あやこさんから教わる。暮らしにまつわるあれこれ
快適な生活を送るための『暮らしの中の仕組み作り』
キッチン道具は「大掃除」のタイミングで見直す
キッチンのシンク下にある棚には使用頻度の高い鍋、角のスペースには使用頻度の低い道具類が綺麗に収納されています。処分を迷っている台所用品はこのスペースに収まる量にとどめ、大掃除のタイミングで見直すことにしているそうです。道具類はついあれもこれもととっておきたくなりますが、“1年間”という限定を設定しておくことで、不要になったものを手放しやすくなりますね。
棚はいっぱいにしない
こちらは洗面室に設置されている収納棚です。一つ一つの物が見やすくて、とても使い勝手が良さそうですね。棚の収納で心がけているのは、「物でいっぱいにしない」ことだそうです。“いい棚は余裕があって、新しいものを受け付けられる棚、見やすくて取り出しやすい、淀まずに流れのある棚”。シンプルで快適な空間づくりには、収納スペースに程よい“余白”を作ることも大切なポイントです。
玄関にアウターを掛ける
あやこさんのお家の玄関には、洋服を掛けられる収納スペースがあります。外と中のものを区別させるため、アウターは玄関で脱いで家の中には持ち込まないそうです。洗濯するまでは除菌スプレーをかけて休ませておきます。玄関に一時的に収納しておくことで、外からのホコリを部屋に持ち込まずに、お家の中を清潔に保つことができますね。
敷きっぱなしにしない
いつもすっきり片付いているあやこさんのお家。その理由の一つが、敷物を“敷きっぱなしにしない”こと。敷物を1日に1度片づけることで、上に散らかっているおもちゃや本などが片付き、床の掃除もしやすくなります。敷物は軽いものを選ぶと短時間で片づけることができ、お洗濯もしやすいので、いつでも気持ちよく使うことができますよ♪
「バススリッパ」の置き場所
お風呂場は湿気がこもりやすく、雑菌も繁殖しやすい場所。毎日使うお風呂グッズは、できるだけ床に直接触れないよう乾燥させておきたいですよね。意外と置き場所に困るのが「バススリッパ」ですが、あやこさんのようにバーの上に置いて乾かしておけば、常に乾いた状態をキープしやすくなります。これならわざわざ収納場所を確保する必要がなく、衛生的で便利ですね。ちなみにこちらのシンプルなバススリッパは「KEYUCA」のものです。大きめなので旦那さんも使えて、使い勝手がとてもいいそうですよ。
すっきりと美しく、効率的。あやこさんの『収納術』
「ひとつの箱に一種類」だけしまう
お部屋の整理整頓に欠かせない「引き出し収納」。引き出しの中を有効活用するために、つい色々なものを詰め込みたくなりますよね。でも、あやこさんのお家では「ひとつの箱に一種類」だけを収納しているそうです。靴下や肌着などアイテムごとに分けて収納することで、引き出しの中が多少乱れても、お部屋自体はすっきりした状態をキープしやすくなります。ポイントは “忙しくても、自分以外の人が片しても、いつも同じに片付く仕組み”。誰が使っても「出す・しまう」をラクにできる仕組みを作っておくと、どんなに忙しくてもきちんと収納を維持できるそうです。
野菜室の仕切り
上から見て何が入っているのか一目で分かりやすく、とても使い勝手がよさそうな野菜室。仕切りに使用しているのは、無印良品のPPメイクボックスとブラウンバッグです。ポリプロピレンのボックスなら簡単に洗えるので、いつでも清潔な状態を維持できますね。さらにブラウンバッグに野菜を入れておけば、泥などで中が汚れた時にすぐに交換できて衛生的。さっそく真似したくなる素晴らしい収納術ですね。
三食の献立と、食材を入れるハコ
あやこさんは毎朝、その日の三食分の献立を決めて、使う食材は冷蔵庫の中段左の箱にまとめておくそうです。作りおきの冷凍のおかずも一緒に入れておくと、自然解凍されて短時間で温めることができます。忙しい時に献立が決まっていないと慌ててしまいますが、あらかじめ1日のメニューが決まっていると気持ちに余裕が生まれますよね。他の食材も綺麗に整理整頓されていて、見た目も美しい冷蔵庫です。
ご飯は「四角」にして効率よく冷凍
冷凍庫の小さな引き出しは、ご飯の保存スペースに活用されています。ご飯は大きさを整えて四角くすることで、スペースも無駄なく入り、冷凍の効率も良くなるそうです。冷凍ごはん一個分の量を決めておくと、栄養管理やカロリーの計算もしやすくなりますね。
常備菜も「四角」で冷凍
冷凍庫の浅いトレーに保存している常備菜。こちらもご飯と同様に、無印良品のPPケースで四角く型を取って冷凍しているそうです。PPケースがない時は豆腐の容器でも◎。形を揃えると見た目も綺麗に保存できるうえ、使う時にサッと取り出せて便利ですね。
キレイ&清潔を保つ『お掃除の習慣』
シンクのかごに蓋をしない
水分や湿気が溜まりやすいシンク。雑菌が繁殖しやすい場所なので、汚れやヌルヌルが気になる場所ですよね。ところがあやこさんのお家のキッチンは、いつ見てもとっても綺麗!清潔な状態を維持するために実践しているのは、“シンクのゴミカゴに蓋をしない”ことだそうです。蓋をするとかごの中に湿気がこもりやすく、隠すと掃除の頻度も下がってしまいます。清潔なキッチンを維持するためには、ちょっとした工夫が大切なんですね。
洗面台のキレイを保つ習慣
キッチンや洗面台など毎日使う水回りは、いつも綺麗にしておきたいですよね。あやこさんのお家では、夜お風呂に入る前にトイレと洗面台の掃除を習慣にしています。お掃除を続けるコツは、掃除の順番を決めておくことと、お気に入りのハンドソープを使って洗うこと。好きな香りのハンドソープなら、面倒な掃除も楽しく続けられそう。
また、朝は顔を洗った後に、フェイスタオルで鏡と洗面台を拭きます。毎日ほんの少しの掃除を習慣化することで、キレイをキープしやすくなりますね。
排水溝は「とにかく毎日」掃除する
臭いやヌメリが発生しやすい排水溝は、「とにかく毎日」掃除をすることが大切。あやこさんはトラップまで外して掃除しているそうですが、毎日分解すれば洗剤を使わなくても、ブラシでこするだけで綺麗になります。排水溝は放っておけばおくほど、掃除をするのが億劫になるものです。掃除を習慣化することで臭いやヌメリも防ぐことができ、清潔な状態をキープしやすくなりますよ。
バスタブは「ボディタオル」で掃除
色々な種類の掃除グッズがあると便利ですが、意外と必要ないものまで増えてしまいますよね。お家の中をすっきりさせるためには、“掃除道具をなるべく増やさない”というのも大事なポイント。あやこさんのお家ではバスタブは「ボディタオル」でこすり、そのまま洗濯機で洗って乾燥させます。専用の掃除グッズを増やさずシンプルにすることで、お掃除の効率もぐっと上がります。
定期的な「オイルメンテナンス」で家具を美しく保つ
オイル塗装の家具は使っているうちに、だんだん艶がなくなり表面が乾燥してきますよね。家具を長く綺麗に使い続けるためには、定期的な「オイルメンテナンス」が必要です。メンテナンスといってもオイルを塗るだけなので、簡単にお手入れできるそうです。定期的なメンテナンスを続けることで、家具の表面保護が保たれ、木そのものの質感や風合いも増します。
あやこさん愛用の『日用品』
マチ付きチャックさん
あやこさんのお家で大活躍の「マチ付きチャック」。色々なチャック袋が販売されていますが、ここ数年はこちらのタイプがすっかり定着しているそうです。ちなみにあやこさんのお家では、「冷凍庫の収納・粉系洗剤の収納・小物の整理」に活用しています。
食品のパッケージはサイズがバラバラなので、同じ大きさのチャック袋に中身を移して保存しているそうです。冷凍庫の中は無印良品のPPメイクボックスで仕切っていますが、こちらのチャック袋はピッタリサイズで使い勝手も◎。透明のチャック袋なら中身が分かりやすいので、使う時も便利ですね。以下のページで「粉系洗剤の収納」と、「小物の整理」も紹介されています。ぜひ参考にしてくださいね。
セルローススポンジ
こちらは台所で使用している「セルローススポンジ」。天然素材のセルロースは、一般ごみで燃やしても有毒ガスが発生せず、土にも還る環境に優しい素材です。吸水性と速乾性に優れていて熱湯消毒もできるので、毎日安心して使うことができるそうです。
あやこさんのお家では、主にキッチンのシンク洗いと、ワークトップの拭きあげに使用しています。食器洗い用のスポンジとは別にもう一つ用意して、食器洗いの後、シンク用スポンジに洗剤を付けてシンクを洗い、ゆすいで絞ったらシンクの水分をサッと拭く、というように使っているそうです。片手で絞りやすいので、布巾に比べて使い勝手も◎。リンク先のページでは実際にスポンジを絞る様子と、スポンジの優れた吸水性が動画で紹介されています。興味のある方は、ぜひブログを覗いてみてくださいね。
シンプルでおしゃれな『イエツクリ』のポイント
コントロールパネル
照明のスイッチやインターホン、給湯器や床暖房のスイッチなど。一か所に集まっていると操作がしやすくて便利ですが、どうしてもゴチャゴチャ感が気になりますよね。あやこさんはお家を建てる際、給湯器と床暖房のスイッチを隠すために、大工さんに小さなニッチを作ってもらったそうです。
ニッチの扉はプッシュ式マグネットキャッチで開閉できます。扉を閉めた状態にしておくと、コントロールパネルのゴチャゴチャがなくなり、見た目もすっきり。スイッチプレート・インターホン・給湯器・床暖房については、以下のリンク先のページで紹介されています。ニッチの使い心地なども、ぜひブログを参考にしてくださいね。
台所のパーツ
ステンレスと木のもので統一した、シンプルでおしゃれなキッチン。それぞれのパーツはあやこさんご自身で集め、大工さんに組み合わせてもらったそうです。好きなものだけで作ったお気に入りのキッチンなら、毎日料理をするのが楽しくなりそうですね。
L型キッチンの北側はコンロのある木のワークトップ、東側はステンレスのワークトップで構成されています。汚れやシミが目立ちやすいコンロの壁だけは、ステンレス板を貼ってもらったそうです。コンロやワークトップをはじめ、オーブンや水栓金具など。あやこさんのキッチンにはたくさんのこだわりが詰まっています。それぞれのメーカーは、リンク先のページを参考にしてくださいね。
食卓の照明
見た目のスッキリ感と掃除のしやすさから、あやこさんのお家の照明はほとんどがダウンライトだそうです。それでもここぞという場所には、お気に入りの照明器具を取り付けています。その一つが、名古屋の照明メーカー「flame(フレイム)」のブラケット照明。シンプルで洗練されたデザインがとっても素敵ですね。見た目のおしゃれさはもちろん、アームのついたブラケット照明ならではのメリットもあるそうです。こちらの照明についても、以下のブログで詳しく紹介されています。
日々の生活を豊かにする。あやこさんの『丁寧な暮らし』
季節のお仕事
お庭の真っ赤な「ジューンベリー」。毎年6月に実をつけるので、慌ただしく過ごす中でもちょっと立ち止まって、季節を思い出しながら気分転換できるそうです。ジューンベリーの鮮やかな色は、見ているだけで元気がでてきますね。
いっぱい収穫したジューンベリーは、美味しそうなジャムやサワーにして楽しまれるそう。お庭から実を収穫して、自分で手づくりしたジャムとサワーは味わいも格別ですね。
休日は家族で「外ご飯」
あやこさんのお家では、ゆっくり時間のある休日は、家族で「外ご飯」を楽しむことが多いそうです。こんな素敵な暮らしに憧れます♪
小豆のカイロ
こちらはハギレで作った袋に、小豆を詰めた可愛い「手作りカイロ」。レンジでチンして肩やお腹にのせると、じんわりと温まるそうです。小豆で作ったカイロは繰り返し何度も使えるので、エコな健康グッズとして注目されています。お気に入りの布で手作りすれば、よりリラックスした気持ちになれそうですね。
金継ぎ
手づくり料理や裁縫はもちろん、自分で「金継ぎ」もするあやこさん。学生時代に買ったお気に入りの器を割ったことがきっかけで、金継ぎをはじめたそうです。金継ぎは割れの景色を楽しみながら直すことができて、繕うことで今までとは違った新しい価値が付きます。お気に入りのものを大切に使い続ける『丁寧な暮らし』は、心を豊かにしてくれそうです。
いかがでしたか?
丁寧で始末のいいシンプルライフを送られているあやこさん。
「暮らしの仕組みづくり」をはじめ、掃除や収納、「イエツクリ」のことなど。
どれもさっそくお手本にしたくなるような、素敵な暮らし方のヒントばかりでしたね。
あやこさんのブログとインスタグラムには、まだまだ「なるほど~」と頷きたくなるような、素晴らしい情報が満載です。
せひあやこさんのブログやSNSを覗いてみてくださいね♪
とても丁寧で始末のいいシンプルライフが、インスタグラムで話題のあやこさん(@at.mame.guri)。
インスタグラムはじめ、ブログでも紹介されているあやこさんのライフスタイルには、思わず「なるほど~」と頷きたくなるような素敵なヒントが満載です。
毎日を心地よく過ごすための暮らしの知恵や収納術、お掃除のコツや素敵な家づくりのヒントなど。
今回はあやこさんのブログとインスタグラムから、さっそくお手本にしたくなる、暮らしにまつわるモノやコトをご紹介します♪