社会人留学のメリットは、英語力が身につくということと、日本では味わえない経験が出来るということです。目的によってはMBA取得などスキルアップにつながることもあります。

でも良いことばかりではないのが現実。長期間留学するとなると、休職あるいは退職しなくてはならないこともあります。職場での立場や次の転職活動に影響してしまうかも、という意味ではメリットだけではありません。
今回は、この社会人留学について、どういった種類があるか、メリットやデメリットは何かといったことを解説いたします♪

留学と言っても、学問を追及する大学・大学院留学、ファッションやアート、音楽などの専門技術を学ぶ留学のほか、語学留学、なかには働きながら学べるワーキングホリデーや企業等へのインターンシップなど、選択肢は多種多様です。

ホームステイというと、学生のために用意されたイメージが強いですが、社会人のためのホームステイも最近人気が出てきているのだそう。学生に比べると、ホストファミリーとも年代が近く、家事や子育ての苦労話など共通の話題も豊富なのでより深い交流がしやすいという意見もあります。

英語教師の家に泊まるティーチャーズホームステイや、農場に泊まるファームステイも人気のプログラム♪

語学留学はその名の通り、語学を学ぶための留学。レベル別にクラスが分かれていることが多く、英語初級者の方でも通いやすいのがメリット。
TOEIC／TOEFL対策コースや、大学への進学準備コース、ビジネス英語コースなどが人気です。文化体験や観光が組み込まれているプログラムもあり、同世代の参加者と一緒に観光や文化体験を経験できるので、楽しさも倍増です。

ファッションや音楽、映画など何か専門的な技術を学びたいという人は、専門学校に通ってみっちり学ぶのも良いですね♪

基本的に18～30歳までの方が対象です。勉強はもちろん、働いたり旅行したり、期間中は自由に現地で暮らすことができます。特にオーストラリアのワーキングホリデーは期間を延長出来る場合もあるため、日本人に人気の国です。

例えばアメリカにはワーキングホリデーの制度がない代わりに、インターンシップビザがあります。即戦力として求められることが多く、サービス業・飲食業の仕事が多いですが、社会人経験のある方は、前職と同じ業界や職種で採用されることもあります。

半年から1年半程度の間、お給料をもらいながら滞在できて、海外のビジネスを学べるというのがメリットです。

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語学留学とボランティアがセットになっているコースもあります。1日～1週間から参加でき、仕事の内容によってはそれほどの英語力が必要とされないため、インターンシップよりも気軽に参加できるの良い点です。
その中でも、海外の保育園で子どもたちの世話をしながら語学が学べる保育ボランティアは、女性に人気。これがきっかけで現地で働くチャンスをつかむ人もいるようですね。

経営学や経済学などの専門分野の学位を取得することになるため、高度な英語力と知識が身に付きます。特にMBA留学は人気ですよね。海外の大学・大学院へ入学するには、それぞれの学校で定められた英語力や過去の学校での成績が必要になります。すべてクリアできていなくても、入学前に付属の英語コースなどで準備をすれば入学を目指せる学校もあるのであきらめないで探してみましょう。

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日本でも海外を相手に活躍できる人材が求められていると、よく言われますよね。英語が流暢なだけでなく、文化や思想などを知っていたうえで柔軟に対応できる、そんな人材に注目が集まっています。
社会人留学はそんなニーズの高い人材に近づく方法の1つ！キャリアの可能性を広げたい、という人が多く活用しています。

海外旅行が好きという人の中にも、社会人留学に参加する人がいます。旅行と違って、生活の違いを肌で感じられるので、また違った魅力を感じることができます。

学生の頃に留学経験がある方で、「もう一度留学したい！」と活用する人もいます。経済的にも精神的にも学生の頃よりも余裕があるはずなので、また違った楽しみを味わえるはずです。あの時、「やりたかったのに出来なかった」ということにも再チャレンジするチャンスです♪

国やコースによって費用はまちまち！生活費を含めて1か月で数十万の場合もあれば、1年間で数百万かかることも。事前にしっかりと入念な調査と準備が必要になります。

社会人留学はハイリスキーな体験に思われてしまったかもしれませんが、それは本人の努力次第。留学して新しいキャリアを開拓した人もたくさんいます！一度きりの人生、やりたいことをやりきってみませんか？興味がある方、必要なのはあと一歩を踏み出す勇気だけかもしれません。