生活や趣味に。自分を支える「お金」の使い方を考えてみよう
お金の使い道は人の数だけある
生きていくために必要なお金ですが、その使い方は千差万別です。そして気づけばあっという間になくなってしまった…などとしばしば語られるのも、お金ならではの不思議な側面です。
けれど、どうせ使うのならば、より幸せを呼び込めるような使い方をしたいと思いませんか?
試してみよう。幸せを呼び込む【4通り】のお金の使い方
I 未来の自分に期待して自己投資しよう
知識や経験となって未来の自分が今よりもグレードアップできるよう、体験型セミナーや資格取得の勉強、習い事や読書など、頭や体を使って習得できるものに対してお金を使うことは、有効な自己投資です。
反対に「〜したい」という欲望にお金を使うことは浪費につながってしまいがち。「自分のためにお金を使う」とはいえ、投資と浪費では大きな違いがあります。そこは、よく見極めたいところですね。
II 大事にしたい人間関係のために使おう
私たちは人と関わらずには生きていけません。かと言って、全ての人との付き合いに対してお金を惜しまないのは現実的に無理な話です。そこで、この先も大事にしたい相手との交際費にお金を使うようにしましょう。
自分が無理せず自然体でいられる相手、信頼できる相手、尊敬でき、大切にしたい相手など、今だけでなくこの先も末長い付き合いを望んでいるかどうかを、改めて考えるきっかけにしてみてはいかがでしょう。
Ⅲ 体が資本。生活の質を上げられるところに使おう
例えば睡眠は毎日6~7時間ほど必ずといっていいほどとりますよね。その睡眠が快適なものになるかどうかは、自分に合った寝具によるところも大きいでしょう。
また、食べ物は体の土台を作る上で欠かせないもの。健康でなくては仕事も趣味も思い通りに達成することができません。多少値が張っても体に優しい美味しいものを食べた方が長い目で見ればお得と言えますよね。
寝具も食べ物も、身近にあるもので手頃に済ませようと思えば済ませられるのかもしれません。けれど、全ての行動は体が資本です。使うべきところにお金を集中して使うことは後々の自分のために必要なはずです。
Ⅳ 時間を買うためにお金を使おう
時間は全ての人に等しく1日24時間与えられています。どんなにお金があっても持ち時間を増やすことはできません。ですが、お金を払うことによって時間を節約することはできます。
時間がない時のタクシー、手が回らない時の家事代行などは毎日使わなくてもいざという時には利用したいですよね。もちろんその前に自分の日々の時間の使い方について、改めて見直す必要があるでしょう。
正解は1つじゃないけれど…幸福度アップにつながるお金の使い方を
例えば、千円持っていたとして、コンビニでお菓子や飲み物を適当に購入するのと、前から読みたかった1冊の本を購入するのとでは、未来の自分に対する期待度が全く違いますよね。
同じ額でも使い方によって引き寄せる未来が変わってくるのなら、お金の使い方を見直すと同時に、自分がなりたい未来像とはどんなものかについても、今一度考えてみて欲しいです。
その未来像に近づくために、また、パートナーや家族の夢を後押しするためにお金を使うことができたら、一時ではなく、これから末永く育てていけるような楽しみも生まれるでしょう。小さな額から、お金の使い方を見直して、毎日にたくさんの幸せを呼び込んでみませんか?
例えば10人が100万円を手にしたとして、その使い方は10通り。その時欲しいものを買い、食べたいものを食べる人もいれば、全額貯蓄する人もいるかもしれません。