気づかぬうちに溜まる体や心の疲れ
そんな方におすすめなのが、1分間の呼吸トレーニングです。今回は慌ただしい毎日の中でも、就寝前や隙間時間にできる、体と心をリラックスさせる呼吸法をご紹介します。毎日意識的に続けて、ネガティブな感情や体の緊張をほぐしていきましょう。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
まずは”呼吸”の大切さについて知ろう
呼吸法と聞いて最初に思いあたるのは、”複式呼吸”という方も多いと思いますが、他にも”胸式呼吸”などの様々な呼吸法が存在します。どれも、共通しているのが「深くゆっくりと呼吸をする事」。
日常でストレスや心配事などがあると、気づかぬうちに呼吸が浅くなってしまうので、意識的に深くゆっくりと呼吸を取り入れる事で、体の隅々にまで酸素が行き渡り体にいいメリットを生み出してくれます。
睡眠の質が上がる就寝前の呼吸トレーニング
本来、就寝前はリラックスしている時間ですが、1日の中で起きた嫌だった出来事や、明日の為の準備などを色々考えてしまう時間でもあります。
ネガティブな気持ちが少しでも湧いて来てしまったら、考えすぎて疲れてしまう前に1分間の呼吸トレーニングを取り入れてみてください。意識的に深い呼吸を行う事で、気持ちを入れ替えるスイッチにもなります。
吸って・止めて・吐くを繰り返す
仰向けになり、リラックスして呼吸をしていきましょう。心を落ち着かせて…まずは鼻からゆっくり空気を吸いましょう。そして息を少し止めて、吸い込んだ空気を口から長く吐き出します。1分程これを繰り返します。
吐く時は、目をつぶり心に溜まった思いを吐き出すイメージで呼吸します。ここで日頃のストレスや負の感情を思いっきり吐き出しましょう。
吸うときは新しいエネルギーを吸い込むイメージで呼吸しましょう。太陽や青空など自然の風景を頭の中でイメージしてみたり、明るい場面を思い浮かべると効果的です。
慣れてきたら隙間時間に呼吸トレーニングを取り入れてみよう
ちょっぴりストレスを感じたら深呼吸
仕事や家事に追われて余裕がなかったり、仕事で失敗をしてしまって落ち込んだり、日々の暮らしをおくる上で私たち現代人は、どうしてもストレスを切り離せないですよね。そんな日々のちょっとしたストレスを感じた時こそ1分間の呼吸トレーニングを取り入れてみてください。
なんだか感情のバランスが上手く取れない時は、室内にいるならなるべく外に出て体内の空気を入れ替えるイメージで深く呼吸をしてみましょう。たった1分意識して呼吸を深く繰り返すだけで、気持ちが少しづつ落ち着いてきます。
慣れてきたらお昼の休憩の時や、家事が片付いたタイミングで意識的に隙間時間に1分間の呼吸トレーニングを取り入れてみてください。緊張した体がほぐれ、いつも余裕のなかったピリピリとした気持ちが穏やかになってきますよ。
気分が健やかな時にも深呼吸
1分間の呼吸トレーニングを続ける時は、不安や焦りを緩和させる為だけではなく、気分が健やかな時に嬉しい気持ちやポジティブな感情を体の隅々まで行き渡らせるようなイメージで深呼吸するのもおすすめなんです。
心が幸せな感情で満たされている時に深く呼吸をする際は、具体的になりたい自分をイメージして想像してみてください。ポジティブな状況をイメージする事で、さらに良いことを引き寄せるようになったり、自分に必要な心の動きに気づく事ができます。
毎日の自分に寄り添う、呼吸トレーニングはじめませんか?
呼吸を意識するトレーニングを継続していると、気づかぬうちにしていた溜め息を少なくするきっかけになります。頑張りすぎた体と心をラクにしてくれる1分間の呼吸トレーニング。ぜひ今日からはじめてみてくださいね。
仕事や家事の中で、気づかぬうちに溜まってしまっている体や心の疲れ。リラックス方法として体を動かすヨガを取り入れる方が多いですが、運動が苦手だったり、時間がなかったり、行動を起こすのがおっくうな方も多いですよね。