掃除がしやすい部屋とは?
せっかくのディスプレーやセンスの良いインテリアも、清潔感のある部屋だからこそ光るもの。
そのためには、掃除がしやすい部屋づくりがポイントです。
掃除がしやすい部屋づくりのコツとは?
床や棚の上を掃いたり、拭いたり…掃除は「面」に対する動作が基本ですよね。
「面」に極力ものを置かない
片付けの基本3ステップ
2.選択したものを、使用頻度、使用場所、動線で分ける
3.分けたものを収納する定位置を作り、出し入れしやすくする
テーブル、棚の上もすっきりと片付ける
テーブルや棚の上も、ものがないほうが断然掃除は楽ちんに。
調味料の定位置がテーブルの上というお宅は、取っ手付きの容器にまとめておけば、拭き掃除のときに片手で持ち上げられるので便利。この工夫は、鍵や腕時計など、出しっぱなしにしておきたいアイテムにも応用できます。
動線を意識して家具を配置する
大通りを作る
掃除機をかけながら移動しやすい動線を通すことが大切。
まず、部屋の中央にメインとなる大通りを作り、その左右に家具を配置すると動きがスムーズに。
大通りに掃除機をざっとかけた後に、横のエリアをかけていきます。ホコリは隅に集まりやすいので、中央から始めることで舞い散ったホコリを追いかけてキャッチすることができます。
掃除機をかけやすく配置
無駄に回り込まなくてもいいように家具を配置することもポイントです。
コード式の掃除機は、「コードの長さ=移動できる範囲」なので、どのコンセントにさして掃除機をかけるのか決めてから家具を配置してみてください。
掃除機に使うコンセントを背に一本の大通りを作り、コードが通るようにするといいでしょう。
特にベッドやソファーの下はホコリがたまりがちで掃除機も届きにくいですね。
可能であれば、ヘッドボード以外を壁から離して置いてみましょう。周囲をぐるっと掃除機がけできるようになりますよ。
離す距離は、掃除機の本体やヘッドが余裕を持って入り込めて、あなた自身がスムーズに動ける幅でOKです。
車輪付きアイテムを味方に
配線は持ち上げる
テレビ台の裏の配線などは、まとめて二箇所ほど結束バンドで止めて台の裏に浮かせ、床を占領しないようにしましょう。
コードレス掃除機が断然おすすめ
コードレスのスティック掃除機なら、コードが家具に引っかかることがなく、コンセント位置も気にしなくて良いので、家具配置の自由度が格段にアップします。
例えば2階建ての家でも、一階用二階用とスティック掃除機を2台用意するのがおすすめです。掃除機の数は増えますが、途中で電池が切れて中断してしまうこともありません。
お掃除ロボットの導入も
家の広さによっては、お掃除ロボット+スティック掃除機のあわせ技がおすすめです。気になる場所だけ人の手で、広い面はロボットに頼ると時間が短縮できます。
部屋に最適な掃除機選びとは?
家具に合わせて掃除機を選ぶ
ソファや棚など簡単に動かすことができない大きな家具に合わせて掃除機を選ぶのもポイントです。
家具の脚の高さを測り、ノズルを下に潜り込ますことができる掃除機を選びましょう。お掃除ロボットを使用する際も同様です。
家具は脚付きタイプを
家具を選ぶ際に、脚付きにすることで掃除機がかけやすい部屋づくりに繋がります。
家具の裏に溜まるホコリを日々の掃除で取り除けるので、大掛かりな掃除をしなくてもキレイな状態をキープできます。
おまけに、脚付きにして床の見える面積を増やすと部屋が広々とした印象にもなって一石二鳥です◎
キレイな部屋は、掃除のストレスを減らすことから◎
家具の配置を変えるだけでも掃除のスムーズさが変わるので、取り入れやすい方法から試してみてくださいね。
つまり、掃除のしやすい部屋とは、整理整頓された「面」に極力ものがない部屋ということ。
服がクローゼットからあふれて散乱していたり、デスクの上に文房具が放置されていたら、掃除機をかけることも、拭くこともできません。