金沢で作陶する、たくまポタリーの宅間祐子さんのほっこり椀。湯呑みとしてはもちろん、カフェオレやデザートにも使えるフリーなデザイン。上品なグレーの穏やかなたたずまいは、正しく淹れた本物の日本茶を飲みたい気持ちにさせてくれます。

緑茶の茶葉小さじ1～2に対して、お湯を200～300㏄。緑茶は70℃程度、玉露は50～60℃の低めの湯温で淹れます。急須で1～2分蒸らしてから、温めた湯呑みに注ぎましょう。

落ち着いた印象のフリーカップですが、よく見ると猫や小鳥など可愛い動物の絵柄が描かれています。倉敷意匠「ユカワアツコ」さんの作品。底面に光をかざすと、猫の透かし絵が浮き出る素敵なアイデアも。どんなお茶にも合う自由な雰囲気がいいですね。

緑茶に合うのは少し低めの湯温ですが、玄米茶・ほうじ茶は、100℃の熱湯を。サッと出して、香りを楽しみます。抹茶入りの玄米茶などは、少し低めの90℃くらいがおすすめのようです。

日本一の紅花の産地・山形で、山形の土器をイメージして作られた器。釉薬も、地元の紅花です。渋さが際立つ大人の器には、とっておきのこだわり茶葉で淹れたお茶が似合うかもしれません。こちらの器は、湯呑みのほか、そば猪口としても使えます。

こだわりの茶葉でお茶を愉しんだら、お茶殻もぜひ再利用しましょう。写真は、ポン酢和え。茶殻の佃煮・ふりかけ・天ぷら・炊き込みご飯などもおすすめです。

シンプルな汲出し（湯呑茶碗）は、おもてなしなどでも役立つフォーマルな器。あると便利です。また、茶托付きの湯呑みは意外にも洋風の飲み物にも合い、スプーンを添えられるので、おさまりがいいですね。

ほうじ茶とミルクで作る、香ばしいほうじ茶ラテ。和と洋のコラボレーションが楽しめる、素敵な飲み物です。和菓子も洋菓子も合います。

りんごやぶどう、キウイなど、旬の果物をたっぷり使ったフルーツティーは、贅沢なおいしさのスペシャルな飲み物。ゆったりと過ごしたい夜などにもいいですね。

セピアのカップには、ミルク系の飲み物も合いますね。ホールスパイスを使った、本格的なチャイミルクティーなどはいかがでしょう。香り高い夜のひとときが愉しめそう♪

秋風が冷たく感じる夜には、ジンジャーをきかせたホットミルクで、ぽかぽかに温まるのもいいですね。もちろん、豆乳などでもOK。シナモンも体を温めてくれる食材です。

こんな花柄のカップも、気分が華やぎますね♪スウェーデンの伝統ある陶磁器メーカー「GUSTAVSBERG（グスタフスベリ）」と、動物や食物をモチーフにした作品が人気の「鹿児島睦（まこと）」氏のコラボによる作品。

実用性と美しさを兼ね備えた、伝統の焼き物、瀬戸焼。こちらは、あえてマットな質感に仕上げた、いらぼマグ。民藝調のぽってりとした雰囲気に、ボトムの装飾がアクセントになっています。

温かい甘酒をマグカップでたっぷりいただくのも、秋の夜にはいいですね。どっしりとしたマグカップにも、和の甘酒はよく合いそうです。体に優しい麹甘酒をおうちで作るのもおすすめ。

木製のカップで味わうなら、木の実の香りが香ばしいホットラテなどもいいかも。秋の森を感じながら、静かな夜を過ごしましょう♪

マグカップでココアを愉しむのもいいですね。シンプルなのもいいですが、シナモンやジンジャーなど体が温まるスパイスを加えるのもおすすめ。無糖のココアにはちみつを入れて、やさしい甘さでリラックス♪

琺瑯は、におい移りがしにくく、味質も変わらないのが特徴。こちらは、ツバメ印がワンポイントになったホーローカップ。コーヒーや紅茶、スープなどいろいろな飲み物に使えます。

おしゃれなティーカップで優雅にくつろいだり、味わいの湯呑みでしみじみと安らいだり。秋の夜長は、ゆるりゆるりと過ごしたいもの。ぜひ、素敵なおともになるカップや湯呑みをおそばに。あなたのお気に入りは見つかりましたか？