出典:unsplash.com
友人、親戚の人、お仕事関係の人、お子さんの学校関係の人など家に招く人たちとの関係はさまざま。ある程度気心の知れた間柄なのに、終わった後にどうしても疲れてしまう。なぜでしょうか?もしかしたら、それはホスト側のあなたが「せっかくなのだから手厚くおもてなしをしたい」といった気持ちが前に前に出てきてしまうからかもしれません。準備の段階から、ホームパーティの当日までバタバタしてしまう。その上、思い描いた通りにならなくて、がっかりしてしまう。楽しいはずのホームパーティも、結局体も心もクタクタになってしまっては、「よし、次もまたここで集まりましょう」なんて言えませんよね。でもこれからは、「疲れないおもてなし」のポイントを実践して、ゲストはもちろんホストも楽しめるホームパーティを目指してみましょう。
「おもてなし」で一番大切なこと
出典:unsplash.com
家に招く側=ホストに多くありがちなのは、前日から掃除や片付け、お料理の下ごしらえで、すでにクタクタになってしまい、当日は当日で、お料理の仕上げをしたり、食器の片づけをしたりして、ずっとキッチンにこもったまま。どれだけきれいに家を片付けても、どれだけおいしい料理を作っても、これではみんなでゆっくりと過ごす時間が持てず、ゲストたちもかえって気を遣ってしまって楽しめません。なので「おもてなし」で一番大切なこととは、ホストであるあなたがまず率先して楽しむことではないでしょうか?
上手な「おもてなし」で楽しいホームパーティにしましょう。
友人やお世話になっている人を家に招いて開くホームパーティ。そんなホームパーティにはいいところがいっぱいあります。気の合う女友達が集まってワイワイガヤガヤ盛り上がる女子会なら、時間を気にすることはなく、気兼ねなくおしゃべりできます。そして小さいお子さんがいる友達でも、少しぐらいぐずってもお店ほど気を使うことはないので、ゆったりとパーティを楽しむことができます。お世話になっている方なら、時間やお金をかけなくても心のこもったあたたかい手料理の方が普段からの感謝の気持ちが伝えられて、喜んでもらえます。
なので上手な「おもてなし」で、もっともっとホームパーティを楽しめたらいいですね。
なので上手な「おもてなし」で、もっともっとホームパーティを楽しめたらいいですね。
上手な「おもてなし」ポイント ~気遣い編
1.ホストが楽しむこと。
先ほども書きましたが、上手な「おもてなし」をするには、まずホストであるあなたが楽しむことが大切。あなたが思い込んでいる「おもてなし」に対して、やらないといけないことばかりが先走って、いっぱいいっぱいになってしまうのは避けたいものです。ホストががんばりすぎて、ゲストが置いてけぼりってことないようにしたいですね。
2.ゲストと一緒にいる時間を大事にすること。
出典:unsplash.com
ゲストはお店のようにサービスを受けることを目的に来たのではありません。それよりも心のこもったお料理を食べながら、和気あいあいと気兼ねなくおしゃべりをすることを楽しみに訪れてきます。なのでホストがあなたも、そういった時間を一番に考えることが大切です。
3.手伝ってもらえるところは遠慮なくお願いしてみる。
出典:pixabay.com
以上のことから、一人黙々と料理を作って、セッティングをして、待っているゲストにそれを提供すること=「おもてなし」ではないことがわかりましたか?それよりも、お願いできることはゲストに手伝ってもらいながら、和気あいあいと準備を進めていく方のが、ゲストにとっては気が楽ってことがあるかもしれません。なので、ホストのあなたはさっさと準備を終わらせて席に着く。それがかえって「おもてなし」になるのかもしれません。
4.がんばりすぎない、お金をかけすぎない。
がんばりすぎたり、お金をかけすぎてしまうと、結局「次」がなくなってしまいます。まずはホストであるあなたがリラックスして、お金をかけるよりも心を込めて準備することを心がけましょう。それだけで十分な「おもてなし」になるように思います。
上手な「おもてなし」ポイント ~掃除・片付け編
では、ここからは実践編です。
招いたゲストがゆったりと心地よく過ごしてもらうためには、まず家が片付いていることが大切になってきます。そうすると「大掃除」が頭をよぎり、もうここでため息が出てきそうになりますが、ゲストが過ごす場所、使う場所だけ片付いていればいいのと思うようにしましょう。具体的には、玄関、リビングとダイニング、トイレ、洗面室だけが片付いていれば、十分に「おもてなし」の空間は演出できるように思います。
招いたゲストがゆったりと心地よく過ごしてもらうためには、まず家が片付いていることが大切になってきます。そうすると「大掃除」が頭をよぎり、もうここでため息が出てきそうになりますが、ゲストが過ごす場所、使う場所だけ片付いていればいいのと思うようにしましょう。具体的には、玄関、リビングとダイニング、トイレ、洗面室だけが片付いていれば、十分に「おもてなし」の空間は演出できるように思います。
1.玄関
2.トイレ・洗面室
3.ダイニングとリビング
生活に関わるいろんなモノが散らかっているリビング。一個一個仕分けしながら片付けようと思うなら、それだけで疲れてしまいます。今回は一時的でもいいので、散らかったモノをどこかに避難するという意味で、サクッと収納できる大きめのケースに入れて、寝室や子ども部屋などに一旦移動させるのもいいかもしれません。
上手な「おもてなし」ポイント ~インテリア編
おもてなししたい場所がある程度片付いてキレイになりました。今度はゲストに「わっセンスいいな」って、少しだけ思ってもらえたるようなアイテムをご紹介していこうと思います。さり気なくすることが最高の「おもてなし」になるので、あまりがんばりすぎない、お金をかけすぎないことを忘れないでくださいね。
1.ランチョンマットはラッピングペーパーで代用する。
2.「トーキング・グッズ」を用意しておく。
「おもてなし」には会話はとても大切。そこで「トーキング・グッズ」を用意しておくと、会話のきっかけを作ってくれます。箸置きやナプキンリング、調味料入れ、お花を生けた花器やキャンドルスタンドなどテーブルに置くアイテムを、ホストであるあなたがこれらについて会話が盛り上がったらいいなと思うものをセレクトしていく。それが[トーキング・グッズ」です。ゲストにとっても会話のきっかけを作りやすくなって、それだけで楽しい時間を過ごすことができます。ただここでもお金をかけないで、ちょっとした小物でいいので、是非とも取り入れてくださいね。
上手な「おもてなし」ポイント ~お料理編
まず何よりも「おもてなし」に一番気を遣うのが、「料理」かもしれません。美味しくって凝ったお料理でおもてなしをしたい気持ちがわかります。ですが、そう思うと、
・メニューや段取りで迷う。
・がんばりすぎて、失敗する。
・お金をかけすぎてしまう。
といったことになってしまうので、今回は「おもてなし料理」のポイントをいくつか挙げてみます。
・メニューや段取りで迷う。
・がんばりすぎて、失敗する。
・お金をかけすぎてしまう。
といったことになってしまうので、今回は「おもてなし料理」のポイントをいくつか挙げてみます。
1.作り慣れたお料理にする。
「おもてなし料理」というとどうしても手のこんだものを、と考えてしまいがち。でもそうなると、材料集めから、料理の段取り、レシピを見ながら調理などでたくさんの「時間」と「体力」を奪われてしまいます。その上に失敗して、落ち込むというようなことになると一気にやる気も失われますね。だから、そういうことがないように、いつも作っているお料理をいつもより多めに作る方のが、気が焦ることがない分だけ疲れもずいぶんと減ります。
2.おもてなし料理は3つにしぼる。
でも、そうは言ってもいつも食卓に出している献立では少し気が引けますよね。なので、ここからは疲れない簡単おもてなし料理をご紹介します。今回のおもてなし料理は「前菜・サラダ」「メイン料理」「ごはん・パン」の3つにしぼって、時間もお金もかからないをものをご紹介していきます。お気に入りのものが見つかったら、是非お試しくださいね。
■前菜は、作り置きできる簡単なもの■
■メイン料理は簡単だけど、あたたかいもの■
■ごはん、パンは手で食べられるもの■
■デザートも簡単だけと会話が弾むもの■
「おもてなし」の本当の意味をとは。
いかがでしたか?今まで「おもてなし」に対して、あなたが思い描いていたことと違いはありましたか?今回「おもてなし」についてお伝えしたかったのは、「まずは何よりホストであるあなたが楽しむようにする。」ということ。どんなに「特上のお料理」や「特上のサービス」を提供したとしても、ホストであるあなたがクタクタだったら、本来の「おもてなし」ではなくなってしまいます。これからは掃除も片付けも料理も単純化していって、ゲストと一緒に会話を楽しむことを大切に、「また、次もお越しくださいね。」って言えるような「おもてなし」を目指してみてくださいね。
※掲載時に、商品の在庫がない場合もございます。あらかじめご容赦ください。
素敵な画像にご協力いただいたサイト・ショップ様です。ありがとうございました。ほかにも、魅力的なアイテムに出会えますので、ぜひともサイトを覗いてみてください。
素敵な画像にご協力いただいたサイト・ショップ様です。ありがとうございました。ほかにも、魅力的なアイテムに出会えますので、ぜひともサイトを覗いてみてください。
ゲストが一番最初に目に入る玄関。第一印象をいいものにするために玄関前に散らかったゴミはさっとお掃除しておきましょう。