体を休めても、疲れが取れない……その疲労の原因はなに?
疲れやすい・体がだるい・重い・動かない…疲れすぎて眠れない
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たくさん寝ているのに、疲れが取れない、休日ダラダラ過ごしたのに、休んだ気がしない。あるいは疲れすぎて眠れない……そんなあなたは要注意。
それはストレスからくる「脳の疲れ」のサインかも
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ひょっとしたら、それは……ちゃんと休んだつもりでも、脳をしっかり休められていないせいかもしれません。
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あれこれ考え事ばかりしていたり、ストレスを溜め込んでいたりすると、疲労感はなかなか取れません。では、頭をスッキリさせて、疲れをしっかり取るには、どうしたら良いでしょう。
「疲れない暮らし方」で脳に疲れをためない習慣をつくろう
筋トレ・ストレッチ等の運動で脳の疲れを取る方法
適度な運動をすると免疫力もUP!疲れない体づくりを
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余計なことを考えすぎてしまう時、体を動かすことで、もやもやとした思考をいったんストップさせることができます。
適度な運動をすると免疫力もUP。筋力をつけることによって疲れにくい体を作ることもできます。
適度な運動をすると免疫力もUP。筋力をつけることによって疲れにくい体を作ることもできます。
長時間の激しい運動はかえって疲れてしまうので、散歩などのゆるやかな運動や軽く汗をかく程度のストレッチを取り入れてみて。
どんなストレッチでもいいのですが、こちらの動画では脳の疲れをとるストレッチを紹介しています。
20秒で座ったままできるので、仕事の合間にもできそうですね。
どんなストレッチでもいいのですが、こちらの動画では脳の疲れをとるストレッチを紹介しています。
20秒で座ったままできるので、仕事の合間にもできそうですね。
疲れない体をつくる食べ物と食事のとり方
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疲れにくい体を作りたい人におすすめの食べ物は「鶏むね肉」です。
鶏むね肉にはイミダペプチドという物質には疲労回復効果があることが実証されているそう。
1日に1/3枚(100g)ほどを食べて疲れをとりましょう。
鶏むね肉にはイミダペプチドという物質には疲労回復効果があることが実証されているそう。
1日に1/3枚(100g)ほどを食べて疲れをとりましょう。
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とはいえ、スタミナをつけようとして食べ過ぎるのも疲れのもとです。腹八分を心がけ、野菜ばかり・お肉ばかり・炭水化物ばかりにならないよう、バランスよく栄養を摂ることで疲れにくい体に近づけます。
よく噛んで食べることで、唾液の中のベルオキシターゼという細胞の酸化を防ぐ酵素がはたらき、疲れをとってくれます。
よく噛んで食べることで、唾液の中のベルオキシターゼという細胞の酸化を防ぐ酵素がはたらき、疲れをとってくれます。
睡眠不足の人におすすめ。体の疲れを解消するお風呂の入り方
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良質な睡眠は脳の疲れをしっかりとってくれます。睡眠不足の状態では疲れがとれないだけでなく、基礎代謝量も下がってしまうので結果的に太りやすくなってしまうそう……。
ぐっすり眠るために、お風呂は寝る1時間ほど前に入っておくのがおすすめです。
熱すぎない38~40度ほどの半身浴で10分程度を目安に。長湯はかえって疲れてしまうそう。
ぐっすり眠るために、お風呂は寝る1時間ほど前に入っておくのがおすすめです。
熱すぎない38~40度ほどの半身浴で10分程度を目安に。長湯はかえって疲れてしまうそう。
オン・オフの切り替えをする
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「これをしたらオン!」「これをしたらオフ」というように、自分なりの決まりをつくっておくと良いでしょう。
脳は習慣化を好む性質があるそうです。
例えば、「この曲を聴いたら今日はもうおやすみ」などと自分なりのルールがあると、しっかりと休息を取ることができるようになるでしょう。
脳は習慣化を好む性質があるそうです。
例えば、「この曲を聴いたら今日はもうおやすみ」などと自分なりのルールがあると、しっかりと休息を取ることができるようになるでしょう。
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シャワーやお風呂なども良いリフレッシュのスイッチになります。
汚れと一緒に心の穢れも洗い流すことで、気持ちを切り替えたり、リラックスすることができるでしょう。朝や夜とご自分のタイミングで上手に活用してみてください。
汚れと一緒に心の穢れも洗い流すことで、気持ちを切り替えたり、リラックスすることができるでしょう。朝や夜とご自分のタイミングで上手に活用してみてください。
美しいものに触れる・自分の好きなことに没頭する
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美しいものに触れたり、自分の好きなことに没頭する時間は、脳にとって栄養になります。
映画を見たり、ショッピングに出かけたり、お気に入りのカフェで本を読んだり、ものづくりを体験したり、普段はちょっと敷居が高いと感じるレストランへ行ってみたり……。
あなたの「好き」を大切に、素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
映画を見たり、ショッピングに出かけたり、お気に入りのカフェで本を読んだり、ものづくりを体験したり、普段はちょっと敷居が高いと感じるレストランへ行ってみたり……。
あなたの「好き」を大切に、素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
「疲れない考え方」をトレーニングして脳の疲れを解消しよう
自分の雑念を知る
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人は常になにかしら考えごとをしています。
「今、自分がどんなことを考えているか」と自分の心に目を向けて、よく観察してみましょう。あなたが今無意識に考えていることは、特に考える必要のないことが多くを占めているかもしれません。
「今、自分がどんなことを考えているか」と自分の心に目を向けて、よく観察してみましょう。あなたが今無意識に考えていることは、特に考える必要のないことが多くを占めているかもしれません。
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雑念を無理に追い払おうとするのは難しいことです。
しかし、自分自身が今なにを考えているのかを自分で理解すればするほど、無駄な思考に気づきやすくなり、焦点を切り替えてあるべきこと・必要なことに集中しやすくなることもあります。
しかし、自分自身が今なにを考えているのかを自分で理解すればするほど、無駄な思考に気づきやすくなり、焦点を切り替えてあるべきこと・必要なことに集中しやすくなることもあります。
過去や未来に意識を向けすぎない
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「ぶつけられた嫌な言葉を繰り返し思い出す。過去に囚われてしまう」「将来が心配で、今を楽しめない」
過去や未来に意識を向けすぎることが、ストレスの原因になることもあるのだそうです。
過去や未来に意識を向けすぎることが、ストレスの原因になることもあるのだそうです。
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あなたが生きているのは過去でも未来でもなく、「今・ここ・この瞬間」です。
1万5千人を対象に行ったハーバード大学の研究によれば、「今していること」に集中できない時、人の幸福度は下がってしまうそう。
「今」を大切にしてください。自分で人生を動かせる瞬間は、いつだって「今・ここ・この瞬間」だけなのです。
1万5千人を対象に行ったハーバード大学の研究によれば、「今していること」に集中できない時、人の幸福度は下がってしまうそう。
「今」を大切にしてください。自分で人生を動かせる瞬間は、いつだって「今・ここ・この瞬間」だけなのです。
ストレスに輪郭を与える
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まずはストレスの原因は何かを考え、言葉にすることからはじめてみましょう。
自分が何にストレスを感じ、何に傷ついたり怒ったり苦しんだりしているかを正確に理解することで、ストレスフルな状況は改善へ向かいます。
自分が何にストレスを感じ、何に傷ついたり怒ったり苦しんだりしているかを正確に理解することで、ストレスフルな状況は改善へ向かいます。
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人は、自分自身の主観でモノを考え、選択をし、この世界と繋がっています。自分の存在や尊厳を守ろうとするあまり、時には自身の本心とは違った行動を選択してしまうこともあるでしょう。
「自分が本当に望んでいたことはこれなのか?」
そんな苦しさやズレも、いったん俯瞰してとらえ直すことができれば、修正しやすくなります。
「自分が本当に望んでいたことはこれなのか?」
そんな苦しさやズレも、いったん俯瞰してとらえ直すことができれば、修正しやすくなります。
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まずは自分がなににストレスを感じているかを言葉にしてみましょう。
言葉にすることで、心がぎゅっと苦しくなったり、お腹がキリキリと痛むこともあるかもしれません。
しかし、自分のストレスを見える化することで、自分自身の悩みや考え方を客観視することができ、認識の歪みを正すことができます。
言葉にすることで、心がぎゅっと苦しくなったり、お腹がキリキリと痛むこともあるかもしれません。
しかし、自分のストレスを見える化することで、自分自身の悩みや考え方を客観視することができ、認識の歪みを正すことができます。
それでもしんどい時…疲れを回復する休息の方法
自然に触れる
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自分の存在をはるかに超えたスケールの自然に触れることで、日常や仕事の煩わしさから解放されます。
何気なく立っている木は、何十年、何百年と生きている木かもしれません。
川は、水のサイクルにしたがって空気になり雲になり雨になり、多くの生き物の命を巡って流れ続けています。
海は太古から絶え間なく世界の果てまで繋がっています。
大きな自然の一部として自分というちっぽけな存在を抱きしめてみましょう。
何気なく立っている木は、何十年、何百年と生きている木かもしれません。
川は、水のサイクルにしたがって空気になり雲になり雨になり、多くの生き物の命を巡って流れ続けています。
海は太古から絶え間なく世界の果てまで繋がっています。
大きな自然の一部として自分というちっぽけな存在を抱きしめてみましょう。
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雲の様子や空や月や太陽……遠くに行かなくても、大都会で暮らしていても、私たちの日常は大自然の中にあり、活かされています。
人間という存在の小ささや自分自身の生きてきた時間の短さを実感することも、時に大切なことです。
人間という存在の小ささや自分自身の生きてきた時間の短さを実感することも、時に大切なことです。
ゆったりと呼吸をしてみよう
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自分の身体と心を慈しむように、ゆったりと呼吸をしてみましょう。無理に深呼吸をしなくても大丈夫です。
呼吸に意識を向けながら、自然に深く呼吸をし、空気が自分自身の身体や心を癒してくれるイメージを抱いてみてください。軽く目を瞑っても良いでしょう。
椅子に座っているときや、寝姿勢のまま、ゆったりとした呼吸を繰り返すことで心身ともに癒されていきます。
呼吸に意識を向けながら、自然に深く呼吸をし、空気が自分自身の身体や心を癒してくれるイメージを抱いてみてください。軽く目を瞑っても良いでしょう。
椅子に座っているときや、寝姿勢のまま、ゆったりとした呼吸を繰り返すことで心身ともに癒されていきます。
脳の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュを
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「休めているのに疲れがなかなかとれない……だけど病気をしているわけでもない」というときは、身体ではなく心が疲れているのかもしれません。
そんなときは、まず、ゆったりと呼吸をして、自分自身にそっと向き合ってみてくださいね。
そんなときは、まず、ゆったりと呼吸をして、自分自身にそっと向き合ってみてくださいね。