斜めに切ったり、パキッと折ったり。それぞれのお花に合わせた「水揚げ」の方法。

斜めに切ったり、パキッと折ったり。それぞれのお花に合わせた「水揚げ」の方法。

お気に入りのお花がある、ちょっと贅沢な時間。せっかくなら長い時間、きれいに咲いていて欲しいですよね。それぞれに合わせた「水揚げ」をして、お花にしっかりと水を吸わせてあげることで、きれいに生けることができます。【基本の水揚げの方法】、そしてチューリップやカーネーションなど、それぞれのお花に最適な水揚げの方法をご紹介していきます。2018年05月01日作成

カテゴリ:
ライフスタイル
キーワード
ガーデニング切り花花のある暮らし
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お気に入りのお花はきれいに生けたい♪

お花屋さんで見つけた、とってもかわいらしいお花。
そんなお花を抱えた帰り道。どんな花瓶にしよう?どんな風に生けよう?とあれこれ考えを巡らせる、楽しい時間♪
出典:unsplash.com

お花屋さんで見つけた、とってもかわいらしいお花。
そんなお花を抱えた帰り道。どんな花瓶にしよう?どんな風に生けよう?とあれこれ考えを巡らせる、楽しい時間♪

お気に入りのお花は、せっかくなら長くきれいに咲いていて欲しいですよね。今回はお花に合わせた、上手な水揚げの方法をご紹介していきます。
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お気に入りのお花は、せっかくなら長くきれいに咲いていて欲しいですよね。今回はお花に合わせた、上手な水揚げの方法をご紹介していきます。

がんばった自分へのご褒美に、お花を連れて帰ろう♪

「今週は本当にがんばった!」
そんな日には、自分へのご褒美にきれいな花束をひとつ連れて帰りませんか?
出典:

「今週は本当にがんばった!」
そんな日には、自分へのご褒美にきれいな花束をひとつ連れて帰りませんか?

お部屋にお花が飾られているだけで、いつもよりちょっと贅沢な気分に♪プラスのエネルギーが広がり、心もウキウキ弾みます。来週から、また心新たにがんばれるパワーをもらうことができそう。
出典:www.instagram.com(@greensnap.jp)

お部屋にお花が飾られているだけで、いつもよりちょっと贅沢な気分に♪プラスのエネルギーが広がり、心もウキウキ弾みます。来週から、また心新たにがんばれるパワーをもらうことができそう。

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まずは【水揚げの基本】をチェック!

お花をきれいに長く飾っておくために、大切なのが「水揚げ」。基本の水揚げの方法を覚えて、切り花に水をちゃんと吸わせてあげましょう。
出典:

お花をきれいに長く飾っておくために、大切なのが「水揚げ」。基本の水揚げの方法を覚えて、切り花に水をちゃんと吸わせてあげましょう。

基本の水揚げの方法

①水中で斜めに切る
買ってきたお花は、花瓶に入れる前に茎を切ることで、吸水しやすくなります。水中で切るのは、切り口から空気が入らないようにするため。
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買ってきたお花は、花瓶に入れる前に茎を切ることで、吸水しやすくなります。水中で切るのは、切り口から空気が入らないようにするため。

②良く切れるハサミを使う
あまり切れないハサミを使ってしまうと、茎を押しつぶしてしまい、吸水を妨げてしまいます。また、水の中で使うことも多いため、花バサミがおすすめ。ハサミがない場合、カッターを使うときれいに切ることができますよ。
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あまり切れないハサミを使ってしまうと、茎を押しつぶしてしまい、吸水を妨げてしまいます。また、水の中で使うことも多いため、花バサミがおすすめ。ハサミがない場合、カッターを使うときれいに切ることができますよ。

③茎は斜めに切る
茎は斜めに切るのがポイント。こうすることで、吸水面を広くすることができるので、水をしっかりと吸ってくれるようになります。
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茎は斜めに切るのがポイント。こうすることで、吸水面を広くすることができるので、水をしっかりと吸ってくれるようになります。

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お花に合わせた【水揚げの方法】

◇チューリップ…水切り

茎を水中で約3cmほど斜めに切ります。チューリップは葉っぱが水分をたくさん吸い込むので、常に蒸発しやすい状態に。傷んでいる葉や下部の水に浸かってしまうような葉は、水揚げの際に一緒に切り落としてあげましょう。
出典:www.instagram.com(@greensnap.jp)

茎を水中で約3cmほど斜めに切ります。チューリップは葉っぱが水分をたくさん吸い込むので、常に蒸発しやすい状態に。傷んでいる葉や下部の水に浸かってしまうような葉は、水揚げの際に一緒に切り落としてあげましょう。

◇ユリ…水切り

茎の水分量が多くて太いユリも、「水切り」が最適。切り口の面積が広いほど、吸水する量も増えるので、できるだけ斜めに切り込んであげることで活き活きと♪
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茎の水分量が多くて太いユリも、「水切り」が最適。切り口の面積が広いほど、吸水する量も増えるので、できるだけ斜めに切り込んであげることで活き活きと♪

◇カーネーション…水折り

カーネーションはハサミとの相性が悪いため、水中で茎を折る「水折り」を行います。折ることで茎の繊維が広がり、吸水面が増えるので、水を吸い上げやすくなります。
出典:unsplash.com

カーネーションはハサミとの相性が悪いため、水中で茎を折る「水折り」を行います。折ることで茎の繊維が広がり、吸水面が増えるので、水を吸い上げやすくなります。

◇キク…水折り

キクにも「水切り」を。一度で茎を折ることができない場合、きゅっとねじり引きちぎります。根元が不揃いでも大丈夫!繊維がバラバラになることで、水に接する部分が増え、吸水力がUPします。
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キクにも「水切り」を。一度で茎を折ることができない場合、きゅっとねじり引きちぎります。根元が不揃いでも大丈夫!繊維がバラバラになることで、水に接する部分が増え、吸水力がUPします。

◇枝物…根元叩き

細くて硬い枝などは、うまくハサミで切ることができません。そんな時は、枝の根元をハンマーなどで叩きましょう。繊維をほぐしてあげることで、吸水面を広げます。
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細くて硬い枝などは、うまくハサミで切ることができません。そんな時は、枝の根元をハンマーなどで叩きましょう。繊維をほぐしてあげることで、吸水面を広げます。

◇バラ…深水、水切りを2回

バラは上のほうの葉っぱだけを残し、他は取ってしまいます。何本かをまとめて花の部分を新聞紙で包み、水切り。そのまま水に3~5時間ほど浸けておくことで、全体にしっかりと水分が行き渡り元気に♪その後もう一度水切りをすれば、完成です。
出典:www.instagram.com(@greensnap.jp)

バラは上のほうの葉っぱだけを残し、他は取ってしまいます。何本かをまとめて花の部分を新聞紙で包み、水切り。そのまま水に3~5時間ほど浸けておくことで、全体にしっかりと水分が行き渡り元気に♪その後もう一度水切りをすれば、完成です。

◇ひまわり…湯揚げ

吸水しにくいひまわりは、お湯の中で切ることで、茎の中が真空状態に。その後すぐに冷水に浸ければ、一気に水を吸い上げてくれます。お湯は、食塩を入れた熱湯を使いましょう。
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吸水しにくいひまわりは、お湯の中で切ることで、茎の中が真空状態に。その後すぐに冷水に浸ければ、一気に水を吸い上げてくれます。お湯は、食塩を入れた熱湯を使いましょう。

◇かすみ草…湯揚げ

花束によく使われるかすみ草も「湯揚げ」が適しています。湯揚げの際、お花に熱い湯気が直接あたらないよう新聞紙などで包んでから行うと、お花をきれいに保つことができますよ。
出典:

花束によく使われるかすみ草も「湯揚げ」が適しています。湯揚げの際、お花に熱い湯気が直接あたらないよう新聞紙などで包んでから行うと、お花をきれいに保つことができますよ。

◇シャクヤク…切り口を焼く

水分が少ないお花、茎がスポンジ状になっているお花は、切り口を焼きます。コンロの火やガスバーナーなどの、火力が強いものがおすすめ。少し焦げ目がつくまで焼き、すぐに冷水に浸けます。
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水分が少ないお花、茎がスポンジ状になっているお花は、切り口を焼きます。コンロの火やガスバーナーなどの、火力が強いものがおすすめ。少し焦げ目がつくまで焼き、すぐに冷水に浸けます。

◇サクラ…根元割り

主に枝物は、根元を手で折って水揚げしますが、枝が太く硬いサクラは折ることができません。枝の切り口にハサミを縦に入れ、切り込んだ部分を左右に軽く引っ張って根元を広げてあげましょう。
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主に枝物は、根元を手で折って水揚げしますが、枝が太く硬いサクラは折ることができません。枝の切り口にハサミを縦に入れ、切り込んだ部分を左右に軽く引っ張って根元を広げてあげましょう。

◇ツバキ…根元割り

ツバキも枝が硬いため、「根元割り」を行います。枝が太い場合、縦に一度切り込みを入れ、角度を変えて切り口が十字になるようにさらに切り込みを入れてあげると効果的です♪
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ツバキも枝が硬いため、「根元割り」を行います。枝が太い場合、縦に一度切り込みを入れ、角度を変えて切り口が十字になるようにさらに切り込みを入れてあげると効果的です♪

◇アヤメ…逆さ水

茎や葉っぱが丈夫で、お花を水に浸けても腐らないアヤメ。水切りをしても元気にならない時には、「逆さ水」をしてみましょう。お花を逆さに持ち、葉の裏に霧吹きで水を十分に吹きかけて湿らせます。
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茎や葉っぱが丈夫で、お花を水に浸けても腐らないアヤメ。水切りをしても元気にならない時には、「逆さ水」をしてみましょう。お花を逆さに持ち、葉の裏に霧吹きで水を十分に吹きかけて湿らせます。

◇ワスレナグサ…逆さ水

葉っぱが丈夫なワスレナグサも、「逆さ水」を行います。先ほどと方法は同じですが、ワスレナグサはお花が小さいため、水で濡れてしまわないように注意が必要です。
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葉っぱが丈夫なワスレナグサも、「逆さ水」を行います。先ほどと方法は同じですが、ワスレナグサはお花が小さいため、水で濡れてしまわないように注意が必要です。

◇アジサイ…削ぐ

茎が枝のように硬化しているアジサイは、ナイフやハサミを使って、表皮を根元から3cmほど削ぎ落とします。さらに茎の中にある綿のような部分を取り除くことで、吸水しやすくなります。
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茎が枝のように硬化しているアジサイは、ナイフやハサミを使って、表皮を根元から3cmほど削ぎ落とします。さらに茎の中にある綿のような部分を取り除くことで、吸水しやすくなります。

きれいなお花と過ごす、贅沢な週末♪

それぞれのお花に最適な「水揚げ」の方法をご紹介しました。週末はお気に入りのお花をきれいに生けて、ちょっと贅沢な時間を過ごしてみませんか?
出典:www.instagram.com(@greensnap.jp)

それぞれのお花に最適な「水揚げ」の方法をご紹介しました。週末はお気に入りのお花をきれいに生けて、ちょっと贅沢な時間を過ごしてみませんか?

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