幸せの『マザーリーフ』を知っていますか？
母体となる葉っぱからたくさんの芽を出すマザーリーフ。実はとっても丈夫な植物なので
初心者でも簡単に育てることができるんだそう。
小さな幸せが見つかるかも？『マザーリーフ』の生態について詳しく見ていきましょう。
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
たくさんの名前を持つ不思議な植物
◇どんな名前で呼ばれているの？
1枚の葉っぱからたくさんの小さな芽が出る可愛らしい植物、マザーリーフ。
正式名称は、『セイロンベンケイソウ』と言います。
神秘的で不思議なマザーリーフには、様々な別名があり、ハカラメ（葉から芽）、ミラクルリーフ、灯篭草、子宝草、幸せの葉っぱ、グッドラックリーフ、ハッピーリーフなどと呼ばれています。どれも、幸せがぱっと広がりそうな名前ですね。
◇生態について
マザーリーフの大きな特徴は、1枚の葉っぱを水や土の上に置いておくだけで、葉っぱから小さな芽を出すことです。
水に浮かべておくだけで芽がぐんぐん育つ、神秘的な植物なんです。
土の上に葉っぱをそっと置いておくだけで、ほらこの通り。葉っぱからたくさんの目が出てくるんです。
芽がぐんぐん育つと葉っぱがどんどん大きくなり、こんな感じに育っていきます。
願いを叶える『マザーリーフ』の花言葉
花言葉は「無言の愛・平穏無事・信じて従う」など、愛情を感じる言葉です。縁起の良い名前とともに、幸せを運んでくれそうな気がしますね。
とっても丈夫な『マザーリーフ』は、初心者でも育てやすい
マザーリーフは、暑さや乾燥に強く、植物を育てるのが初めてという方にも育てやすい植物です。寒さにはちょっぴり弱いですが、寒い日にはお部屋の中に置いておけば大丈夫。育て方は、水栽培と鉢植え栽培の2種類です。
◇水栽培
水栽培は、葉っぱを1枚、浅めのガラス容器などに薄く水を張って浮かべておくだけで育ちます。葉っぱを浮かべて、1週間程で発根し、2週間程で芽が出ます。水は絶やさず、毎日水替えをした方がいいですよ。半日陰程度の明るさで元気に成長します。
◇鉢植え
水栽培から出た芽が、3cm程に成長したら、葉っぱから芽を切り離して鉢に植え替えましょう。根を痛めないように、葉っぱ部分も余分に切り取るようにしましょう。
お部屋の中で育てる時は、日当たりの良いところ、屋外で育てる時は、明るい半日陰に置くのが良いでしょう。光の方を向いて成長するので、たまに光が当たる方向を変えてあげるとまっすぐ成長します。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。冬場は土の表面が乾いてから2、3日後に水を与えるだけで大丈夫です。肥料を与えると、さらに元気にすくすく育ちます。
◇上手に育てることができれば、幻の花を見ることができるかも…？
めったに咲かないと言われているマザーリーフの花ですが、上手に育てればこんな不思議な花が鈴なりに咲くのを見ることが出来るかもしれません。花が咲く時期が12月から春にかけての寒い時期なので、日本では花が見られるのは少ないそうで幻の花と呼ばれています。花を見ることが出来たら幸せが舞い込んで来そうな気がしますね。
こんな花瓶やボールに浮かべて美しく飾りたい
マザーリーフを器に飾ったり、浮かべらりするなら、透明感溢れるガラスの器がお似合いです。
光が透けるととてもきれいな飾り模様のあるガラスの器。
緑を生き生き見せてくれて、マザーリーフの可愛らしい姿が引き立つこと間違いなしです。
ニュアンスの感じられる色味の器にそっと浮かべるのも素敵。
きれいなブルーや温もりのある白にマザーリーフをそっと浮かべて。
伸びた芽を深さのある器にちょこんと飾るのも可愛らしいですね。個性的な形の器は、神秘的なマザーリーフによく合います。
マザーリーフを育てて、幸せを呼び込もう＊
初めてでも育てやすく、葉っぱからすくすく芽が出る様子は、なんだか幸せな気持ちで満たされます。
葉っぱをそっと水に浮かべたり、土の上にのせておくだけで芽が出るのもなんとも不思議ですよね。
お店でマザーリーフと出会うことができたのなら、育つ様子を眺めながら、日常に幸せを呼び込みませんか？
日本では小笠原諸島や南西諸島に生息している『マザーリーフ』。“幸せの葉っぱ”や“ミラクルリーフ”とも呼ばれています。