"冷えとり"で見落としがちなポイント、知っていますか?
冷えとりで特に注目されるのは、"足"や"お腹"。靴下を重ね履きしたり、腹巻きを巻いたりすると、体が冷えにくくなるのを実感できますよね。でも実は、他のある部分が冷えていると、せっかくの冷えとり効果が半減してしまうんです。
それは「首」。首は、皮膚のすぐ近くを太い動脈が流れているので、ここが冷えると全身の血流も悪くなってしまうのだそう。暖房の利いた室内にいても、油断は禁物です。
「首の冷えはあまり気にしていなかった」という方は、普段の生活やファッションのコーディネートなどを少し見直してみませんか?首を温めると、じんわりほっこりした幸せな気持ちになれますよ。さっそく、その具体的な方法をご紹介していきましょう☆
あなたは大丈夫?首が冷えやすくなる日常のシーン
首や肩が凝る
デスクワークなどで同じ姿勢を取り続けたり、ストレスで体が強張ったりしていると、首や肩が凝りやすくなりますよね。実はこれも、首周辺の血の巡りが悪くなる一因なんです。冷えというと気温の低さばかり気にしがちですが、時には体の凝りにも注意してみましょう。
日頃からこまめにストレッチして、体をほぐしておくのも大切ですね。気分がすっきりするので、気持ちの切り替えにもなりますよ。
湯船に首が浸かっていない
寒い季節のお風呂は、冷えた体を温めるのに何より必要なもの。でも、なかなかしっかりとお湯に浸からないのが"首"の部分です。あごの辺りまで湯船に入ると、のぼせたり息苦しくなったりしてしまいますよね。
そんな時は、お湯で濡らしたタオルをしぼって首に巻きましょう。ポイントは、タオルが冷えたらすぐにしぼり直すこと。これで首周りの温かさをキープできます。
布団から首がはみ出している
夜眠る時、首まですっぽりとお布団に入っていますか?毛布や布団を何枚も重ねていても、首元がきちんとくるまっていないと冷えてしまいます。透き間ができないようにしっかり布団をかけましょう。
身近な物で簡単に。首の温めケア&グッズ
蒸しタオル
時間に余裕がある時に実践して頂きたいのが、"蒸しタオル"を使った温めケアです。「温める→少し冷える」を繰り返すことで、効率よく血流を良くできるのだそう。さっそくチャレンジしてみましょう!
まずは、手頃な大きさのタオルを濡らしてしぼり、ラップで巻きます。
準備したタオルを電子レンジに入れて、30秒~1分ほど温めます。温め過ぎて火傷しないよう、短い時間から様子を見て下さいね。あとは出来上がった蒸しタオルを首にあてるだけ。タオルが冷めたらまた温め直しましょう。これを数回繰り返すと良いそうですよ。
時間がない時は"エコカイロ"がオススメ
ネックウォーマーを愛用しよう
コーディネートにも首を冷やさない工夫を
タートルネックでしっかりガード
ストールやマフラーでふんわり温かく
"冷えとり”には首の温めもどうぞ忘れずに。
意外と見過ごされがちな部位ですが、"首"も大切な冷えとりポイントです。おうちでは温めケアを、お出かけにはおしゃれなアイテムを活用して、冷えやすい首を寒さから守ってあげて下さいね!
日ごとに気温が下がっていくこれからの季節は、女性にとって"冷え"に気をつけたい時期。体を冷やさないよう、"冷えとり"対策をしているという方も多いのではないでしょうか?