似合いの2人」は、野生のデンファレは苔の上に根を這わせ、まるで大樹に寄り添っているように見えることから付けられたそう。素敵な花言葉ですよね!胡蝶蘭と似ている花姿をしていて、華やかで品のある美しさ。
出典:www.instagram.com(@fare_to_qe)
デンファレを花首でカットして水に浮かべると、テーブルが爽やかな印象になります。花びらが落ちてしまったあとの楽しみ方にしてもいいですね。
ふんわり揺れる姿が可愛い《コスモス》
出典:www.instagram.com(@aakiratanaka)
□花言葉/白…優美、美麗/赤…乙女の愛情/ピンク…乙女の純潔/ 黄…野生の美しさ
秋のお花といえばコスモスを思い浮かべる人も多いのでは。ピンク色をよく見かけますが、実はとてもたくさんの種類があり、品種によって咲く時期が異なります。風にふんわり揺れる姿が可愛らしく、ほっと気持ちが和らぎますね。
秋のお花といえばコスモスを思い浮かべる人も多いのでは。ピンク色をよく見かけますが、実はとてもたくさんの種類があり、品種によって咲く時期が異なります。風にふんわり揺れる姿が可愛らしく、ほっと気持ちが和らぎますね。
出典:www.instagram.com(@aakiratanaka)
いつも同じ色味を買ってしまうという方は、花の色を冒険してみましょう。白から深紅のグラデーションが可愛らしいコスモス。それだけで新鮮で、秋を感じさせ目を楽しませてくれます。さりげなく普段使いのグラスに飾るのもgood。
優しいニュアンスカラー《秋色アジサイ》
□花言葉/辛抱強い愛情
秋色アジサイは、通常のアジサイの開花時期である初夏に咲いた花が、気温の変化などによって時間をかけて秋色に変化したもの。優しい色合いのニュアンスカラーが、アンティークな雰囲気に仕上げたり、他の花とのバランスを取ってくれます。主役にも名脇役にもなる花。
秋色アジサイは、通常のアジサイの開花時期である初夏に咲いた花が、気温の変化などによって時間をかけて秋色に変化したもの。優しい色合いのニュアンスカラーが、アンティークな雰囲気に仕上げたり、他の花とのバランスを取ってくれます。主役にも名脇役にもなる花。
秋色アジサイをドライにすると、しっかりと形を保ち、立派なインテリアに。花の色が少しずつ変化していく過程を眺めるのも楽しいですね。ニュアンスカラーが雑貨とも馴染み、目に入るたび優しい気持ちにさせてくれます♪
秋風になびく姿が趣を感じる《ワレモコウ》
□花言葉/変化、移りゆく日々、あこがれ
秋の七草で知られるワレモコウは、バラと同じバラ亜科に属します。綺麗な赤茶色の穂が秋風になびく姿は趣があります。アレンジに数本加えると、ぴょんと飛び出したワレモコウがポイントになり素敵。ドライフラワーにも◎。
秋の七草で知られるワレモコウは、バラと同じバラ亜科に属します。綺麗な赤茶色の穂が秋風になびく姿は趣があります。アレンジに数本加えると、ぴょんと飛び出したワレモコウがポイントになり素敵。ドライフラワーにも◎。
出典:www.instagram.com(@fare_to_qe)
ワレモコウとシュウメイギクの組み合わせで、秋の訪れを感じさせてくれます。無造作に飾っても様になるキュートさで、真似しやすいですね♪クリアなフラワーベースで軽さを出して。
STEP2.秋の草花✖どこに飾る?
《玄関》華やかなカラーの花を
玄関は、家族が帰ってきて1番初めに目につき、お客様を迎える場所でもあります。明るいカラーの花を飾って大事な場所を整えておきましょう。秋のバラは花が肉厚になり、花びらの内と外のコントラストが鮮やかで綺麗。バラは色が豊富で選ぶ楽しもあります!
《リビング》花の魅力で癒し空間に
出典:www.instagram.com(@kozlife_tokyo)
家族がくつろぐリビングは、ほっとできる空間をつくるのが理想。部屋に花があってふわっと良い匂いがするだけで本当に癒されます。大きめの花瓶にボリュームたっぷりに生けたり、枝もの実ものを飾って部屋のアクセントにするのも良いですね。
《ダイニング》季節の花をさりげなく
出典:www.instagram.com(@fare_to_qe)
家族が集まるダイニングテーブルには、季節のお花をさりげなく置きたいですね。秋に咲くダイヤモンドリリーは、花弁に光が当たると宝石のように輝きテーブルをぱっと明るく彩ってくれます。ピッチャーに飾る可愛らしいアレンジ。食事をする場所なので、香りのきついものは避けましょう。
《飾り棚》秋のディスプレイコーナーに
出典:www.instagram.com(@gemini_natural)
飾り棚やサイドテーブルに、ドライフラワーや枝もの、アンティーク雑貨を合わせて秋のディスプレイコーナーを作ってみましょう。季節によってアレンジを変えると楽しいですね。こどもが学校や幼稚園で作ってくる行事の作品を一緒に飾るのもgood♪
《洗面所・トイレ》花でリフレッシュする瞬間を
洗面所やトイレは小さくても「ひとつの部屋」。心地よい空間づくりに花は欠かせません。ベルの様な花姿が可愛い藍色のリンドウや、甘い香りのキンモクセイなど、秋の花をフラワーベースや一輪差しにそっと生けてみましょう。身支度を整えながらふと視界に入ると、一瞬でリフレッシュできます。
STEP3.秋の草花✖花瓶
どっしりとした焼き物の花瓶
出典:www.instagram.com(@fare_to_qe)
どっしりとした焼き物の花瓶に花を生けるだけで、秋らしい大人っぽい雰囲気になります。デンファレの清らかな白と焼き物の相性が良く、ほっこりとした温かい気持ちに。
秋の草花を主役にしてくれる花瓶
オブジェのように綺麗なフォルムの花瓶は、さりげなく咲く秋の野花をセンス良く主役にしてくれます。無造作に生けるだけで、立派な秋のコーナーが完成!三角形を作るように置くと、空間に奥行きが生まれるのでぜひ試してみて下さい。花瓶そのものの美しさにも見とれてしまうはず☆
並べて景色を創り出す
同じシリーズの花瓶を、横に並べてアートのようにするのも「芸術の秋」らしい演出。部屋に秋の風景を再現してみてください♪真鍮の花瓶は、植物の躍動感や繊細さがより際立ち、豊かな表情が生まれます。
STEP4.秋の草花✖おしゃれにワンランクUP
色のトーンを統一する
グリーン系で揃えると秋の草花を連想させてくれます。部屋が爽やかな印象になるので、お家時間が長くなるこの季節にぴったり。ポイントは色のトーンを統一して全体の色数をおさえること。まず色を決めてからお花屋さんに出かけると、迷いがなくなり判断しやすいですよ。
シックな色味の花を生かすには
ワインレッドのバラが秋の深まりを感じさせてくれるアレンジ。シックな色のお花を生ける時、白の花をプラスして軽さを出したり、ポップなフラワーベースで全体のバランスをとってみましょう。重たくなりすぎず洗練された印象に。
秋の実ものをインテリアに
可愛らしい実がついた枝ものを見ると、秋がやってきたことを感じますね。実の色が徐々に変化していく様子は、季節の移ろいを感じ、秋の深まりを部屋の中で長く楽しむことができます。赤・白・紫の様々な実の種類がお花屋さんに出ているので、ぜひチェックしてみて下さい。
□赤い実…サンキライ、野ばら、ウメモドキ、ナナカマド
□白い実…シンフォリカルポス、ナンキンハゼ
□紫の実…ムラサキシキブ、コムラサキ
□赤い実…サンキライ、野ばら、ウメモドキ、ナナカマド
□白い実…シンフォリカルポス、ナンキンハゼ
□紫の実…ムラサキシキブ、コムラサキ
STEP5.秋の草花✖最後までお花を楽しむコツ
《ドライフラワー》ドライにする時間も楽しい
ドライフラワーは、色が抜けてアンティークのような風合いが魅力。ドライにするために部屋に吊るしておく姿も可愛らしく、楽しみな時間でもあります。秋~冬は乾燥しているので製作するのにぴったりなシーズン!
《リース》部屋をおしゃれに演出
出典:www.instagram.com(@fare_to_qe)
部屋にリースがあると、季節感が出て、一気におしゃれな空間に演出してくれます。写真はぷっくりとした色艶が美しい赤い実のサンキライ。枝をゆっくりたわませて、麻紐などで結ぶと簡単にリースが完成!ユーカリやススキ、色々な花材でチャレンジしてみて♪
秋の草花とお家時間を楽しもう
出典:www.instagram.com(@greensnap.jp)
秋の草花たちの魅力を知ると、お家に迎え入れたくなりますね。花が見せてくれる健気に咲く姿や、ふとした瞬間にふわっと香る良い匂いに、たくさんの癒しと元気をもらえます。部屋に花を飾ることで、季節を感じ、同じ日はないのだと気付かせてくれます。秋の草花とお家時間をまったり楽しみましょう♪
□Holmegaard / Flora ベース 24cmフローラ・ミディアム スモーク
ホルムガードのフローラは、ダイナミックな枝ものや、ボリュームのある葉物を生ける時にオススメ。底が広く水を入れると安定感があるので、大きめの枝も受け止めてくれます。枝ものは花に比べ長持ちするので、ぜひトライしてみて!シンプルで美しいフォルムは存在感があり、どんなものも綺麗に生けられ部屋の主役になります。