『ミモザ』のある暮らし始めませんか?
『ミモザ』とはどんな植物?
科・属:マメ科・アカシア属
分類:常緑高木
原産国:オーストラリア
開花時期:3~4月
和名:ギンヨウアカシア、フサアカシア
日本で『ミモザ』はギンヨウアカシアやフサアカシアなど、アカシア属の花木の総称として親しまれていますが、本来は「オジギソウ」を指す学名です。アカシア属とオジギソウ属の葉や花の形が似ていることから誤用されましたが、現在はギンヨウアカシア・フサアカシアなどの総称として定着しています。
ミモザはオーストラリアを原産とする植物で、日本に渡来したのは明治時代の頃です。開花時期の3~4月頃になると、黄色いポンポン状の愛らしい花を咲かせます。ミモザはとても香りが良いので、昔から香水や石鹸の原料に使われてきました。
イタリアでは3月8日は『ミモザの日』
「国際女性デー」として有名な3月8日は、イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」と呼ばれ、男性が日ごろの感謝を込めて身近な女性にミモザの花を贈るという素敵な習慣があります。
贈る相手は恋人や奥さん、お母さんやおばあちゃんまで女性全員が対象。この日はイタリアの街中が黄色に染まり、いたるところでミモザの花を売る人や、店先にミモザを飾る光景が見られます。
花瓶に活けるのはもちろん、ドライフラワーやリースなど、様々な楽しみ方ができるのも魅力です。
ここからはミモザを綺麗に活けるコツや、ドライ&リースの作り方をご紹介します♪
『ミモザ』をお部屋に飾るポイント
①花瓶に活ける
鮮やかな黄色い花をたくさん咲かせるミモザは、ほんのわずかの量でも、飾るだけでお部屋全体をパッと華やかな雰囲気にしてくれます。生花・ドライフラワー・リースなど、色々な飾り方が楽しめますが、まずはミモザを花瓶に活ける時のコツからご紹介します。
はじめに水につかる部分の葉や花を丁寧に手で取り除き、茎を花ばさみで斜めに切ります。次に枝の切り口に縦に(5㎜くらい)切り込みを入れます。枝ものは切り口に少し切り込みを入れることで、茎が水を吸収しやすくなります。花瓶に飾る時はボリュームのある枝から活け始めると、全体のバランスが取りやすくなりますよ。
②ドライフラワー
ミモザをドライフラワーにする時は、風通しが良く湿気の少ない場所に吊るして乾かしましょう。1~2週間程度でドライフラワーの出来上がりです。ミモザをドライにして壁や窓辺に飾ると、少しくすんだ黄色がお部屋の空間をおしゃれに演出してくれますよ。
③リース
さっそくミモザの素敵なアレンジメントやリース、おしゃれなインテリア実例を見ていきましょう♪
『ミモザ』のある素敵な暮らし
お部屋を華やかに彩る「フラワーアレンジメント」
こちらは彩り豊かなミモザのブーケです。他の花材と組合せてアレンジすると、ミモザの可憐な花が強調されて一層華やかな雰囲気に。ミモザをベースにしたイエローブーケが、お部屋のインテリアを優しく上品に彩ります。
おしゃれな壁飾り「ミモザのスワッグ」
可憐で愛らしい「ミモザのリース」
ミモザのおしゃれな楽しみ方
いかがでしたか?
黄色いポンポンような花が可愛らしい『ミモザ』は、お部屋に飾るだけで空間をパッと明るく華やかにしてくれます。
生花・スワッグ・リースをはじめ、バーバリウムやワックスバーなど色々な楽しみ方ができるのも魅力です。
ミモザが開花時期を迎えた今、お部屋に素敵な生花やリースを飾って、春らしいインテリアを楽しんでみませんか?
春を告げる花として親しまれている『ミモザ(Mimosa)』。
眩しいほどの鮮やかな黄色と、ポンポン状の可憐な花が特徴のミモザは、上品で優雅な香りも魅力です。
毎年この時期になると、お部屋に飾りたくなる方も多いのではないでしょうか?
今回はミモザの活け方や飾り方のポイントをはじめ、おしゃれなインテリア実例などをご紹介します♪
まずはミモザの特徴から見ていきましょう。