頑張りたいのに頑張れない。そんな時ありませんか?
そんな時は自分を責めるのではなく、休息を求めている心のために「心の回復時間」を作ってあげて。今回はそんな疲れた心を感じた時に役立つ、心の疲労回復方法をご紹介します。
まずは心の疲れ度をチェックしてみよう
以下は心が疲れている時に起きやすい症状と言われています。1つでも当てはまると感じたら、心の疲れを疑ってみて。
・ついイライラしてしまう
・寝つきが悪い、途中で目が覚める
・朝早くに目が覚めてしまう、逆に朝起きることができない
・食欲異常(食欲がわかない or 食欲過多)
・不安な気持ちが強くなる
・ソワソワと落ち着かない気持ちになる
・頭痛がしたり動悸がする
疲れた心の回復方法
自分を否定しない
心が疲れている時はとにかく自信をなくしがち。だからこそ、心の疲れを感じたら、自分の全てを肯定してあげて。疲れている気がする、やる気が出ない……そう感じたら時には自分を慰めて、ゆっくり休むことが大切です。
とにかく体を動かしてみる
全身を使って動くことは、エネルギーは使うけれど、心のスッキリ感を得られます。運動が得意な方は少し激しめのスポーツでもストレスを感じることなく楽しめるかも。苦手な方はストレッチやヨガ、ウォーキングなど、無理のない範囲で体を動かしてみてください。汗を流した後は心の疲労感も軽くなっているはず。
スパやマッサージでリラックス
ヘッドスパやマッサージもおすすめです。体には様々なツボがあり身体的な疲労だけでなく自律神経を整えてくれることで、心の疲労も取り除いてくれます。
ぐっすりと眠る
睡眠は心も体も回復させてくれます。疲れが溜まりすぎるとなかなか眠れなくなってしまったり眠りが浅くなったりしてしまいがちですが、そんな時は少しでも眠りやすい環境をつくってみて。
たとえば、乳製品やハチミツ、バナナなどは安眠のためのおすすめ食材と言われています。その他、入浴する時は40℃前後のお湯にゆっくり浸かったり、寝る前にアロマを焚くのもおすすめです。
音楽を聴く・奏でる
聞いているだけでリラックスできると言われているヒーリングミュージックだけでなく、ロックなどの大きな音で聞くのが気持ちのいい音楽や激しい音楽でも、心が求めるままに聞いてみましょう。聞いたり歌ったりすることで心が軽くなり、気が付いたらすっかり元気になっているかもしれません。
ひとりの時間を大切にする
疲れの原因が人間関係の時はもちろんですが、人といるのが好きな人でも、時には自分1人になってゆっくりと過ごすことも必要です。自分ひとりで思いきり自分を甘やかす時間を大切にしてみてください。
部屋を暗くして過ごす
心が疲れ落ち込んでいる時に暗い部屋?と不思議に思うかもしれませんが、暗い部屋というのは、目からの情報が伝わらないことで脳を休めることができます。キャンドルの明かりでゆらめく炎を見つめながら、しっかり脳と心を休ませてあげましょう。
親しい友人や恋人と過ごす
1人では寂しい、誰かに一緒にいてもらいたい、そんな気分の時は、気の置けない友人や大切なパートナーを頼りましょう。親しい人に話を聞いてもらったり、ただ「楽しい!」と思えることをするのもおすすめです。笑うことは心を軽くしてくれます。
動物と触れ合う
アニマルセラピーというセラピー手法をご存知ですか?ペットには「癒し」の効果があると言われています。ペットを飼っている人は、ペットを撫でたり、一緒に遊んだり、眠っている顔を見ているだけでも癒されるはず。ペットのいない方も、苦手やアレルギーでなければ、ぜひ動物園や水族館などで、動物を眺めたり触れ合ったりしてみてください。
花のある部屋にしてみる
一輪の花でも部屋にあるだけでなんだか癒される。そう感じたことはありませんか?いい香りの花は香りでも癒してくれますし、色の持つパワーにも人を癒す力があると言われています。自分の好きな花、その時飾りたいと思ったものを飾り、ぼんやり眺めてみてください。
心から健やかに、元気でいるために。
いかがでしたか?心が疲れを感じた時にためしてほしい10のことをご紹介しました。
肌や髪と同じで、ダメージを感じたらマメにケアすることで元気を保てるようになっていくはず。ちょっと疲れたな、と感じたときは紹介した「心の疲労回復方法」を気の向くままに実践して、心のケアをしてあげてくださいね。
あれもこれも、やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、出るのはため息ばかり。どうしてもっと頑張れないんだろう?そう感じる時は心まで疲れてしまっている時かもしれません。
特に、暑さが続き夏バテしやすくなる季節には体のだるさと共に心の疲労感を感じる方も多いのではないのでしょうか?