毎日、ほんの少し気を配るだけ
毎日、すべてのお部屋の隅々をお掃除するのは現実的に難しいもの。目につきやすいところや、汚れのつきやすいところを重点的にチェックしてあげることで、美しい状態を長くキープできるようになります。
それぞれの場所に合った道具を用意するのも重要です。さっと手が届くところに、道具を置いておけば、思い立ったときにお掃除することができますね。
フォルムの綺麗な道具を用意すると、気持ちもあがります。よく考えられた道具は、出しっぱなしにしておいてインテリアのひとつにもなりますね。
細かな部分をお掃除する道具をひとまとめにしておけば、場所を移動するのも簡単です。たくさんの道具は必要ありません。厳選されたお気に入りの道具だけをまとめておきましょう。
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
＜リビング＞ちょっとしたひと手間で綺麗をキープ
お部屋のドアの飾りは実は案外目につきやすい場所です。羽ぼうきでさっとひと撫でしておけば、簡単に埃を落とすことができます。
汚れが蓄積する前に、羽ぼうきでブラインドを撫でる習慣をつけておけば、大掃除の必要がなくなります。毎日のちょっとした時間でできるので、手におさまりのいいサイズの羽ぼうきを見つけるといいですね。
チェストの上に置かれた小物類にも羽ぼうきは重宝します。掃除機をかける前に、埃を落としておけば、二度手間にならずにすみます。
やわらかい羊毛を使ったレデッカーのブラシ。気になるところをひと撫でするだけで、汚れが溜まりにくくなります。
埃が溜まりやすい巾木にはサッシブラシがぴったり。目につきやすいところなので、日ごろからルーティーンにしておくといいですね。
指紋がついてしまいがちなステンレス素材や陶磁器など、ファイバークロスを一枚持って次々に拭いて歩けばいつでもすっきりとした状態を保つことができます。
＜キッチン＞使うたびに、を習慣に
キッチンの水回りは、水滴や洗剤などが飛んでしまいがちなエリアです。そのままにしておくと、水垢となったり、輪染みになったりするので、気づいたときに拭き上げるようにしておきましょう。ファイバークロスがあると便利です。
調理後の油が飛んだIHの天板も水で濡らして固く絞ったマイクロファイバークロスで拭いておくだけで、こびりつくのを防げます。
洗い物が終わったら、シンクも中性洗剤で一緒に洗ってしまいましょう。ぴかぴかの状態を長く保つことができるようになります。
こちらはテックスクロスという名前のクロスです。このクロスを使ってステンレス部分を拭くとぴかぴかに仕上がるんですよ！
＜排水口＞ぬめりが気になるときは便利アイテムを活用
排水口のバスケットはこまめに掃除しても、ぬめりが出やすい場所です。
ぬめりを撃退するために、便利な道具を活用してみてはいかがですか？こちらはその名も「バスケっといらず2」という非常に分かりやすいネーミングのアイデア商品です。
ぬめるバスケットをはずしてしまい、直接ごみ袋をリングに装着し、ごみが溜まったらそのまま捨てられるんです！これなら、バスケットのお掃除を気にすることもなく、いつでも清潔な状態を保つことができます。
＜冷蔵庫＞ケースを利用して取り出しやすく、お手入れしやすく
冷蔵庫には浅めの収納トレーを活用すると、中身を分類しやすく、取り出しやすくなります。また、棚板をさっとお掃除するのもトレーごと取り出せばいいので、短い時間で拭きあげることができます。
ニトリの整理トレーは、滑り止めがついているので、お豆腐を斜めに置いても滑ってしまうことがありません。トレーは中のものを一目で区別できるように、浅めのものをチョイスするのがポイントです。液体がこぼれてしまうようなものもトレーに入れておくと安心です。
一緒に使うものをまとめて入れておくと、さらに取り出しやすくなります。冷蔵庫の形状に合わせたトレーを購入すると無駄なスペースがなくなります。
＜バスルーム＞水気を切って、カビを防ぐ
水垢がつきやすいステンレスは、マイクロファイバークロスでさっとひと拭きしておくと、新品のように美しい状態をキープすることができます。
お風呂に入るときは、スクイージーやマイクロファイバークロスなどを持って入り、お風呂から出る前にさっと浴室全体の水分を切っておくとカビが発生しづらくなります。
バスルームクリーナーとマイクロファイバークロスを使えば、気が重いお掃除もすいすい進めることができます。
カビの発生を抑えるには、浴室全体の水分をいかに減らすことができるかにかかっています。スクイージーは上質なものをチョイスして、一度でしっかり水が切れるものを愛用するとよいでしょう。
シャンプーやボディソープなどのボトルは、床に直置きするとぬめりが出やすくなるアイテムです。使い終わったら、こんな風にバーの上の水を切るようにして置いておけば、ぬめりが出ることもなく、清潔に使い続けることができます。
防カビ用のくん煙剤を使用するのも、カビの予防効果が高くおすすめです。こちらの商品は、浴室が水で濡れていても使える上、洗い流す手間がないので気軽に使うことができます。
2か月に1回の使用で、防カビ効果が高まるそうです。カビは、一度発生するとお掃除するのが大変になってしまうので、日ごろからなるべくカビが発生しないように心配りをすると、清潔なバスルームをキープできるようになります。
＜玄関＞掃除道具をその場に置いていつでもお掃除しやすい環境に
玄関をささっと掃除するためには、まず靴をきちんと片づけておくことが大切です。その日に履いた靴以外は、すべて下駄箱に収納するように心がけましょう。綺麗な玄関は、運気をアップしてくれます。
いつの間にか汚れてしまう玄関タイルには、セスキ水をかけてウエスで軽く拭き掃除をしておきましょう。雑巾と違って、使い終わったらそのまま捨てることができるウエスは玄関掃除には欠かせないもの。セスキ水と一緒に手が届くところに置いておきましょう。
デッキブラシとほうきは柄を共用できるものにして、省スペースに。壁に柄をキャッチできるものをつけて、浮かせる収納にしておけば、汚れが溜まってしまうこともありません。
フォルムの美しいほうきはそこにあるだけで、素敵なインテリアになります。大きめのちりとりを一緒にセットしておけば、表玄関のお掃除も簡単です。
デザイン性の高いイリスのほうきとちりとり。思わず手に取りたくなる道具があると、気持ちも上向きになりますね。
＜窓＞目につきやすいので、掃除の効果を感じやすい
窓のサッシも汚れがつきやすい部分です。すぐにお掃除するためには、気になったときにぱっと使えるようにサッシブラシを近くにおいておくのが一番。
サッシの幅に合うものをチョイスすれば、何度も往復させることもなく綺麗をキープすることができますね。
気が重くなる窓のお掃除にはウィンドクリーナーの助けを借りるのもいいものです。コーボルトのウィンドクリーナーがあれば、窓掃除も気軽にできるようになります。
なんといっても、専用のクリーナーはひと拭きで、見違えるほど美しい状態にすることができるというところがいいですね。
もっとお手軽に窓掃除をしたいときは、こちらのアイデアを。長めのポールがついたブラシを水で濡らして、窓をこすり、スクイージーで水分を切るだけなのに、驚くほど綺麗になるんですよ。
ポールがついたブラシなら高いところも一気に綺麗にできるのが嬉しいですね。
ひと手間で綺麗を長くキープ
お掃除は毎日のこと。辛いよりも楽しく、簡単にできる方がいいですよね。気づいたときにささっとひと手間かけることで、綺麗な状態を長くキープすることができます。すきま時間を見つけて、汚れにくいお部屋を作ってみてくださいね♪
人が暮らすとお部屋が汚れてしまうのは避けられません。でも、ほんの少しの心配りで、毎日の綺麗をキープすることができるんです。では、どんなことに気を付ければよいのでしょうか？