春の訪れを告げるヒヤシンス
ヒヤシンス(キジカクシ科 / ヒヤシンス属。学名: Hyacinthus orientalis、和名:風信子、飛信子)は、地中海東部沿岸(トルコ、シリア)からイラン、トルクメニスタンにかけて原産の球根性多年草。オスマン帝国で園芸化され、ヨーロッパに渡りました。日本には1863年(江戸末期)、チューリップとともに渡来。2月頃から咲きはじめ、甘くさわやかな香りを漂わせます。
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花言葉は、「悲しみを超えた愛」「スポーツ」「遊戯」。由来はギリシア神話。
美青年ヒュアキントスは、太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスの寵愛を受けていました。そして、
ヒュアキントスもアポロンに心ひかれていました。ある日、彼とアポロンが円盤投げをしていると、
その親しげな様子を見たゼピュロスが嫉妬して意地悪な風を起こします。すると円盤の軌道が
変わり、ヒュアキントスの額に円盤があたってしまう。そして、大量の血を流して死んでしまった
ヒュアキントスのその血から紫のヒヤシンスの花が咲いたと。花言葉もこの伝説に由来します。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
水栽培のスタート時期は10月から
一重から八重咲きまで、園芸品種は30あまり
◇球根から開花までの流れは。
球根についている土を落とし、水を入れた容器に置きます。
球根の底が水に触れるよう水位を調整します。
芽が出るまでは直接日光を避け、風通しのよい場所に置きます。
根が出たら1/3が水に浸かるよう水位を調整します。
夏は毎日、冬は1週間に1度を目安に水を交換します。
約1週間で根が出て、約1ヶ月で発芽、約3ヶ月後に花が咲きます。
美しい花を咲かせるポイントは
水栽培に適した品種を選びましょう
よい球根を手に入れること
◇球根の色=花の色
◇よい球根の見分け方は、下記をご参考に。↓↓↓
2)芽を出すまで、できるだけ“暗くて寒い”場所に置く
寒さを経験させないと、花芽がつかないことがあります。開花までは、暖かい室内よりも戸外に置くのが
ベター。
ベター。
3)芽が出たら、できるだけ日光に当てる。
❢カビの発生にご用心。
・水遣りの際、葉と葉の間に水が溜まっていないチェックする
・根が伸びてきた球根は水に浸けないようにする
・細菌の発生を防ぐため、水は1週間に1回交換する
・根が伸びてきた球根は水に浸けないようにする
・細菌の発生を防ぐため、水は1週間に1回交換する
栽培スタートから開花まで。 園芸のプロがポイントを教えてくれます
好みのグラスで栽培できるの?
根がまっすぐ張るようにすると花付きがよくなる
理想は、水栽培専用のボトル。 ↓↓↓
専用のボトルでない時は、球根を固定する。
ワイヤーを2本クロスさせて底上げをして、球根が底に落ちないようにする技を
お花屋さんに伝授してもらい試してみる。
こちらの球根はムスカリですが、球根が瓶の底に沈まないようにするために有効なアイディアです。
白い根も愛でよう
開花の感動はひとしお…皆さんのヒヤシンスを鑑賞
出典:www.instagram.com(@monocoto_scrap)
水栽培していたヒヤシンスが咲きました。
あま〜い香りとハッとするよな鮮やかなピンク色。素敵な一日を〜♪
出典:Instagram
ひさびさに一眼レフを取り出して接写したそう(^.^)
だんだんタコウインナーに 見えてきた(°▽°)
テラリウム風に演出して。
土のついている球根で水栽培した例です。↓↓↓
土のついている球根で水栽培した例です。↓↓↓
これは、テラリウムのように。土や根をみせたくて。
下から 根腐れ防止剤・石・土・球根・モス と植えてみました。
水やりは、根が水に あたるくらいします。
園芸店のおじちゃんに聞くと、「減ったと思ったら水をたすくらい」
かなりゆるめの管理で大丈夫です。
次の年に連続して花を咲かせることは難しい
ヒアシンスは水栽培したものは球根の養分を使い果たしますので来年花を咲かせるのは
難しいでしょう。回復させるのに数年かかると思います。
根を傷めないように日当たりのよい土に植えて(または鉢植え)、乾いたならば水と、
10日に一度液肥を与えて葉のある間に球根を肥培します。
葉が枯れたならば掘り上げてネット等に入れて吊るして保存し、10月にまた植え付けます。
このようにして数年肥培すると花を付けるようになります。
一重の清楚な「カーネギー」、八重のゴージャスな「ブルータンゴ」。ピンクやブルー、パープル、レッド、深いパープルまであるのです。