お仕事や子育てに追われていると、どうしても手が回らなくなってくるのがお掃除です。週末にまとめて頑張ろうと思っても、こびりついてしまった汚れは落とすのが大変。それなら、無理のない範囲で毎日少しずつ綺麗にして、汚れを溜めないようにする方が効率的です。今回は、忙しい中でも手早くできるお掃除のコツや、覚えておきたいポイントなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。 2017年07月04日作成
「お掃除って面倒だし嫌いだな…」という方でも、ちょこちょこ掃除を続けて綺麗なお部屋を保っていると、次第に苦手意識もなくなってくる、という声が多く聞かれます。普段の生活の中で「ついでに」「ささっと」できるお掃除習慣を身につけて、お掃除ストレスから解放されてみませんか?
家中のいろいろな場所を毎日掃除して回るのは大変です。「月曜日は階段」「燃えるゴミの日はシンクまわり」など、曜日やタイミングを自分で決めて、毎日どこか1カ所ずつ綺麗にしてみましょう。各所を順番にお掃除し続けていれば、しつこい汚れを年末まで溜め込んでしまうこともありません。
こちらはほうきや雑巾、スポンジ、各種のスプレー、重曹やミョウバンなど、掃除に使う物の居場所がとても美しく整頓されています。これなら、掃除道具を集めているうちにやる気が萎んでしまう、なんてこともありませんね。
洗剤もこんな素敵な瓶に入れておくと、使うのも収納するのも楽しくなりそう。「綺麗な状態を保っておきたい」と自然に思えるような、自分のテンションが上がるグッズを使うのもオススメです。
いざ「お掃除しよう!」という時に、道具をあちこちから集めているとそれだけで面倒な気分になってしまうかも。こんなふうにあらかじめお掃除セットを作っておけば、家のどこを掃除するときにもこれひとつ運んで行けばOKです。
ストックした日用品などをまとめておく収納は、キャスター付きのものにしておくと手軽に引き出せ、床掃除のついでに隅々まできれいにできます。大掃除のときになって棚裏に積もったホコリと格闘する、なんてことももうなくなるはず。
コロコロするだけで小さなゴミを掃除できる、お馴染みのこちら。掃除機やほうきを出すほどではなけど、ちょっと気になるホコリを発見したときに重宝します。
リビングや寝室など、ホコリが立ちやすい場所にいくつか置いておくと、気付いた時にパッと取り出せるので便利です。使い終わったときにしまう場所もあらかじめ決めておけば、いつもお部屋はスッキリ。
棚の上やインテリアの隙間などは、ホコリが溜まりやすいのに掃除がしにくい場所の筆頭ですよね。そういう時はやっぱりやわらかいハタキが活躍します。可愛いデザインのものなら、堂々と吊り下げておくのもいいかも。
小物をたくさん飾っていたりすると、いちいち雑巾で汚れを拭うのは大変ですが、ハタキならそっと撫でるだけ。シロクマちゃんも気持ち良さそうです。
静電気の起きにくい素材でできた手袋をはめ、手でさっと拭うのも良い方法です。インテリアのオブジェなど、少し複雑な形状の物もひと通りナデナデすれば完了。ブラインドの掃除をしたい時も、雑巾を使うより手早くできますよ。
お古のタオルをウエスとして使いたい時は手に馴染む大きさに裁断することが多いと思いますが、ハサミで切るとどうしても糸くずが出てしまいます。でも、手で裂いて作ると糸くずの出ない使いやすいウエスになるそう。ぜひ試してみたいですね。
外出先でもらったり余らせたりしがちな不織布のお手拭きも、手軽な掃除にはぴったり。気になるところをあちこち拭いたら、心置きなく捨てられます。
窓に発生するカビの原因は、なんといっても結露です。朝出かけるまでのほんの数分を使って、水分を拭っておきましょう。それだけでもカビの発生をぐっと減らすことができます。
水気をしっかり吸収してくれるマイクロファイバークロスは、時短掃除の強い味方です。キッチン、洗面所、リビング用など、用途別に何枚か用意しておくと便利ですよ。
重曹と炭酸塩の中間の物質であるセスキ炭酸ソーダは、環境にも負担の少ない成分です。手垢や油汚れにも効果を発揮し、なおかつ安全性も高いので、家中の掃除に安心して使えます。
このセスキ炭酸ソーダを水で溶いてスプレーボトルに用意しておけば、リビングのテーブルや棚、フローリングなどにシュッとひと吹き。洗剤のような二度拭きがいらないので、手軽にお掃除できます。
掃除機って結構重いし、コンセントの位置や充電のことも気になるし、わざわざ出してくること自体がちょっと面倒だったりしませんか?掃除機を使うのは数日に一度にして、普段はほうきでささっと掃くというお掃除法なら、ストレスなく床掃除が続けられそうです。
ほうきと同じく、手軽な床掃除に活躍してくれるのがフローリングモップです。ウェットシートを使えば、床のざらざらした砂っぽさもすっきり。花粉や黄砂の飛ぶシーズンには特に重宝します。
キッチンのお掃除で手間がかかる箇所といえば、すぐにこびりついてしまう油汚れ。ほったらかしにすればするほど汚れは蓄積して頑固になります。コンロを使ったら、まずは油汚れに効果のあるアルカリ電解水などでさっと拭いておきましょう。
洗い物のついでに、シンクやコンロ回りを軽くひと拭き。そのちょっとした手間を続けることで、年末の大掃除も格段に楽になります。必要なスポンジや古布をすぐに取り出せるよう手元にストックしておくと楽チンですね。
キッチンのお掃除でもうひとつ面倒な箇所が、排水溝です。油断するとすぐにぬめりが出たりして厄介そのもの。掃除の負担を軽減するため、菊割蓋と排水溝カゴの代わりにこちらのような水切りリングを使用するという手もあります。
水切りリングに水切りネットをかぶせれば、溜まったゴミもネットごと捨てればOK。排水溝カゴのお掃除から解放されます。あとは、シンク磨きや排水パイプのお掃除を週に何度か続けることで、いつでも清潔なシンクを保つことができますね。
お風呂場での悩みの種は、やっぱりしつこいカビ汚れです。お風呂の椅子の裏などもまさに危険地帯。使ったあとにはさっと洗って、横に向けておいておくだけでも湿気が籠もらず、カビの発生を抑えることができます。
排水溝にカバーがついている仕様のものも多いかと思いますが、濡れたままにしておくと、ここもカビやぬめりの発生源。使ったあとやお掃除のあとはできるだけ乾燥させるようにしましょう。
ボディーソープやシャンプーのボトル裏も汚れがちですよね。入浴時以外は、こうしてしっかり乾かしておくと綺麗な状態が長持ちします。
こびりついてしまった湯垢や皮脂汚れには、洗剤(アルカリ性のもの)と重曹をそれぞれ1:1で混ぜ合わせたものを使うとよく落ちるそう。これは湯垢が酸性であることを利用している方法なので、アルカリ性である水垢の場合はクエン酸が良いとのことです。
洗剤が油を浮かせ、重曹が研磨剤の役割をしてくれるこのペーストを、湯垢が気になる箇所に塗って優しく磨きます。歯ブラシを使うと隅々まで小回りが利くのでおすすめです。
水で濡らして拭くだけで汚れを落としてくれるアクリルたわしは、水回り掃除の必需品。お風呂上がりや顔を洗う時のついで、あるいは歯磨きしながらなど、洗面台に立つタイミングで蛇口や鏡、洗面ボウルを時々キュッと拭けばいつでもピカピカです
おしゃれなアクリルたわしは、こうして見えるところに掛けておいても違和感がありません。いつでも手に取ってこまめに磨く癖をつけると、水垢のつかない綺麗な洗面台を保てますよ。
トイレ掃除にじっくり取り組む時間がない時でも、1日数分、使ったついでに便座やタンクまわりをさっと拭き上げておけばかなりスッキリします。流せるタイプのトイレクリーナーなら気軽に使い捨てできますね。
便器の中のお掃除は、洗剤でなく重曹を振りかけて磨くという方法もあります。使いやすいトイレブラシがない場合にはスポンジでも充分。かえって縁裏などの凹凸部分まできちんと擦ることができるので、トイレブラシはやめてしまったという方も結構多いんです。
日々のちょこちょこ掃除を長続きさせるコツは、頑張りすぎないこと。出かける前や夕食後のちょっとした時間を使い、できる範囲でほどほどの完成度を目指してみましょう。お掃除がストレスなく日常の一部になれば、おうちの中はきっとさらに快適になりますよ♪
「掃除機という便利なものがあるのに、箒?」「畳よりフローリングのお部屋の方がたくさんああるのに?」と思うかもしれません。ですが、今だからこそ使ってほしい「箒」の良さがあります。掃除機やお掃除ロボット……便利な文明の利器が普及しても尚、形を変えず、廃れることもない「箒」の魅力をご紹介。棕櫚箒や江戸箒といった素材による違いや種類、箒を使った上手な掃除術、お手入れの方法をお伝えします。
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「お掃除って面倒だし嫌いだな…」という方でも、ちょこちょこ掃除を続けて綺麗なお部屋を保っていると、次第に苦手意識もなくなってくる、という声が多く聞かれます。普段の生活の中で「ついでに」「ささっと」できるお掃除習慣を身につけて、お掃除ストレスから解放されてみませんか?