外出自粛の今、心掛けたい上手な「まとめ買い」
「まとめ買い」と「買い占め」の違い
一方まとめ買いとは、安いものをたまたま見つけたからたくさんまとめて買っておくということではありません。決められた期間内に使い切れる必要なものを、保管できる適切な量を見極めて買うという「計画性」が必要。
さらに、まとめ買いには買い物回数が減り、無駄なものを買う機会が少なくなるというメリットもあります。今回は、必要なものを適量、かしこくまとめ買いするテクニックについてご紹介します。
賢くおトクにお買い物♪効率的なまとめ買いのコツ
①ざっくりと一週間の献立を考える
家にすでにあるものを見返して!
週の終わりに、冷蔵庫や戸棚に入っている食材をチェックしてみましょう。まずは残った食材を優先的に使うレシピを考えて。新たに食材を買ってダブってしまい、結局無駄にしてしまうということを防ぐことができます。
使い回しできる食材をメインに考える
お得に手に入る旬の野菜など、週を通して使いまわせる食材を買っておくと重宝します。キャベツをまるまる一個買って、一日目はメインの回鍋肉、二日目はお好み焼き、三日目は副菜のコールスローサラダに使ったり…と、最大限に使いまわす方法を考えてみましょう。
平日5日分考えれば十分!
7日分の献立を考えるとなると大変ですが、5日分ならなんとかなりそうですよね。週末のメニューは、週中に余った食材の在庫処分を意識して考えると無駄がなくなり、冷蔵庫もすっきりと整理できていいかもしれませんね。
②買い物リストを作る
いつも買うものをリストにしておく
卵や牛乳、納豆などの、いつも買う定番のものって、だいたい決まっていますよね。そういう「定番モノ」リストをあらかじめ作っておくと便利です。あとは、週の献立に合わせて買い足すものをリストに加えるだけ。スマートフォンのメモアプリなどを活用すると便利です。
売り場のルート順にリストアップ
なるべく短時間で効率的にお買い物を済ませるためにも、いつも行くスーパーの売り場のルート順に買うものをリストアップしておくと便利です。店内での動きをを最小限にすることで売り場をあちこちさまよったり、目に付いた無駄なものをうっかり衝動買いするのを防ぐことができます。
③ストック管理
日持ちのする食品はストック
ストックする数を決めておく
まとめ買い向き!あると便利な食材
定番野菜
じゃがいも、人参、玉ねぎなど、日持ちが効いてなおかついろいろなメニューに使いやすい定番野菜を常備しておくと便利。
缶詰
年単位で保存がきく缶詰は、あると便利な食材。煮込み料理に使えるトマト缶やサバ缶、サラダに使えるツナ缶やコーン缶は常備しておくと安心です。
かにかま・ちくわ・ウインナーなど
かにかまやちくわ、ソーセージ類はお肉類よりも日持ちしますから、かさ増し食材としてあると便利。お弁当のおかずを作る時にも重宝します。
食材は一週間で使い切る
購入した食材は、なるべく一週間で使い切るようにします。万が一残ってしまったら、次週は残った食材を優先的に使い切るレシピを考えること。副菜・汁物は残り食材から考えるようにするとラクです。
一週間分の献立をざっくりと立てておくと、買い物のときプランが立てやすくて便利です。あくまで「ざっくり」というのがポイント。あまりにもきっちり献立を決めてしまうと、体調が悪くて予定通りの料理ができなかったり、家族が飲み会で夕食がいらなくなったりなど、急な予定変更に対応しづらくなります。