最近は「除菌もできる」洗剤が増えていますが、除菌ができる洗剤を使っていても油断は禁物です。スポンジの中の除菌まではできないので、除菌ができる洗剤だからとスポンジを使ったあと濡れたまま置いておくと、やはり細菌が繁殖する条件が整ってしまいます。

スポンジは使った後、汚れや洗剤をよく洗い、水気を切って風通しのよい場所で保管することが重要。そして劣化する前に交換すれば、特別なお手入れは必要ない、と言ってもいいかもしれません。

どうしても雑菌が気になった場合は耐熱容器にスポンジを入れ、75～90℃以上のお湯に1分以上晒しましょう。

そしてすぐに冷たい水をかけて冷まし、水気をよく切って風通しのよい場所で保管します。スポンジは劣化していると菌が繁殖しやすくなるので、小まめに取り換えることが大事です。

布巾の洗濯方法は大きく分けて「手洗い」と「洗濯機洗い」の2つの方法がありますが、ここでは正しい「手洗い」方法をご紹介します。

①桶に45℃くらいのぬるま湯を張り、台所用漂白剤を溶かします（水1リットルに対し漂白剤10ml）。
②布巾をもみ洗いします。
③布巾を1度水で綺麗にすすいでから、再度桶に浸します（除菌のみの場合は2分、汚れが気になるときは30分）。
④水でしっかりすすいで乾燥させます。

洗った布巾はしっかりと乾燥させましょう。除菌効果が高い天日干しが理想ですが、乾燥機や室内の風通しの良いところに干して濡れたまま放置しないことが肝心です。

水切れが良く乾燥も早い上に場所も取りません。見た目がスッキリするだけでなく、狭い場所で水切りしたいときにおすすめです。

白いシンクに黒いスポンジがマッチしてとってもおしゃれ。シンクの壁面に沿って取り付けられるので、省スペースのホルダーです。ただ、常に濡れる場所にあるので、錆びにくいものを選びましょう。

最近は100均でもシンプルで使い勝手がいいアイテムが増えているので、上手に取り入れてみては。写真のステンレス製スポンジホルダーは白いシンクとの相性も抜群です。

ダイソーのスポンジラックは3連なので、スポンジの他にブラシも置けてとっても便利♪

スポンジホルダーやスポンジラックが要らないので、場所を取らず、調理しやすく片づけやすいシンクに。丸いボトルのフォルムもキュートで食器洗いが楽しくなりそう♪

シンクの形に合わせて選べば、清潔なだけでなく使い勝手もいいですよね。スポンジは水切れを良くするため、斜めに置くのがポイントです。

■食器カゴの取っ手

食器カゴに取っ手つきのものを選んで、その取っ手を布巾掛けに使用した賢いワザ。布巾がシンクなどにつかないようなサイズのもので試してみて。

■窓の近くの天井から

天井下に取り付けられている棚の下に作った、布巾掛けスペース。窓の近くに設置すれば、乾きやすくて衛生的です。実践しているブロガーさんは、台布巾用にしているとのことですが、食器用の布巾にもおすすめ。

■布巾がペタッとしないハンガー

一般的なハンガーに見えますが、よ～く見るとフックが細長いU字型になっているんですよ。

これなら、掛けたときに、布巾が二つ折りにペタッとくっついてしまうことが少なくなるので乾きやすい、というスグレモノです。

■使ったらキャニスターへポイ

ちょっと汚れたな、と思ったらキャニスターの中へ、どんどん入れてしまいましょう。1日の終わりに、キャニスターの中の布巾をすべて漂白＆除菌。汚れた布巾を目にすることもなくなるから、気分的にも気持ちいいいですよね。

■やっぱり「お手入れが苦手」という人の救護策

「こまめな手入れが苦手」という方は、一定期間使用して、そのままポイするタイプはいかが？コスパのいい商品が販売されているので、一度試してみる価値はありそう。