近い関係だからこその悩み…。
家族と気持ちよく付き合うためには?
パートナー
夫婦、恋人…などのパートナーは、好きという感情からスタートしたお付き合いなので、うまくいっているときはとても波長が合うけれど、そうでない場合には最悪の雰囲気になることもありますね。結婚しているのかいないのかでも変わってきますが、恋人の段階であれば解決できることでも、夫婦となると簡単に最終決意もできません。夫婦円満にやっていくためには、近い関係だからこそのルールが必要になってくるでしょう。
パートナーと仲良くやっていくためにはどうしたらいいでしょうか?
やはりいちばん大切なことは、相手が当たり前にしてくれていることに対して、「感謝」の気持ちをもつことでしょう。そして、「ありがとう」という言葉は口に出して伝えること。付き合いが惰性的になってくると、感謝の気持ちをもっていても口に出して伝えなかったりしますが、「伝える」ことが大切です。そのためにも日頃から無理のない範囲で積極的に「会話」することを意識し、付き合っていけるのがベストでは。
いくつになっても、夫婦仲睦まじくありたいものです。
両親
実の両親との付き合い方で悩まれている方も、意外と多いのでは?実の親であるからこそ、自分が子どもとして過ごす過程で、甘えたり反抗したりと感情をそのままぶつけてきた相手であると思います。それが大人になって結婚や就職などで親元を離れると、その途端に親のありがたさに気づくものでもあります。しかし、なかには子が親から自立していない場合やその逆もしかり。仲良しの度が過ぎて依存の関係になっていると要注意です。
親との上手な付き合い方は、あるのでしょうか?
実の両親との付き合い方で大切なのは、親も子もひとりの人間として「自立」していることでは。どちらかが過剰に持たれかかる状態では、うまくいくものもいかなくなります。経済的な援助やそれ以外の援助をいつまでも受けていては自立できませんし、仲良くし過ぎると他のバランスが崩れることも。ある程度の距離感を置き、お互いにひとりの人間として認めたうえで、仲良く付き合っていくことができれば素敵ですね。
両親の無償の愛に感謝。
義理家族
義理の家族との付き合い方、特に義両親とのお付き合いほど難しいものはないかもしれませんね。パートナーの大切な家族であるけれど、自分とは血縁ではないというモヤモヤ。でも、せっかく縁があったのですから、いつも気持ちよくお付き合いできればと誰もが願うでしょう。
そんな義理の家族との付き合い方って?
パートナーや自分の実の両親とでも、口で気持ちを伝えるのは難しいのに、義理の家族と言葉で分かり合うのはさらに難しいことだと思います。できればうまく距離感を保てるとうまく付き合っていけるのでは。そのうえで義理の家族の誕生日や何らかの記念日には、感謝の気持ちを形にしてプレゼントを贈るという、「目に見える形で気持ちを表す」のが最適でしょう。そのほうが相手にとっても、分かりやすい方法です。
実の家族と義理の家族との付き合い、差はほどほどに。
兄弟・姉妹
同じ両親から生まれて、なぜこんなにも性格が違うのだろうと感じるように、兄弟姉妹の性格が違うことはよくありますよね。それでも小さな頃はとても仲の良い兄弟だったけれど、大人になり親元を離れてからは全く会わなくなってしまったという関係の方も多いのでは?ときどき親友のように仲の良い兄弟姉妹を見かけますが、微笑ましいものです。それとは逆に、もう全く音沙汰なしの関係に発展している場合もあるでしょう。
そんな兄弟姉妹との付き合い方って…?
結婚や就職で離れ離れになった兄弟との付き合いは、たまの集まりや年賀のやりとりなどの定期的なものがあればそれで十分だとは思います。あとは、両親が大病を患ったときに「自然と集まることができる関係」であれば大丈夫でしょう。ただ、親の面倒を看ることを押し付けられたりしたりという偏りがあると不満が募り、後々不穏な関係になることも。そうならないように兄弟でキチンと話し合いをしておくことが大切です。
幼い頃のままの感情で話せたらいいのに。
親せき
日本では、盆や正月といった行事の際に親せきが集まるということが、各家庭で多々あるでしょう。遠距離でもない場合には、顔を出さない訳にも行かずに、しぶしぶ出席している方もいらっしゃるのでは。遠いようでいて近い関係の親せきの方たち。
そんな親せきとの付き合い方はどうしたら?
親せきの方たちとの集まりなどにモヤモヤしている方、ここは「ビジネスライク」でいきましょう。年に数回会うか会わないかと間柄ですが、やはり親せき。何かあったときには強い味方となってくれるかもしれません。あなたが顔を出すのは「仕事」なんだという気合で挑めば、意外と楽しいかもしれませんよ。
年賀状も出しておきましょう。
子供
子供を産んだ以上、世話をし保護をして愛情をもって育てるというのは親の務めです。時には厳しく、愛情をもっているからこそできる子育てという日々。しかし、子供がすでに親の手を離れて結婚や就職などをしているのなら、今までの付き合い方は変えていかなければならない場合も。
子供との付き合い方って、今まで通りじゃだめなの?
お子さんが既に大人で、結婚や就職をして自立している立場であるのなら、もう口出しはほどほどにして見守ることが大切でしょう。いつまでも自分もその家族と一緒にいるという勘違いをせず、「子供は子供の家族や世界観をもっている」という認識が必要です。何も遠くに離れなさいというわけではなく、依存しない程度に仲良くして楽しく過ごしていきましょう。
ときには旅行へ出かけても。
そんな近い間柄において、うまく付き合っていける方法を模索してみませんか?考えすぎて、負のループに陥らないうちに、最善策を見つけだしましょう。