英語の学習をもう一度はじめてみませんか?
それと同じくらい「英語が話せるようになりたい、だけど気づいたら勉強をやめてしまった」というひとも多いかもしれません。そこで、初心者さんがつまづきやすいポイントとオススメの学習法をまとめてみました。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
つまづき① 英語が聞き取れない
英語と日本語の大きな違いのひとつに"文法"がありますが、文法よりも、英語が聞き取れない!リスニングをしてみたものの、なんて言ってるのか分からず挫折してしまう、という方も多いのではないでしょうか。
聞き取りには「ディクテーション」がおすすめ
会話をするためには「聞き取り」は必要不可欠。そこでおすすめなのが「ディクテーション」です。
ディクテーションとは耳に入ってきた英語を、文字に書き起こして自分がどこまで聞き取りできているか、書き起こした内容を後から答え合わせする学習法です。繰り返し同じ英文を聞くことがポイント。
そうすると自分が聞き取れないのは、「単語」なのか「つながった音」なのかなど苦手なところがわかるようになりますよ。続けていけば、自然とリスニング力がついていくはず。
まずは簡単な英文をゆっくりと話してくれる教材を使うのがおすすめです。
つまづき② 知らない単語がありすぎて覚えきれない
いくら文法を理解していても、私たちは「単語がわからないことには意味がわからない」と考えますよね。そこで「よし!単語を覚えよう!」と単語帳をかたっぱしから覚えようとしたことはありませんか?そして、単語の多さに勉強すること自体が嫌になってしまったかも。
分からない単語はどんどん飛ばす
単語は単体で覚えるよりも、本や新聞などで覚えていくのもおすすめ。でも、読み進めていると知らない単語に出会いますよね。知らない単語をその都度調べていると、なかなか先に進みません。そこで、映画や本であれば分からないところもまずは飛ばしてしまいましょう。
重要な単語は繰り返し登場するので、「さっきも出てきたな」と思ったら前後の文脈から意味を想像して、そのあとに意味を調べてみましょう。「どんな意味だろう」と自分で想像することで覚えやすくなりますよ。
もちろん、自分のレベルにあった教材を選ぶのもポイント。本であれば1ページに知らない単語が2つか3つくらい、がちょうどいい目安ですよ。最初は絵本のようなものからスタートすることになるかもしれませんが、それでも全然OK。
単語を覚えるだけでなく英文も読む
このように学習していると、単語が使われている「英文」も意識できるので、どんな時に使われる単語なのかわかっておすすめです。
つまづき③ 英語のための時間が取れない
英語を勉強しよう!と思ったものの、気がついたら1日が終わっていて、「ああ今日も時間が取れなかった」と後悔してしまうこと、誰でもきっとありますよね。
なんでもいいので期限や目標を決める
そこで試したいのが、どんなことでもかまわないので、「TOEIC受験」や「海外旅行」など予定を先に入れて、それに向けて"勉強せざるをえない環境"を作ってみること。予定が特にないというひとも、「観光ボランティアで街案内をする!」「好きな洋画を字幕なしで見れるようになる」など具体的な目標を作ってみてくださいね。
5分でも10分でも英語に触れる時間をつくる
英語学習に大切なのは「続けること」。小さな子どもが、一度しか行ったことのない場所に、次もスムーズにたどり着くのは難しいですよね。英語初心者の私たちが、一度しか聞いたことのない英語を、次の日もスムーズに話せるのが難しいのも当然。さっぱり忘れてしまうのは悪いことではありません。だからこそ、週1回2時間!よりも1日5分でも10分でもいいので英語に触れる時間を作るのが大事ですよ。
つまづき④ 英語がパッと出てこない
英語学習を始め、文法もだいたい理解できて、単語を覚え聞き取りができるようになっても、いざ英語を話すチャンスが訪れたときに「こういう時、英語でなんていうんだっけ」パッと英語が出てこず、と頭の中が真っ白にということは多くのひとにあるのではないでしょうか。
英語の言い回しをストックする
教材に合わせて英語を勉強はしたものの、ふだん何気なく使っている日本語ほど、英語でなんていうのか覚えていないものです。
例えば「このあいだ」。すぐに出てきそうなのに、いざとなると全く思い浮かばないなんてことも。
「この間はありがとうございました」は「Thank you so much for the other day.」
For the other dayの単語をどこかで学んでいたとしても、いざというときには、なかなか出てきませんよね。
せっかく、理解できるようになった英語も口から出てこないと伝わりません。日常的に使っている日本語を、英語でなんというのか調べて自分の中にストックしておくようにしましょう。
つまづき⑤ 英語を話すのが恥ずかしい
知識や技術的に”できない”以上に、私たちがよく陥ってしまう挫折。それは「通じなかったらどうしよう。文法や発音が合っているか分からない...」という不安ではないでしょうか。特に、日本人は聞き返されるだけで「自分の英語が悪いんだ」と思ってしまいがち。でも、もしかしたら聞こえなかっただけかもしれませんよね。
間違いなんてどうってことない。どんどん声に出して話してみる
間違っていても、大丈夫。文法や発音が間違っていても、言いたいことは意外と伝わります。それよりもまず大切にしたいのは、ハッキリと話すこと。英語は言いたいところを強調して話す言語なので、自分の言いたい部分、伝えたい単語を意識して話してみるのもいいかもしれません。
英語学習で大切なことは?
さて、英語を身につける一番大切なポイントは、なんでしょうか。ひとつひとつの学習法や、恥ずかしがらないというマインドももちろん大切ですが、何よりも大事にしたいのは「続けること」。
自分に合わない教材や、無理なスケジュールで勉強してもいずれ続かなくなってしまいます。
好きな歌のディクテーションをする。
面白いと思える映画を観る。
好きなスポーツ選手の情報を英語で読んでみる。
自分が楽しいと思える方法で勉強すれば、続けることも苦ではないですよね♪ご紹介した方法を参考に、毎日少しずつ、楽しく英語を学んでみてくださいね!
Have fun!
街を歩いていると外国人観光客の方々を多く見かけるようになりましたね。ちょっと道を尋ねられたとき「スムーズに返せたらいいな」と思ったことがあるひとも多いのではないでしょうか。