もしかして、無理してるかも？
自分でもなぜ辛いのかよくわからなくて、人に励まされてもなんだか負けたような気分になって、悔しくなったり、落ち込んだり。いつも強い私でいたいとがんばっている女性だからこそ、感じてしまう辛さなのかも。
でも自分を責めすぎないで。
無理をしたり、誰かに合わせたりして笑うのではなく、心からの笑顔を取り戻すために、辛い気持ちを和らげる方法を一緒に考えてみましょう。
まずは今の正直な気持ちを日記に書いてみよう
日記はその日の出来事だけを淡々と書き連ねがち。そこにプラスして、自分の気持ちも書いてみて。
難しく考えないで、ペンを握ってみましょう。
心の中を吐き出す
心の中のモヤモヤを、とにかく文字にして書き出してみます。その日あったことを日記に話すように、楽な気持ちで書くことがコツです。大変だったこと、ストレスを感じたことなど、なんでも吐き出してしまいましょう。そして「辛かった」とか「イヤな気持ちになった」とか、その時の心の中もストレートに文字にします。
最初はネガティブな言葉が並ぶかもしれません。でも書いているうちに、気が晴れてきたり、自分でもわからなかった辛さの原因に気付いたり、自分を客観的に見ることで気持ちに変化が起こることも。
パソコンなどもありますが、きれば手書きで、明るい色の日記帳や好きな色のペンを使って、楽しい気持ちで日記に向かいましょう。
毎日必ず、「ハッピー」を見つける
そしてぜひ試してほしいのは、何か一つだけでも、その日あった「良いこと」を書くこと。
「お天気が良かった」「おやつに食べたお菓子がおいしかった」など、ほんの些細なことでもかまいません。
悪いことにばかり気をとられがちだったのが、良いことにも目を向けられるようになってきます。そうすると、親切にしてもらったり、優しい言葉をかけてもらったり、自分の周りで起こる幸せにたくさん気付くようになります。
きっと日記に書くことも、「悪いこと」より「良いこと」の方が多くなってきますよ。
植物を飾って、心の気分を模様替え
毎日を過ごす自分のお部屋に、植物で素敵な彩りを加えてみましょう。パッと明るい華やかな色の花は、見るだけで元気が湧いてきます。たくさんの色が集まるブーケは、小さくても強いパワーを分けてもらえそう。好きな色や好きな花だけを飾るのもいいですね。お気に入りをそばに置いて、心の気分を模様替えしましょう。
野花やドライフラワーを飾って、落ち付いた雰囲気にするのも◎
お花屋さんで花束を買ってこなくても、野の花を一輪そっと飾るだけでも、お部屋の雰囲気は一変します。
ドライフラワーも素敵ですよ。手をかけないで、長く楽しむことができます。落ち着いた色を選べば、たくさん飾っても圧迫感がなく軽やか。気持ちも安らぎます。
潤いを与えてくれるようなグリーン
同じ植物でも、グリーンを基調にするとより一層潤いを感じられて、心も潤ってくるよう。お部屋全体が、清々しく浄化されますよ。
観葉植物もおすすめ。水をやったり手入れをしたり、愛情を注ぐことで、人と接する時の気持ちにも変化が生まれそう。相手を思うゆとりができてきます。
グリーンもお花と同様、ほんの小さなものでもかまいませんし、比較的世話のしやすいエアープランツなどもありますので、好みや生活スタイルに合ったものを見つけてくださいね。
彩り豊かな食材で、体の中からパワーチャージ
気持ちがふさいでいると、食生活がつまらなく感じてくることも。気が付くと同じものばかり食べていたり、栄養バランスも崩れがち。見た目にも楽しく、栄養も摂れるフードで体の中からパワーチャージしましょう。
フルーツで心と体をリフレッシュ
フルーツは美容にも健康にも良いビタミンが豊富で、おまけにカラフルでジューシー。良いことがいっぱいの嬉しいフードです。朝食やランチにフルーツサンドを選んでみてはいかが？
サンドイッチ以外にも、たっぷりのフルーツを使ったスイーツでビタミンチャージ！頑張っている自分へのご褒美に、たまには自分を甘やかしてみるのも大事です。
ヘルシーでカンタンな手料理
お家で作る食事も、パパッとできて見た目も華やかな料理を作れたら、あたたかな気持ちになりますね。そんな希望を叶えてくれるレシピをいくつかご紹介。
お味噌汁は、万能選手。たくさんの具材を入れれば、これだけで立派な一品。野菜や卵、豆腐、魚や海藻、さらに組み合わせ次第で具材は何通りも！例えばトマトやキュウリなどいつもは生で食べているものも、お味噌汁に入れると違った味わいに。牛乳を少し入れれば、パンにも合う洋風のスープになりますよ。
旬の魚介や野菜をぎっしり並べたちらし寿司。
一見手の込んだおもてなし料理のようですが、酢飯に好きな具材をのせるだけなので、実はとってもカンタンです。盛り付け方を工夫して、自分のための華やかな「ごちそう」の一皿に。
マカロニサラダは、お腹持ちも良くて野菜もたっぷり食べられる、嬉しいメニューです。ハムやエビ、卵など、たんぱく質のある食材も加えて、山盛りにしちゃいましょう。
美味しく楽しく、お腹いっぱい食べてパワーチャージ！
いつもと違うところへ出向いて心をプチトリップさせよう
毎日のルーティンの中で、知らず知らずのうちにがんじがらめになって、無理が重なっているのかも。
思い切って、普段行かないような場所へ、あえて足を運んでみては？いつもと違う電車やバスに乗るだけでも、見慣れない風景が新鮮な気持ちを運んでくれます。
ミニシアターで映画の魅力に浸る
映画を観るときはだいたい家でDVD、という人が多いのでは。たまには大きなスクリーンと大音響で楽しめる映画館へ行ってみましょう。中でも新作や大作が集まるシネコンではなく、「ミニシアター」へ行くと、新しい感動が見つかるかもしれません。「ミニシアター」「単館映画館」などと呼ばれる小さな映画館では、映画会社などから独立して独自のこだわりや選択で映画を上映しています。このため、今まであまり観たことがないような作品とも出会うことができるのです。
映画館自体も、隠れ家のような不思議な雰囲気があってちょっとドキドキします。席数は200席程度、中には数十席というところも少なくありません。その規模感や雰囲気のせいもあるのか、運営している人も観客も、不思議な一体感で映画に向かっています。
改めて映画の魅力と、「映画館で映画を観る」ことの魅力を感じる、充実した時間を過ごせますよ。
動物園や水族館で心を和ませる
動物園は、無邪気な気持ちで過ごせるスポット。動物たちの愛らしい姿に心が和みます。そういえば大人になってからは行っていないかも、という人はぜひ足を運んでみてください。
ユーモラスな表情についクスッと笑ってしまったり、ふとした動物の仕草によく似た知り合いを思い出したり、飽きることなく過ごせますよ。
童心に返って、ピュアな心で楽しんでみましょう。
水族館もおすすめです。水の中をゆったりと泳ぐ魚たちを見ていると、なんとなく気持ちがおおらかに凪いでいくのを感じます。水の中の景色はとても幻想的で、じっと見ていると自分も水の中にいるような感覚に。時が過ぎるのを忘れて見入ってしまいそうです。非日常の別世界へ身を置くことが、とても心地良く感じられます。
自然の力に癒される
緑あふれる自然を求めて出かけてみましょう。太陽の光や風を肌に受けて、全身で自然を感じてみて。緑や花に彩られた美しいガーデンをのんびり散策すれば、生き生きとした緑と風が優しく包んでくれて、可憐な花たちが微笑みかけてくれるかのようです。
お寺や神社なども、心を鎮めてくれる緑がある場所です。何百年もそこに佇んでいる神木からは、生命のエネルギーを感じずにはいられません。寺院独特の静謐な空気や、無限の宇宙を感じるような禅寺の庭園などを眺めて「無心」になれる時を体験してみて。
ちょっと休んで、笑顔の自分を取り戻そう
辛いなと感じる時は、我慢しないで、ちょっとだけ休みましょう。そして何よりまず、がんばった自分を認めてあげて、いたわってあげてください。今は少し、心と体が疲れているだけ。きっと自然に笑顔になれる時間が戻ってきますよ。
春から新しい環境の中を無我夢中で駆け抜けてきて、ふと、立ち止まる時間ができた頃ではないでしょうか。
いつも笑顔でがんばってきたけれど、何となく辛い。ちょっと無理しているのかな、なんて感じている人もいるかもしれません。