大人の「勉強」、問題は「限られた時間」
「今でさえ忙しいのに、さらに勉強の時間がとれるかな……」
学生の時と違って、“学習の時間”が限られている「大人の勉強」。
仕事や家事が終わってから、「時間のやりくり」をしなくてはなりませんよね。
学生の時と違って、“学習の時間”が限られている「大人の勉強」。
仕事や家事が終わってから、「時間のやりくり」をしなくてはなりませんよね。
出典:unsplash.com
それだけに、より「効率的」な勉強方法を考えたいところ。
努力はもちろん必要だけれど、「最少の時間」で「最大のパフォーマンス」を発揮できたらいいですよね。
そこで、今回は勉強にとりかかる前に「知っておきたいこと」をご紹介します。
努力はもちろん必要だけれど、「最少の時間」で「最大のパフォーマンス」を発揮できたらいいですよね。
そこで、今回は勉強にとりかかる前に「知っておきたいこと」をご紹介します。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
1.「勉強時間」、どう作る?
ほんの少し「早起き」
いつもより1時間早く起きてみましょう。
静かな時間帯なので集中力もUP。
「子どもが一緒に起きてしまう……」という場合は、お子さんが寝静まってからの夜にしても。
静かな時間帯なので集中力もUP。
「子どもが一緒に起きてしまう……」という場合は、お子さんが寝静まってからの夜にしても。
「移動時間」を利用
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電車や徒歩での「移動時間」も、積み重ねれば大きな時間に。
イヤフォンをつけて講義やロールプレイングを聴けば有効に使えます。
勉強のできるアプリなども活用を。
イヤフォンをつけて講義やロールプレイングを聴けば有効に使えます。
勉強のできるアプリなども活用を。
「スマートフォン」の機能を使えば、「Kindle」で購入した本を「読み上げる」ことができます。
「電車の中」や「家事で手が離せない時」も、読み進められますよ。
「電車の中」や「家事で手が離せない時」も、読み進められますよ。
出典:stocksnap.io
◆iPhoneの「読み上げ機能」の設定方法
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」⇒「選択項目の読み上げ」「画面の読み上げ」をONに。
設定が終わったら、「画面上から下に2本指でスワイプ」するだけでOK。
設定が終わったら、「画面上から下に2本指でスワイプ」するだけでOK。
※「Kindle」で購入した本を読み上げるためには、「Kindle」アプリのダウンロードが必要です。
Amazonの「Kindle」ストアのページです。こちらから「Kindle」アプリをダウンロードできます。
◆Androidでの「読み上げ」設定方法
ほとんどのAndroidで、アプリ「Talkback」は初めからインストールされていますが、こちらのサイトからダウンロードすることもできます。
「家事」の時間を使って
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「勉強をするための、まとまった時間がとりにくい」という事もありますよね。
そんな時は、「家事をしながら」勉強しましょう。
そんな時は、「家事をしながら」勉強しましょう。
◆手作りの「暗記カード」を貼って
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「小さく切った紙」の表に「問題」、裏に「答え」を書いて、「マスキングテープ」でキッチンや洗面所などの「目につく場所」に貼り付けます。
家事の合間に裏を返せばすぐ答えを確認でき、「料理の時間」や「ドライヤーで髪を乾かしている時間」なども勉強に使えます。
家事の合間に裏を返せばすぐ答えを確認でき、「料理の時間」や「ドライヤーで髪を乾かしている時間」なども勉強に使えます。
試験日には剥がして、小さな「ノート」に貼り付けて持参すれば、試験場でも「おさらい」ができますよ。
2.スケジュールはどう立てる?
「やるべきこと」を書き出す
まずは「するべきこと」をすべて書き出してみましょう。テキスト、過去問題集、資料など……。
「試験までの日数」がどれくらい残っているかも把握します。
「試験までの日数」がどれくらい残っているかも把握します。
具体的な「スケジュール」に落とし込む
1度で完璧に覚えるのは難しいですよね。3度は「復習」できるようにしておきたいところ。
「横軸」に残った週数を書いた「表」を作り、その下に「やること」を書き出していきましょう。
「1週間にどれくらい進めればよいか」把握できます。
「横軸」に残った週数を書いた「表」を作り、その下に「やること」を書き出していきましょう。
「1週間にどれくらい進めればよいか」把握できます。
「焦らず」取り組もう
「計画通りに進まない!」ということもありますが、焦らずに淡々と取り組みましょう。
例えば、過去問題集がある場合は「過去問」を優先し、「傾向」をつかんでから「参考書」に戻ると、頭に入りやすくなったり、そこまで力を入れなくてもいい部分が見えてきます。
例えば、過去問題集がある場合は「過去問」を優先し、「傾向」をつかんでから「参考書」に戻ると、頭に入りやすくなったり、そこまで力を入れなくてもいい部分が見えてきます。
3.「集中力UP」のコツ
「アラーム」をセット。「時間制限」で集中力UP
集中力は意外と続かないもの。15分後に「アラーム」をセットして勉強し、「5分休憩」をはさんでまた勉強に戻って。
「時間制限」があることで集中力がUPします。
「時間制限」があることで集中力がUPします。
出典:unsplash.com
Photo by Kelly Brito on Unsplash
「なんだか、やる気が出ない……」という時もありますよね。
そんな時も『15分だけ』勉強を始めてみれば、後から「やる気」が出てきて、するすると進むことも。
そんな時も『15分だけ』勉強を始めてみれば、後から「やる気」が出てきて、するすると進むことも。
4.記憶力UPで「効率よく勉強」
何度も「復習」をして覚えましょう
〈記憶を定着させるコツ〉
× 1日にまとめてたくさん勉強
◎ 1度に少しずつ、何度も復習をこなす
× 1日にまとめてたくさん勉強
◎ 1度に少しずつ、何度も復習をこなす
脳は覚えたことを翌日には「74%も」忘れてしまいます。記憶を定着させるためには、「復習」が大切。
「1日4時間勉強する」より、「1日1時間の勉強を4日繰り返す」方が、テストの時に情報を思い出しやすいのだそうですよ。
「1日4時間勉強する」より、「1日1時間の勉強を4日繰り返す」方が、テストの時に情報を思い出しやすいのだそうですよ。
40代半ばで挑戦した「記憶力日本選手権大会」で日本一になり、「世界記憶力大会」では「世界記憶力グランドマスター」の称号をもつ著者・池田義博氏が、「脳の力」をうまく使いこなして「効率的」に勉強する方法をレクチャーする1冊です。役立つコツがたくさん掲載されています。この記事は、こちらの本を参照して書かせていただきました。
「アロマ」でリフレッシュ
おすすめのアロマは「ローズマリー」。集中力UPやリフレッシュに。
ディフューザーやアロマポットを使ってもいいですが、「コットン」や「珪藻土ブロック」に精油を落として置いておくだけでも香りが立ちます。
ディフューザーやアロマポットを使ってもいいですが、「コットン」や「珪藻土ブロック」に精油を落として置いておくだけでも香りが立ちます。
5.本番、緊張しないために。「リラックス」方法
軽く「ストレッチ」
テスト前に緊張して体が硬くなってしまうことって、ありますよね。
試験では、リラックスして「本来の力」を出したいもの。
座ったままできる「ストレッチ」や「筋弛緩法」でリラックスを。
試験では、リラックスして「本来の力」を出したいもの。
座ったままできる「ストレッチ」や「筋弛緩法」でリラックスを。
【テスト前に手早くできる筋弛緩法】
①片手の親指を握り込んだこぶしを作り、上を向けて10秒間、ぎゅっと固く力を入れます。
②ゆっくりと手を開き、力を抜いたままで15~20秒間、ゆるんだ感じを味わいます。
③もう片方の手も同じようにします。
①片手の親指を握り込んだこぶしを作り、上を向けて10秒間、ぎゅっと固く力を入れます。
②ゆっくりと手を開き、力を抜いたままで15~20秒間、ゆるんだ感じを味わいます。
③もう片方の手も同じようにします。
「筋弛緩法」については、こちらを参考に書かせていただきました。両手のほか、お腹や足など、「力が入っているな」と思う部分に行ってみても。
「深呼吸」する
「5分間」呼吸に意識を集中すると、「セロトニン神経」が活性化し、気分が安定するのだそう。
「深呼吸」で、新鮮な「酸素」を肺いっぱいに取り込み、「雑念」は吐き出してしまいましょう。
肩の力をぬいて「鼻から」吸い、吐く時には意識的に長い時間をかけるのがコツ。
「深呼吸」で、新鮮な「酸素」を肺いっぱいに取り込み、「雑念」は吐き出してしまいましょう。
肩の力をぬいて「鼻から」吸い、吐く時には意識的に長い時間をかけるのがコツ。
「面接」や「ビジネス」に特化した「1分でできる声のトレーニング法」についての書。わかりやすく実践的で、すぐ役立ちます。「深呼吸」のリラックス効果については、こちらを参照して書かせていただきました。
「香り」でリラックス
(1)コットンで香りを持ち歩く
コットンやハンカチに「アロマオイル」を数滴落とし、ビニール袋に密封。試験場などまで持参し、あがりそうな時に鼻にあてれば「いつもの香り」でリラックスできます。
香りは、頭もすっきりする「レモン」がおすすめ。きつくなりすぎないよう量はひかえめに。
香りは、頭もすっきりする「レモン」がおすすめ。きつくなりすぎないよう量はひかえめに。
(2)いい香りの手作り「クリーム」でリフレッシュ
出典:www.flickr.com(@Nina Nelson)
【リフレッシュ効果のある「クリーム」の材料】
・ベルガモット1滴
・サイプレス1滴
・ゼラニウム1滴
・ミツロウ3g
・スイートアーモンドオイル15g
お好みで、食紅などを使って色をつけても。
・ベルガモット1滴
・サイプレス1滴
・ゼラニウム1滴
・ミツロウ3g
・スイートアーモンドオイル15g
お好みで、食紅などを使って色をつけても。
緊張した時に手首に塗って香りをかいでみましょう。
ストレスを感じるような時でもリフレッシュ。試験に集中しやすくなります。
ストレスを感じるような時でもリフレッシュ。試験に集中しやすくなります。
【ご注意!】
※妊娠中の方は使用を避けて下さい。また、皮膚トラブルを防ぐため、使用後4時間は太陽光を避けましょう。
※妊娠中の方は使用を避けて下さい。また、皮膚トラブルを防ぐため、使用後4時間は太陽光を避けましょう。
「用途別」「アロマオイル別」に索引で引くことができて、精油を使いたい時にすぐレシピを探せる、便利な「ハンドブック」。「リフレッシュ効果のあるクリーム」のレシピはこちらを参照して書かせていただきました。
6.毎日の暮らしに役立てたい。おすすめの「資格」4選
①「アロマテラピー検定」
植物由来の香りの力で疲れた人を癒す「アロマテラピー」を学ぶ民間資格です。「初心者」でも取得しやすい資格があるのも嬉しいですね。
身近な人のケアに役立ったり、暮らしを楽しめるように。
身近な人のケアに役立ったり、暮らしを楽しめるように。
②「色彩検定」
「色彩」についての理論が学べる検定。インテリア・ファッション・グラフィックや、販売・広告など、幅広い分野で役立ちます。
今している仕事への「+α」や、教養のために楽しみながら学べる「国家資格」です。
今している仕事への「+α」や、教養のために楽しみながら学べる「国家資格」です。
③「整理収納アドバイザー」
「片づかないモノや部屋をいかに片づけるか」のノウハウを学ぶ「整理収納アドバイザー」の資格です。
「モノがすぐに見つかり、タイムロスを防ぐ」「無駄買いを防いで節約に」「部屋が片づくことで、気持ちにゆとりができる」など、暮らしに直結したメリットが。
「モノがすぐに見つかり、タイムロスを防ぐ」「無駄買いを防いで節約に」「部屋が片づくことで、気持ちにゆとりができる」など、暮らしに直結したメリットが。
こちらで「整理収納」にかかわるいろいろな資格の案内を見る事ができます。
④「野菜ソムリエ」
日々の食卓を彩る野菜・果物の「スペシャリスト」として、幅広い知識を身につけることができます。
レシピや知識を学び、家族や自分にとっての、美味しい「健康管理」の仕方を学べます。
レシピや知識を学び、家族や自分にとっての、美味しい「健康管理」の仕方を学べます。
進む時は「1歩ずつ」
出典:stocksnap.io
「時間の管理」が難しい「大人の勉強」ですが、だからこそ、やり遂げた時の「達成感」は大きいはず。
途中で焦ることもあるかもしれませんが、とにかくも今「1歩」、足を出すことを考えて、前を向いて進めていきましょう。
頑張っている貴方が、良い結果を迎えられますように!
頑張っている貴方が、良い結果を迎えられますように!
Photo by Thought Catalog on Unsplash