それらのつながりは、生活に安心や張りを持たせてくれる大事なものである一方で、ちょっとしたことで関係性が崩れやすく煩わしさと紙一重な面もありますよね。
人間関係で悩んだこと…あるよね
学生のとき、社会人になってからなど、関わるすべての人が自分と気が合うのであれば、そんな幸せなことはありません。けれど…なかなかそうはいかないものですよね。
気が合う人と同じくらい気の合わない人がいるでしょう。あまり関わらずに過ごせれば良いのですが、距離が近すぎると人間関係の悩みに発展することも…。
そんな時、味方になるもの
人間関係で悩んだ時、「私は私だ」と自分を信じる心や、自分を信じてくれる人、自分が安心していられる場所が強い味方になるのではないでしょうか。
自分を信じてくれる人や安心していられる場所の代表として、「家庭」が挙げられるでしょう。ここに帰ってくれば安心できる、自分の居場所があると思えるというのは幸せなことですよね。
自分の居場所=所属するコミュニティはいくつある?
ところで、家庭のほかに自分が安心していられる場所はありますか?毎日忙しくて、仕事と家庭の往復ばかりという方も多いかもしれませんね。
仕事と家庭、学校と家庭のように、所属するコミュニティが少なくても充実した毎日を送る人もいます。ですが、もし何かあったら…逃げ場がなくて苦しいのではないでしょうか。
所属するコミュニティが少ないと、何かあった時に苦しい
例えば仕事がうまくいかなかったり仕事先の人間関係で悩んでしまった場合。自分の所属するコミュニティが「家庭と仕事」の二つだとしたら、残るは家庭しかありませんよね。
家庭に帰って仕事の話をしたり、人間関係についての悩みを打ち明け、それが解決につながるのならまだいいのかもしれません。ですが、多くの大人にとってそれは難しいことではないでしょうか。
さらに、家庭は安心する場所であり、パートナーや家族、お互いが支えあう場として、自分のことだけに注力するのは難しいもの。嫌なことを忘れ気分を一新したり、自分に自信を与えることは家庭の本来の目的ではありませんよね。
自分が所属するコミュニティを増やそう
そこで、毎日の時間の使い方を見直し、家庭や仕事のほかに、趣味のサークル、スポーツジム、地域の集まり、ネットの中など、興味のあるコミュニティを探してみましょう。
所属するコミュニティを増やすことの良さとは
所属が違えばそれに属する人の価値観も違います。新しい考え方に触れたり自分の考えに賛同する人の存在があれば、心強いですよね。
複数の所属コミュニティがあれば、一方が調子の悪い時に他方で自信をもらったり、気晴らしをすることができるでしょう。複数のコミュニティに属することで、上手に心のバランスを取れるのではないでしょうか。
初めてのコミュニティに対して感じる不安は、一歩踏み出すことで解消するはずです。多くのコミュニティに属し、いろんな角度から自分の存在を認められることは、毎日の充実につながりそうです。
おわりに
誰しも仕事には仕事の顔、家庭には家庭の顔があります。それは求められている役割を果たすために必要なものであり、簡単には壊せないものでしょう。
複数のコミュニティに属するとは、多様な人と出会い価値観を認め合うと同時に、他では出せない自分を素直に出せることに意義があるのかもしれません。自分の幸福度を上げるために複数のコミュニティに属することについて、そして一歩踏み出すことについて考えてみませんか?
仕事で関わる人たちや趣味のサークル仲間、子どもの学校や習い事のつながりなど、私たちは本当に多くの人と関わりながら毎日を過ごしています。