今回は、自分の生き方に責任を持って、愛情に満ちた人生を歩んでいる...そんな自立した女性像を目指す10の知恵をお届けします。
Ⅰ. 生活スタイルを整える
家での姿は、外でも出てしまうもの。自らのライフスタイルを見つめ直すことは、自分自身を見つめ直すことにつながる…と思うと、身が引き締まります。
忙しい日々のなかでは、私生活がおざなりになってしまうこともあります。家に帰る暇がないくらい忙しいときは、自分が一日の中で一番長く過ごす場所が乱れていないかをチェックしてみましょう。職場やデスク周りがいつもキレイに整理整頓されているかということが、ひとつの目安になると思います。
Ⅱ. 経済的に自立する
「男性が稼いで、女性が家を守る」は、すでにもう過去の話。これからの時代は、女性も経済力があると何かと心強いです。
社会も、男女が協力して働きながら家事や育児をできるシステムに、少しずつシフトしています。結婚して子どもが生まれても、仕事と家庭を両立する生き方に憧れを抱く女性も増えているのではないでしょうか。働き方の選択肢が多様化していることも、これからの女性の強い味方になるでしょう。
Ⅲ. 大切なひとの選択を尊重する
家族、恋人、友人…大切なひとの選択を尊重すること。頭ではわかっていても、いざ実践しようとしてみると、意外にむずかしかったりしますよね。
たとえ自分と意見が違っていても、その人にはその人の考えがあり、人生があります。大切な人だからこそ、心配になってしまうことがあるかもしれません。しかし、その人の選択が法的・倫理的に間違っていない限り、その人が選んだ道を信じて、尊重する勇気を持ちたいものです。
Ⅳ. 全体を俯瞰するゆとりをもつ
心にゆとりがないと、視野がどんどん狭くなって、周りが見えなくなってしまいます。
なにかひとつのことに固執して、全体が見えなくなってしまう...ということはよくある話。「好き」や「こだわり」に執着しすぎるのもまた然りです。
そんな状況下では、ゆったりと構え、少し引いて眺めてみましょう。きっとあなたの見ている世界は、違った色に変化していきますよ。
Ⅴ. Noというべきところは、Noという
自分を自分でちゃんと守ることも大切です。イヤなことを無理にする必要はありません。
自己成長のために、つらいことでも頑張らなければいけない時期があるかもしれません。
今、体験している経験が、未来への投資になるならば、耐えて頑張ることも必要でしょう。しかし、未来につながらない我慢ならば、時間の無駄遣い。厳しい言い方をしてしまえば、怠惰に時間を過ごしているのと同じことです。
「NO」ということは、選択をすること。未来の自分のために最善を選ぶ、決断する覚悟も時には必要です。
Ⅵ. 変化を楽しむ
人生は、なかなか計画通りに進んではくれません。家族ができると、その傾向はより強まります。
人と一緒に生きていくのは素晴らしいことですが、それとともに自身のライフスタイルも自然の摂理のように変化します。けして時間が止まってはくれないように、変化があってあたりまえです。
状況が大きく変化するときも、けして恐れないでいましょう。環境が変わっても、すべての生命には「環境に順応する力」が備わっています。だから、きっと大丈夫。変化を楽しんで、新しい自分を受け入れてみてください。きっとワクワクする明日が待っているはずです。
Ⅶ. 冒険を恐れない
新しいことに挑戦をするとき、恐怖を感じることもあるでしょう。
でも何事も恐れてはいけません。前へ進めば、トラブルや困難が待ち受けているかもしれません。だけど、越えられない壁ならば、はじめからやってくることはありません。あなたに壁が訪れたなら、それはあなたにその壁を乗り越える資質があるということです。失敗したって、大丈夫。もう無理だ!と思ったときこそ、ゴールはすぐ側で待っていてくれます。
Ⅷ. 言葉で伝えるちからを身につける
人は言葉という便利なツールを持っています。
想いや気持ちがあるのに、うまく伝えられなかった。ただそれだけなのに、失われてしまう関係もときにあるでしょう。
人生は常に巡り巡っていくもの。ときに勇気がいることですが、伝えたいことは言葉でしっかり伝えましょう。それでも思いが伝わらないなら本望。きっと次なる新しいステージが開かれていくでしょう。
Ⅸ. どんなことがあってもめげない
めげない、あきらめない、へこたれない。母は強しと言いますが、女性は本質的に心がタフにできています。
くよくよ悩む暇があったら、おいしいものでも食べて、ショッピングに出かけましょう。たとえ服を買うお金がなくたって、試着するだけでも気分は上がります。自分なりの気分転換でリフレッシュしたら、また新しくスタートすればOK。落ち込んでネガティブな時間を過ごすくらいなら、ちょっぴり自分をだまして、楽しい気分を味わいましょう。
Ⅹ. 自分に似合うものを知っている
自分の「好き」を知っているということは強さにつながります。自分が好きなものは何かを知ることで、ブレない強さが生まれます。
好きなものが必ずしも自分に似合うとは限らないけれど、自分自身が変化していく中で、いつか「好きなもの」が一番似合うものになっていたら素敵ですよね。
おわりに
やさしさ、愛情、おもいやり…そんな気持ちがあるからこそ、悩んでしまう。悩みはいつも尽きないけれど、苦しい状況に塞がれそうになってしまったときは、潔く決断する勇気も大切です。
「悩む」とは思考停止をした状態、という考え方もあるほど。さすがにそう言い切ってしまうのは、情緒に欠けるし、悩みの中にこそ、人間の感情の豊かさは表れ出るもの。でも、ただ悩んでいるだけで一向に前へすすめないのはもったいない。自分自身の置かれた状況を冷静に分析し、決断する強さを持ちたいですよね。
愛情=自立を両立できる女性は、かっこいい。そんな憧れを込めてお届けしました。これからのあなたの明日がキラキラと輝きを増していきますように―。
「どんな風に生きたいか?」
それを方向付けているのは、まぎれもなく自分自身。生き方を決めているのは、私たち本人なんです。日頃のふとした考え方が、やがて生き方につながる。毎瞬、毎秒、なにを思って生きていますか?その小さな積み重ねが、私たちの運命を決めていくのかもしれません。