体を労わるように、心のケアも大事にしよう
心が疲れていると感じたら、まずはコレ
①とにかくゆっくり休み、しっかりと睡眠をとる
起きている間は何かと考えごとをしていますよね。その間、脳はフル回転していますし、人間というのはそもそも放っておくとネガティブな思考に陥りがちなものです。
余計なことや心配なことをつい考えてしまう前に、時にはぐっすりと眠ってしまって、一度考えることを強制ストップさせてみてください。体の疲れも、心の疲れもぐっと回復します。
②今のままの自分でいいんだと認めてあげる
心が疲れやすい方は自己評価が低いケースが多いですが、あなたは今のままで充分素晴らしいのです。そしてこの地球に生まれてきたこと自体が本当に奇跡的で、今こうして生きているだけでとっても幸運なことなのだと認識しましょう。
③良い言葉や感謝の言葉を自分にかけてあげる
つい自分を責めてしまう癖のある方は、まずはどんな小さなことでも自分を認めて褒めてあげてください。「今日も出勤できて偉かったね」、「メールの返信ちゃんとできたね」、など些細なことでOK!
そして、感謝の気持ちを自分にも伝えましょう。日々休みなく動き続ける心臓や手足のおかげで、1日何事もなく過ごせるのですから、身体や細胞に「ありがとう」のメッセージを送ってみてください。
花に毎日水をあげるように、自分にだって愛のある優しい言葉を毎日かけてあげましょう。
④無理をしない、頑張らない、自分を労わる
真面目で完璧主義の方は、少し手を抜くことも覚えましょう。自炊はお休みして、外食や出前、市販のお弁当に頼ってみたり、お買い物はネットスーパーで済ませたり。洗い物もしたくない日は、思い切って紙コップや紙皿を使ってもOKです。上手に息抜きしながら、身と心を充分に休ませてあげてくださいね。
自分が「心地よい」と感じることをやってみる
⑤世間の目は気にせず、自分の心が心地よいと感じるものに正直に
世間や周囲のみんながいいと言うものではなく、自分自身が感じる「心地良い」と思うことを積極的に生活に取り入れてみましょう。
例えば、手芸や料理が嫌いであれば無理にする必要はなく、読書や映画やドラマ鑑賞が好きでワクワクするなら、そのことを楽しむ時間を大事にしてみてください。
⑥自分が美味しいと感じるものを食べる
食べ物に関しても同じく、心から美味しいと感じるものを食べましょう。行列ができているお店であっても、自分が美味しくないと感じるなら、かえって体にも心にもマイナスの影響を与えてしまいます。
⑦いい香りだと思える石鹸やオイル、クリームを使う
香りの好みも人によって全く違います。ですが自分のお気に入りの香りに包まれている時は、何とも幸せな気分になりますし、リラックス効果も抜群です。
⑧好きな本を読んだり、好きな音楽を聴いてリラックス
自分が好きな本や音楽も、同様にリラックス効果を生み出してくれます。「私はこれが好き」という自分らしいこだわりといった愛を伴った感情で毎日の生活を満たしてあげると、気持ちも次第に安定してくるでしょう。
ありのままの感情を吐き出すことも大事
⑨愚痴や不満、モヤモヤした気持ちを洗いざらい話してスッキリ
心の中の不満や不安は、1人で溜め込んでしまうと身体にもよくありません。まずはだれか信頼できる友人や親族、電話相談、バーのマスターなどに、思い切って吐き出してみるとスッキリするかもしれません。
⑩思い切り泣いて、スッキリ
失恋や失敗など何かひどく落ち込む事があったときは、とにかく涙を流して思い切り泣きましょう。これだけでも本当に心が軽くなってきます。泣けない時は、これなら絶対泣けるという映画や本を鑑賞しながら号泣してみてください。
⑪誰にも言えないときは、気持ちを紙に書き出してスッキリ
誰にも相談できなくて辛い。そんな時は、正直な気持ちを紙に書き殴って、グシャグシャにして捨てるのがおススメ。とにかく感情を吐き出すことで、ストレスを発散することができるのです。
少しづつ元気を取り戻してきたら…
⑫心地よいと感じる程度に運動してみる
適度な運動をすることで、精神を安定させるセロトニンの分泌が高まるそう。運動はちょっと…という方は「散歩する」「よく噛む」でもOK。とにかく身体をリズミカルに動かしていくことで、自然と心も回復に向かうでしょう。
⑬栄養バランスの良い食事をとる
健康的でバランスの良い食事もまた、心に元気を与えてくれます。特に野菜やナッツ、果物など、ビタミンや栄養たっぷりの食材をセレクトしてみてください。
⑭ショッピングやプチ旅行など、ワクワクするようなことをやってみる
外出したい気分になってきたら、ショッピングや日帰りプチ旅行など、自分がワクワクできそうなこと、まだ見たことのない景色や新しい自分に出会えるようなことにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
心にどんどん、いい栄養を与えてあげてくださいね。
おわりに 〜自分に優しくして、ゆっくり心を回復させよう〜
最後にお伝えしたいのは、心が弱っている時は、焦らないことです。無理して元気になる必要はありません。今のままの自分を大事にして、優しく接してあげることで、マイペースにゆっくりと回復できるといいですね。
風邪予防や夏バテ予防ばかりに意識がいきがちですが、心のケアはどうでしょうか?心が疲れているな、弱っているなと感じている時に体を労わるように心もしっかりとケアして、後戻りできなくなる前に早めに回復させてあげたいですよね。
そこで、これからご紹介する内容を試していただき、少しでもあなたの心が軽く、楽になったら嬉しく思います。