無垢材に囲まれた“木のぬくもりを感じる暮らし”に憧れる♪
そんな無垢材と上手に付き合っていくために大切なポイントをご紹介します。
無垢材にはいろいろな種類があるんです!
ナラ材(オーク)
パイン材
ブラックチェリー
ホワイトアッシュ(米タモ)
チーク
ウォールナット
アルダー
ビーチ
フローリングも木の種類によって雰囲気がぐっと変わります
どんな無垢材が自分のテイストに合うでしょうか?
パイン材のフローリング
オーク材のフローリング
ヒノキのフローリング
寺社仏閣の建築に用いられるヒノキは美しい木肌と香りが魅力。耐震性が高く、湿気やシロアリにも強い。日本の気候に適した建材です。
スギのフローリング
どちらかというと柔らかい素材で、それゆえに温かみのある質感をしています。ほのかな匂いも特徴的。使い続けるほどに色に深みが増し、ツヤが出ててきます。
メープル材のフローリング
無垢材の性質とは?
無垢材を使ったフローリングは、木の本質のぬくもり・味わいが肌で感じることができ、且つ保湿効果などもあります。
長く使い込むほど味わいが出て、汚れや傷もよい味としてもよいですし、表面のサンダーがけで補修ができます。
基本の無垢材のお手入れの手順
基本のお手入れ方法や注意点をご紹介します☆
無垢材のキズや汚れのお手入れ方法
その1「水気や汚れはなるべく早く拭き取る」
木材の性質にもよりますが、水や油は無垢材にとって大敵!こぼした場合には乾いた雑巾ですぐに拭き取りましょう。日常のお手入れも乾いた雑巾もしくは中性洗剤を溶かしたぬるま湯を含ませて固く絞った雑巾を使用します。雑巾に汚れが付かなくなるまでしっかりと拭き取ります。
その2「頑固な汚れや反りは、削り取る」
こびりついた汚れやへこみ・反りが気になる場合は、その部分をサンドペーパー(紙ヤスリ)で削ってならすという方法があります。サンドペーパーは、240番手と320番手当たりを揃えるといいでしょう(数字が大きくなるほど目が細かくなります)。まずは目の粗いサンドペーパーにあて木をしながら気になる部分をこすります。汚れやキズが目立たなくなったら目の細かいサンドペーパーをかけて表面を滑らかにします。
その3「オイルやワックスをかけて仕上げる」
サンドペーパーをかけた部分は、再度オイルやワックスを使ってコーティングする必要があります。ワックスが塗られている場合はできるだけもともと使われていたのと同じ塗料を使用することをオススメします。オイル仕上げの場合は、雑巾に亜麻仁油などオイルを染み込ませてまんべんなく薄く塗ります。そのまま1~2時間放置すると余分なオイルが浮き出てきますので、それを乾いた雑巾で拭き取ります。
無垢フローリングの日常のお手入れは?
日常は掃除機と乾拭きで
無垢フローリングの日常的なお掃除は、ホコリを除去するために掃除機をかけることと、雑巾やモップなどによる乾拭きでOKです。
無垢の床は基本的に水拭きはNG。頑固な汚れを落としたい場合は、消しゴムをかけるという方法もあります。
隙間の汚れは?
フローリングの板の隙間の汚れも、基本は掃除機で。
隙間の塵やホコリは、掃除機で吸い取ることで取り除くことができます。
吸い取ることができない汚れは、爪楊枝などで掻き出して取り除きます。
塗装の種類とお手入れ
それぞれの塗装ごとにお手入れのコツを見てみましょう。
無垢材の塗装の種類
塗装の種類によって同じ板でも色合いが違っています。
UV塗装やウレタン塗装
自然塗装と無塗装
メンテナンス専用ワックス【AURO431】
自然塗装のフローリングは、清掃用の天然床ワックスを使ってお手入れをするという方法もあります。こちらは100%天然由来の「AURO431」。
使い方は、水1Lにボトルキャップ3杯分のAURO431を加えよく混ぜ、固く絞った雑巾で床を拭きます。普段は乾拭きで、汚れが目立った時はこのような製品を使ってお手入れをするのも良さそうですね。
オレンジ油などの天然原料を使用しているため、赤ちゃんをはじめ子供たちのいるお家でも安全に使うことができるのが嬉しい。
AUROワックスの詳細や使用方法
おわりに〜長く一緒に過ごすから
お気に入りの内装やインテリアは大切に扱っていきたいですね。
適切なお手入れをこまめに続けていれば段々といい味が出てきます。
基本的な知識を得ておけば憧れの無垢の家も難しくありません。
お手入れ方法を知り、大好きな家具や家と長く一緒に過ごしましょう。
ナチュラルカラーの無垢材の代表格。さわやかな色味かつ堅硬なので人気は高いです。「オーク」と呼ばれていることが多いようです。