「土用の丑の日」は夏だけじゃない!
では、秋の「土用の日」は?
何を食べるのが定番なのか、ご存知ですか?
そもそも「土用」は夏だけだと思っていませんか?
「土用」って、いったい何?
「秋の土用」はいつ?
2018年は「土用入り」が10月20日、「土用明け」が11月6日。この18日間の中で丑の日は10月24日ですが、秋で大事なのは今年10月27日に当たる「辰(たつ)の日」。後ほど辰の日に食べたい食をご紹介するので、参考に!
「秋土用」にはどんな意味がある?
夏の疲れを癒す時
「秋土用」は、夏に溜まった疲れが表面化しやすい時期。気温差によっても体調を崩しがちです。「なんとなく調子が悪いかな」という合図を見逃さないで。少しだけ、ここで休んでみましょう。
やってくる冬に備える時
秋が過ぎれば今度は寒い冬がやってきます。喉を痛めたり、咳が止まらなくなったり、夏とは違う体調不良を起こすことも。冬を迎える前のこの時期、健康管理をはじめるきかっけとなるのが「秋土用」です。
「秋土用」に食べると良いものは?
青魚
「た」がつく食べ物
「秋の土用」に食べたい、おすすめレシピ
体ポカポカ!大根のみぞれおでん
DHAたっぷり!サンマの蒲焼き丼
代謝促進!サバのおろし煮
「秋土用」は、どうして過ごす?
さて最後に「秋土用」の過ごし方についてお話しましょう。
前述したように「秋の土用の日」は18日間あります。この期間は、季節の変化により精神的にも落ち込みやすい時。心身の健康管理には十分注意してください。
不安定な気持ちを落ち着かせて
気持ちが不安定になる、感傷的になる、衝動買いをしやすくなる、といった傾向があるのも、この時期。それも季節の変わり目だからと自覚していると少しラクかもしれません。
ソワソワする時は無理して突き進もうとせずに休憩を。ゆっくり足湯やお風呂につかるのも心を落ち着かせるためにはいいですね。
ライフスタイルも季節の変化に合わせて
気持ちの切り替えと今後の支度を始めましょう。服や部屋の衣替え、また仕事や身辺の整理など。自分のことだけではなく、パソコンや靴など物に対するメンテナンスも心がけてみて。
「土用」は注意期間であり準備期間!
これからやってくる「秋土用」を、今年は意識してみませんか?
2018年10月20日〜11月6日。この期間は疲れを癒し、栄養をたっぷり摂って、体力をつける時。心身をいたわりながら暮らしを整えていきましょう。そして次の季節を気持ちよく迎えてください♪
「土用」は、雑節と呼ばれる暦の1つ。節分・彼岸・八十八夜などと同じように季節の変わり目を表す特別な暦日で、春土用・夏土用・秋土用・冬土用と4つがあります。
もともとは中国の陰陽5行説に由来しているそうで、春は木、夏は火、秋は金、冬は水の象徴だと考えられているとか。