大人になると「新しい世界」に踏み出さないのはなぜ?
大人になると昔のような「心の柔らかさ」がなくなってしまったように感じることはありませんか?少女のころには「ステキ!」「カワイイ!」「やってみよう!」と、湧き上がってくる思いと言葉に、体もすぐに動き出しました。「今もその感性は残っています。」といえる人でも、「でも…。」と言葉が濁ってしまいがち。背負っている責任や日々の忙しさの中では、新しいことに挑戦してみたいと思っても、軽率に行動できないという大人の事情もあります。
「新しい世界」の扉は、どうやって見つければいいの?
心理学や教育学の権威、ロバート・キーガン博士(ハーバード大学)は、大人になった私たちも様々なことを学び成長できることを報告しています。そのエッセンスをまとめると、「強固な固定観念」に気づき、成長をジャマする行動を変えれば、大人だって成長できる!ということです。
つまり、「私の毎日なんてこんなもの」と思っていたものに、注ぐまなざしをほんの少しだけ変えるだけでいいのです。プリズムの角度をほんの少し変えれば、違う色があらわれる…そんなイメージのちょっとした変化で良いのです。
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大人になってしまったのだから、もうムリ…。時間がないから、そんなことできない…。頑張っても無駄になるだけ…。そんな思いを少しだけチェンジ!
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大人になった今だからできることもあるかもしれない。
時間を有効に使えば、充実した毎日になるかもしれない。
頑張ってダメだったら、もう一度チャレンジすればいいだけだよね。
大人になって習慣になってしまった「考え方の足かせ」を外せば、行動も軽やかになることに気づけるはずです。
時間を有効に使えば、充実した毎日になるかもしれない。
頑張ってダメだったら、もう一度チャレンジすればいいだけだよね。
大人になって習慣になってしまった「考え方の足かせ」を外せば、行動も軽やかになることに気づけるはずです。
「新しい世界」に一歩をふみ出そう! 【初級編】
「新しい世界」といっても、イメージは人それぞれ。次に具体的にトライしやすい方法をご紹介します。
何から始めればいいか分からない!
新しい世界に挑戦したい気持ちはあるけど、何から始めればいいか分からない……そんな人は、まず暮らしの習慣を少しだけ変えてみて。いつもの暮らしの中でできる「小さな変化」をつくりましょう。ポイントは「気軽に一人で出来ること」にトライしてみることです。
1、最寄り駅周辺で「10分トリップ」
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家路では、今いる“この場所”を味わうことはあまりないものです。もより駅周辺の「10分トリップ」で、暮らしの中に小さな発見をしてみませんか?
例えば、いつもの駅で降りても、「家路とは逆に歩いてみる」。目的がなければ行くことのない「駅の向こう側」に向かってあえて歩いてみるのです。あるいは、「いつもの駅の手前で降りる」のもおススメ。車窓から眺めるとなり町は、知っているようで知らない魅力に出会える町です。いつもとは違う改札を下りるだけでも、新鮮な空気が心に流れます。
例えば、いつもの駅で降りても、「家路とは逆に歩いてみる」。目的がなければ行くことのない「駅の向こう側」に向かってあえて歩いてみるのです。あるいは、「いつもの駅の手前で降りる」のもおススメ。車窓から眺めるとなり町は、知っているようで知らない魅力に出会える町です。いつもとは違う改札を下りるだけでも、新鮮な空気が心に流れます。
2、「いつもの定番品」をチェンジ
使い慣れている調味料が売切れていて、戸惑ったことはありませんか?その戸惑いを積極的に取り入れて、脱・定番品をすることで「あ、おいしい!」という味の出会いがあるかもしれません。「これがなきゃダメ」という固定観念を捨てることで、料理の幅が広がります。
3、カメラを持って出かけてみる
まずはこだわらずにスマホでもOK。でも、楽しさにハマると、驚くほど生活がいろいろ変りだします。気がつけばカメラだけでなく、カメラ小物の世界にもワクワク。
スマホだけでなく、一眼レフや使い捨てカメラなど、カメラを使い分ける女性も増えました。カメラで被写体を切り取ることは、自分自身を知る優れた方法。バッグにカメラを忍ばせて、気軽に自由に表現してみませんか?
スマホだけでなく、一眼レフや使い捨てカメラなど、カメラを使い分ける女性も増えました。カメラで被写体を切り取ることは、自分自身を知る優れた方法。バッグにカメラを忍ばせて、気軽に自由に表現してみませんか?
「新しい世界」でチャレンジの質を高めよう 【中級編】
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きちんと成長が感じられる挑戦がしたい!
仕事や家庭と両立しながら挑戦できる”新しい世界”ってあるのかな?
いろいろなことに挑戦しているけれど、イマイチ自分の成長につながっているのか分からないという人もいます。そんな人はあえて、「評価をもらえること」に挑戦しみてるのがおススメです。評価ばかりを気にしていては息苦しくなりますが、評価を「なるほど!」と成長のバネにすれば、「新しい世界」はすぐそこに広がります。身近な人から反応がもらえるものがおすすめですよ。
いろいろなことに挑戦しているけれど、イマイチ自分の成長につながっているのか分からないという人もいます。そんな人はあえて、「評価をもらえること」に挑戦しみてるのがおススメです。評価ばかりを気にしていては息苦しくなりますが、評価を「なるほど!」と成長のバネにすれば、「新しい世界」はすぐそこに広がります。身近な人から反応がもらえるものがおすすめですよ。
1、ファストファッションをプチ断食
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流行を手軽な価格で取り入れられえるファストファッションブランド。便利ですが、どこかマンネリ化もしてきます。次に買う服は「脱・ファストファッション」を決めてみるのも、「新しい世界」の扉になります。
そして、通りがかるたびに気になっている、「あのブランド」に挑戦!手持ちの服に合うか心配なら、「誰でも合わせやすいアイテムはありますか?」なんて質問を用意しておいて、初めの一着を手にしてみましょう。
新しいスタイルで、周りの「いいね!」も気になるけれど、自分の気持ちがキラキラできるのが一番うれしい反応かもしれません。
そして、通りがかるたびに気になっている、「あのブランド」に挑戦!手持ちの服に合うか心配なら、「誰でも合わせやすいアイテムはありますか?」なんて質問を用意しておいて、初めの一着を手にしてみましょう。
新しいスタイルで、周りの「いいね!」も気になるけれど、自分の気持ちがキラキラできるのが一番うれしい反応かもしれません。
2、作品をつくって出品してみる
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特徴や使い方などを説明する中で、ものをつくる技術以外のことにも自然と心が向きます。
手作りのマーケットサイトを見ると、とてもすごい作品が並んでいます。「私はとても出品なんてムリ」と感じてしまうかも。でも、手作りサイトは「完璧なモノ」を求めている人ばかりが訪れるわけではありません。あなたの手にある、そのちょっとしたクセが「魅力ある作品」になるかもしれません。
例えば、イラスト・刺繍・編み物…。ちょっとした時間を積み重ねて作った作品が、誰かの暮らしをいろどるアイテムになります。「ありがとう!」「とっても気に入っています。」そんな言葉が心に栄養を注いでくれます。そして気が付けば、かつては知らなかった世界でのびのびと翼を広げているかもしれません。
例えば、イラスト・刺繍・編み物…。ちょっとした時間を積み重ねて作った作品が、誰かの暮らしをいろどるアイテムになります。「ありがとう!」「とっても気に入っています。」そんな言葉が心に栄養を注いでくれます。そして気が付けば、かつては知らなかった世界でのびのびと翼を広げているかもしれません。
3、小さなワークショップを開いてみる
「教室を開くほどの自信はないけれど、長く勉強は続けてきたなぁ…。」という特技があれば、小さなワークショップを開きませんか?きっと周りには、あなたが先生になってくれるなら、「実は習ってみたいんだよね!」という人が必ずいるはず。2~3人でちょっとお茶をするくらいの感覚で、気負わずゆるく…がポイントです。
「新しい世界」で飛躍的に成長しよう 【上級編】
マンネリな毎日から抜け出す方法は?
Q:「毎日に不満はないのですが、なんとなく張り合いがなて…。今のマンネリから抜け出す方法はありますか?」
A:「大きく羽ばたく勇気も大切。不安を感じたら、それこそが“新しい世界”が始まる扉です。」
安心で安全な場所には、居つづけようとするのが人間です。でも、それだけでは何かが足りないと感じることも。ここは大人だからこそ取れる「知的な刺激」に向かって、一歩を踏み出しましょう。きっと「こんなことできるのかな…?」と不安になることもあります。でもその不安は、大きな飛躍ための踏み台。勇気をもって思い切って踏み込めば、フワッと体が持ち上がるはず!
A:「大きく羽ばたく勇気も大切。不安を感じたら、それこそが“新しい世界”が始まる扉です。」
安心で安全な場所には、居つづけようとするのが人間です。でも、それだけでは何かが足りないと感じることも。ここは大人だからこそ取れる「知的な刺激」に向かって、一歩を踏み出しましょう。きっと「こんなことできるのかな…?」と不安になることもあります。でもその不安は、大きな飛躍ための踏み台。勇気をもって思い切って踏み込めば、フワッと体が持ち上がるはず!
1、コミュニティのためにできることを知る
地域の活動に参加する…確かに「新しい世界」につながる扉かもしれません。でも正直、開くには「重そう」です。でもそんなに気負わなくても始められるものもありそう。例えば「図書館で読み聞かせボランティア」や「マラソン大会のスタッフ」など、趣味や関心のあるところからトライできそうです。
1、もう一度学生に戻って「学びなおし」
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「もう少し勉強しておけばよかったな…。」そんな風に思うことってありますよね。この際「学びなおし」をしてみませんか?学校と一言で言っても様々な種類があります。熱い思いと暮らしとの両立を図りながら、思い切って一歩踏み出してみましょう。知識や技能だけでなく、人間関係も変わって、世界の見え方まで違ってきますよ。
☑取りたかった資格に挑戦する
仕事で必要な知識を身につけることに忙しくて、後回しにしていたあの「資格」。思い切って挑戦してみませんか?真剣に「学ぶ」ということに取り組むと、今までの仕事の仕方にも変化があるかもしれません。
☑社会人入学というシステムを活用する
かつて諦めてしまった進学。時代が変わり「社会人入学」のシステムも整い、比較的身近になっているかもしれません。一度挑戦してみようかな?…そんな思いが、暮らしに新しい風をもたらします。
☑取りたかった資格に挑戦する
仕事で必要な知識を身につけることに忙しくて、後回しにしていたあの「資格」。思い切って挑戦してみませんか?真剣に「学ぶ」ということに取り組むと、今までの仕事の仕方にも変化があるかもしれません。
☑社会人入学というシステムを活用する
かつて諦めてしまった進学。時代が変わり「社会人入学」のシステムも整い、比較的身近になっているかもしれません。一度挑戦してみようかな?…そんな思いが、暮らしに新しい風をもたらします。
さまざまな記事の中に、今挑戦するのにピッタリな資格が見つかります。知らなかった意外な資格もありますよ。
「新しい世界」のカギは、あなたの心の中にある
安心と引き換えに、「フツウ」「単調」「ありきたり」があふれた毎日。「それが大人の暮らし」と諦めることもできますが、大人だからこそできる成長に目を背けてしまっていませんか?大人の「新しい世界」」への挑戦は、子どものときのように、誰かにしいられてするものではありません。ワクワクできることを探すことから、少しずつ取り組むこともできます。もう「新しい世界」のありかを知っているなら、思い切って飛び込むこともできます。ポイントは、固定観念を捨てて自由な発想でトライすること。「新しい世界」へとつづく扉のカギは、あなたの心の中に見つかりますよ。
写真をご提供いただいた素敵なサイト様
シャボン液のゆらめきがシャボン玉の色を変えるように、暮らしにほんの少しの変化をつくれば、見える世界が違ってきます。