大人の「自分探しの旅」。まずは自分との対話から始めよう
「自分探しの旅」が現実逃避になってない?
逃げるための旅は大人には難しいもの。全てを投げてしまいたくなる原因はどこにあるのか、一度しっかりと分析してみましょう。逃げるより、そこでみつけた原因を解消するほうが、現実的に前へ進めます。
「本当の自分」とは何か、答えがあると思ってない?
本当の自分はこんなものではない、という思いに囚われてしまうことがあります。でも、本当の自分とはどこかに答えがあるものなのでしょうか。
ましてや、旅に出て見つかるようなものなのでしょうか。幾つになっても変化していくのが人間ですよね。「本当の自分」などないから、人生は面白いのかもしれません
自分をきちんと「肯定」できてる?
自分探しの旅をする前に、自分をしっかり見つめましょう。もしかして、今のままではダメだと思っていませんか?
「自分探しの旅」は、完璧な自分を探すための旅ではありません。自己否定をしている限り、いつまでも自分探しは続いてしまいます。今の自分を好きになりましょう。
なりたい自分。漠然と思い描く「自分像」を整理しよう
対話をした上で、それでも思い描く自分とは違うと感じたならば、なりたい自分を明確にさせましょう。なんとなくでは目標がぼやけていて旅の目的にすることができませんね。
いつ、どこで、だれと、なにを、どんなふうに、など1つ1つを掘り下げて明確にしていきましょう。そうすることで、何かが違うという思いの根源がはっきりと見えてくる場合もあるでしょう。
方向性を定めて。今の自分を客観的に見つめてみよう
「自分探しの旅」といっても、時間と体力が余っている時とは違うのが「大人の」旅です。やみくもに動かず、ある程度の方向性を見つけましょう。
興味のあること、好きなこと、嫌いなこと、これだけは譲れないという思い、など、いくら自分の理想があるとはいえ現実の自分とかけ離れていては仕方ありません。まずは自分を客観視し受け止めましょう。
いよいよ「自分探しの旅」へ出かけよう!
「自分探しの旅」に出たくなる時、遠すぎる未来や遠すぎる理想に手を伸ばしたくなるものです。でも、大人になった今、それは不可能だということも心のどこかでわかっているはず。
不可能であることに挫折して気づくか経験則としてわかっているかの違いはあるものの、行き着くところはきっと同じですよね。大人になっているからこそ時間をかけすぎずに効率的な旅の仕方があるはずです。
普段は目に入らない「自分の周り」が最大の旅スポット
目の前のことに全力で取り組んでみよう
現状に不満を持つのはいつでもできること。まずは目の前のことを全力で取り組んでみませんか?全力で取り組んだからこそ見えてくる課題があるはずです。それをクリアしていくことは、面白さに繋がっていく可能性があります。
好きなことをとことん追求しよう
好きなのに、時間的にも金銭的にも諦めていることがあるなら、まずは一生懸命それを追ってみてください。好きなことに取り組める、それだけで幸せを感じる瞬間がきっとあるはずです。
なりたい自分を探そう
「自分探し」というから答えはないように難しく感じるものですが、こんな人になれたらいいな、素敵だなと感じる人は身近にもいるものです。好きだ、と思えるポイントを書き出してみると自分のなりたい像が見えてきます。
今さら…?今こそ!の「自分探し」だからできること
そして諦めとは違う、良い意味での「折り合い」をつけることができると思うのです。大人になっても自分らしく毎日輝きたいですね。今だからこその「自分探しの旅」に出かけてみてはいかがでしょうか。
自分のいるべき場所はこんなところではない、やるべき仕事はこんなものではない、という思いを抱いているとき、本当は探したいのではなくそこから逃げたいだけ、なんてことはないでしょうか。