シンプルなモノ選びが満足感を生む
シンプルなモノ選びとは、「好き」「心地いい」「使いやすい」といった、素直な気持ちやインスピレーションを大切にすること。見栄や欲が元になったモノ選びでは、すぐに飽きたり、使いにくかったり、愛着がもてなかったりするものです。あなたのモノ選びはどうでしょうか?
今までのモノ選び
これさえ持っていれば、流行だからという理由で無計画に買い続けていませんか。買った瞬間は満足したつもりでも、しっくりこなかったり、他のモノと合わなかったり、ということがあるかもしれません。結局使わなくなり、ガラクタとなって部屋を圧迫したり、持っていることを負担に感じたりしてしまうのです。
理想のモノ選び
本当に好きなもの、必要なもの、一生大事に持っていたいと思うものを選べるのが理想です。ひとつあれば事足りるもの、二役も三役にも使えるもの、お手入れしつつ長く愛用できるものなど。お部屋はいつもすっきりとしていて、必要最低限のモノしかなくても心が満たされています。
これからのモノ選び
理想のモノ選びを、明日から急に完璧にしようとする必要はありません。何かを買うとき、あるいはもらうとき、自分にとって必要なものか、素直に好きだと思えるか、心地よく使えるかを判断する癖をつけていくのです。「迷ったらやめる」と決めておくだけでも、日々のモノ選びが洗練されていきます。
増えがちなアイテムのモノ選び
理想のモノ選びを心がけていても、どうしても増えがちなのがおしゃれに関するモノ、という方も多いはず。街には素敵なお洋服が並び、欲しいものはスマホのタップひとつで購入できてしまう手軽さもありますよね。そんな誘惑に負けないために、自分の中で基準を設けておくことが大切です。
モノ選びの練習はバッグの中から
・コード類や常備薬、衛生用品はそれぞれポーチにまとめて
・レシートやごみはその日のうちに取り出す
たくさん持つほど“荷物”になるバッグ
・ファイルやノートが入る中くらいのバッグ
・PCや着替えなどが入るたっぷり容量のバッグ
クローゼットも家計も圧迫するファッションアイテム
・どうしても流行のモノがほしいのなら、レンタルを利用する
・処分しきれなければ、収納保管サービスを利用する
「これさえあれば!」が部屋を窮屈にする
これさえあれば生活が変わるはず!と便利なモノなどに飛びつくことはありませんか。気が付くと使いこなせず、ガラクタとして眠っている……なんてことも。「○○さえあれば」という理由で、安易にモノを買わないことです。
・これさえいればキレイになれると思っている、美容グッズ
・読むだけでうまくいくと信じて買った、自己啓発の本
増やさないためのモノ選び
モノを増やさない秘訣は、ベーシックで長く使えるものを選ぶことです。使いやすさや心地よさを基準にした、自分にとっての定番を決めておきましょう。そうすれば、時間やお金をムダにすることもありませんし、頻繁に買い足したりしてモノが増えてしまうこともありません。
ベーシックなものは無印良品が◎
100均で収納上手に
一生モノを手に入れる
シンプルなモノ選びが満足感を生む
ミニマリストさんになりたい方のための、シンプルなモノ選びをご紹介しました。「好き」「心地いい」「使いやすい」という、素直な気持ちやインスピレーションを大切にするのがポイントです。今までの「見栄や欲を元にしたモノ選び」をやめて、新しい「シンプルなモノ選び」へシフトしていきませんか。きっとこの上ない満足感が得られるはずです。
ご紹介したほかにも、素敵なモノ選びが参考になりますので、ぜひご覧になってくださいね。
ミニマリストに憧れるけれど、今の生活では天と地ほどの差があるから無理……。こんなふうに諦めていませんか。シンプルな暮らしをしている方の中には、かつてはモノが溢れていたという方も多いものです。
そこで大切なのが、少しずつ変化していくこと。日々のモノ選びの基準を変えるだけでも、ずいぶんと暮らしの満足感が変わってくるはずです。