皮脂や水垢やカビなど、汚れがつきやすい「バスルーム」。バスタブ、壁、床、排水口、鏡、カラン、洗面器、イス、フタなど汚れが気になる場所は多いですよね。でも、毎日全部を掃除するのはちょっと大変。
新年に気持ちよくピカピカのお風呂につかれるように、年末までに「お風呂の簡単大掃除」をしませんか。今回は、バスルームの汚れ別に掃除方法をご紹介します。
バスタブなどの皮脂汚れは酸性なので、「アルカリ性の洗浄剤」を使います。
出典: 「重曹」の成分は炭酸水素ナトリウム。弱アルカリ性です。そのままふりかけたり、水100mlに重曹を小さじ1混ぜてスプレーしたり、水と重曹を1:2で混ぜてペーストにしたりすることで、いろいろな汚れに対応できます。
今回はバスタブと、バスルームで使っているものを一緒に掃除できる方法をご紹介します。
出典: <使い方>
バスタブに40~60℃のお湯をはって(残り湯でも)、「重曹」を1カップ入れます。ゆっくりとかき混ぜて、重曹が全体に混ざるように溶かしましょう。バスルームで使っているものも一緒に入れます。そのまま朝までおき、軽くスポンジでこすればピカピカに。
水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分が結晶化した水垢には、カルシウムを溶かす「酸性の洗浄剤」を使います。
出典: <使い方>
水100mlにクエン酸を小さじ1/2混ぜて、スプレー容器に入れたモノを水垢が気になる鏡やカランに吹き付けます。鏡の水垢は、鏡にクエン酸スプレーをした上からラップをして1時間ほどおき、水拭きしましょう。
出典: カランの水垢はスプレーしてから、しっかり水を含ませたメラミンスポンジで優しくこすります。その後、シャワーなどで洗い流しましょう。
出典: 水滴はマイクロファイバークロスなどで拭き取ります。軽い水垢が残っている程度なら、メラミンスポンジでこすらなくてもクエン酸スプレーとマイクロファイバーで拭くだけで大丈夫です。
出典: 出典: 「茂木和哉(もてぎかずや)」は、研磨剤が入った弱酸性の洗浄剤です。ゴム手袋を着用して使用しましょう。
<使い方>
容器をよく振ってから、くしゃくしゃに丸めたラップに液を出し、水垢が気になるところをこすります(ラップをたわしのようにして使います)。3分ほどおいて、また同じようにこすってからしっかり洗い流せばOK。
バスルームの床は、カビ、石鹸カス、皮脂汚れ、水垢など、いろいろな汚れが混ざっているので、皮脂汚れに強い「弱アルカリ性」や「酸素系漂白剤」を使います。
出典: 「風呂床の洗浄剤」の成分は、界面活性剤、アルカリ剤、水軟化剤、除菌剤で弱アルカリ性。ジップタイプの袋なので容器に移し替えることもなく手軽に使えます。
出典: <使い方>
まず最初に、お風呂の床をまんべんなく濡らします。その後、「風呂床の洗浄剤」を付属のスプーン4杯分(40g)まきます。
出典: ブラシなどでこすり洗いしたら、十分にシャワーなどで洗い流せばOK。時間をおかなくていいのでサッと掃除が終わります。除菌剤のツンとした臭いがないのに、カビやヌメリが再発生しにくくなるのだとか。
出典: こちらのオキシクリーンの原材料は、過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウム。塩素ではなく、酸素の力を利用した漂白剤になります。アメリカ製のオキシクリーンは、さらに界面活性剤も入っています。使用量が異なるので説明書で確認してくださいね。
<使い方>
お風呂の床をまんべんなく濡らして「オキシクリーン」を適量まきます。30分ほどおいて、ブラシなどでこすり洗いをしてから、十分にシャワーなどで洗い流します。
汚れだけではなく、においやヌメリも気になる排水溝。重曹とクエン酸水のダブル使いでヌメリを取ります。
出典: <使い方>
重曹を100g振りかけ、その上から水100mlにクエン酸を小さじ1/2混ぜたクエン酸水をザッと流すと、ブクブクと発砲してヌメリを取り除いてくれます。20~30分おいてお湯を流しかけましょう。
しつこい汚れになる前に、普段から「洗浄剤を使わない掃除」を始めてみましょう。
バスルームの汚れが気になった時に、サッと掃除できるメラミンスポンジ。洗浄剤ではないので、入浴中でも鏡やカランなどに安心して使えます。
通気性がいいケースに入れて、バスルームに吊っておいてもいいですね。洗面所にメラミンスポンジをストックして、曜日を決めて掃除をするのも◎
出典: 天井などの水滴を取るのはスクイージーでは難しいですよね。フローリングモップにマイクロファイバーをセットすれば、壁も天井の水滴も一度に拭き取れて楽ちんです♪
毎日きっちり掃除するのは難しくても、気になった時にすぐ掃除をすればキレイなバスルームを保つことができます。年末までに溜まった汚れは掃除して、新年はピッカピカのお風呂につかりましょう。
皮脂や水垢やカビなど、汚れがつきやすい「バスルーム」。バスタブ、壁、床、排水口、鏡、カラン、洗面器、イス、フタなど汚れが気になる場所は多いですよね。でも、毎日全部を掃除するのはちょっと大変。
新年に気持ちよくピカピカのお風呂につかれるように、年末までに「お風呂の簡単大掃除」をしませんか。今回は、バスルームの汚れ別に掃除方法をご紹介します。