犬猫も人間もみんな快適に暮らせるように、ペットと暮らすおうちのお掃除ポイントを見直してみませんか？

掃除をにとりかかる前に、まずはペットをブラッシングしましょう。これから掃除をすると思うと、カーペットや床が毛まみれになっても平気ですよね。換毛期は特にこまめにしてあげましょう。

ほこりと同じく、ペットの抜け毛は部屋や玄関の隅、家具の足元などに溜まるもの。掃除機は、部屋の隅に置いて気になった時にすぐに使えて小回りの効く、スタンド型やコードレスタイプが便利です。

ちなみにこちらのドイツ・フォアベルク社「コーボルト スタンド掃除機 VK200」は、アタッチメントを付ければこのようにハンディで布製品をブラッシングしながら吸引することも。ソファやベッドに付いたペットの毛を吸い取ることができます。

さらに、床掃除用ヘッドを付ければ拭き掃除までできるんです。徹底的にお掃除がしたい！という時には、フルコースで使いたいですね。

もっと気軽に使うなら、コードレスのハンディクリーナーを。窓のレール部分や部屋の角、カーテンレールの上、ソファーのクッションの隙間など、細かいところも簡単に掃除ができるのが魅力です。

定番ではありますが、やはり使えるのが電気の要らない粘着クリーナー。リビングや寝室はもちろん、外出時に服についた毛を取るために玄関など、いくつか用意しておきたいですね。毎日使うものだから、使い勝手の良いものを選びましょう。

意外とスリッパにも毛がたくさんつきませんか？犬がくわえて遊ぶことも多いですよね。こちらも忘れずコロコロしましょう。

ペットの毛がつきにくい素材の家具やインテリアアイテムもあります。こちらのグリーンのラグは、スウェーデンのブランド「パペリナ」のもの。細いビニールのような素材のニットプラスチック製で、ほこりっぽくならずに洗濯機で丸洗いもできます。こちらのグレーのソファーもスウェードのような布製で、毛もつきにくいそうです。

自分のおうちやペットのニオイは慣れてしまうもの。でもファブリック類や壁紙に染み付いてしまっていたり、来客の際に気づかれるかもしれません。ニオイだけでなく抜け毛も吸い込んで綺麗にしてくれる空気清浄機や消臭に特化した脱臭機を、ペットのトイレや寝床のある部屋に置くのがおすすめです。

消臭剤は、人体にもペットにも優しいものを使いたいもの。こちらの「A2Care」は、無色無臭で犬猫の嗅覚にも優しく、舐めてしまっても安全な素材でできています。猫のトイレや犬のハーネスに吹き掛けたり、粗相をしてしまった後の床のケアにもおすすめです。
※直接ペットには吹き掛けないでください。

若い頃は口臭が気にならなかった犬猫も、年をとれば歯も弱り口内環境が悪くなってきます。そして口臭は部屋の中に広がることも。大好きな気持ちは変わらないけど、やっぱり気になりますよね。犬猫も日頃の口腔ケアが大切です。

※口内環境がすでに悪くなってしまった犬猫には、歯磨きは痛みを伴う場合がありますので、かかりつけの獣医さんにご相談くださいね。

ペットのいるおうちで困るのが、虫対策。殺虫剤など強力な薬品を使うのは嫌ですし、ホウ酸団子など置き型の虫除けもペットが誤飲したら大変です。市販のものより効果は弱いかもしれませんが、蚊・ダニ・ゴキブリが嫌う「ひば油」で手作りスプレーを作ってみませんか？殺虫はされませんが、虫をよせつけない防虫効果が期待できます。

※ひば油は猫の苦手なアロマオイルに分類されますので、猫がいるおうちでは注意して使うようにしてください。

ペットは大事な家族の一員。それぞれのおうちの事情はありますが、抜け毛が嫌だからソファに乗らないで！なんて言わずに、好きなところでくつろいで欲しいですし、一緒のお布団で眠るのはペットと暮らす醍醐味。だから、みんなで仲良くおおらかに暮らして、お掃除はなるべく効率よく頑張る…そんな風に過ごしていきませんか？