生の花をより長く楽しむ
こまめに水を替え、水と茎を清潔に保つことが基本です。さらに、花を生ける際に抗菌作用があり花への栄養が補給できる市販の延命剤を使うと花が長持ちします。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ドライフラワーにして楽しむ
ハンギング法
ドライインウォーター法
花瓶に水をほんの少しだけ入れて、花を挿しておくだけでそのままドライフラワーになるという方法も。風通しの良いところに置いておきましょう。吊るすことによる型崩れを防ぎ、花そのものの形を保つことができます。
シリカゲル(乾燥剤)を使って
バラなど、鮮やかな色を保ちたい時にはシリカゲルを使った方法がおすすめです。花びらをシリカゲルにそっと埋め、1〜2週間待ちましょう。シリカゲルは繰り返し使えるのも良いところです。
シリカゲルが吸着した水分を迫い出してやれば、再び乾燥剤として使用できます。
ご家庭で行える再生方法としては、電子レンジ(700W程度)で1分30秒~2分程度の加熱を数回繰り返すか、フライパンなどを使ってガスの弱火で加熱する方法があります。
再生のコツとして、
(1)ゆっくり行う
(2)水分がしっかり蒸発するまで行う
(3)温度を上げすぎない
に注意してください。
電子レンジを使って
電子レンジを使えば時間をかけずにドライフラワーが作れます。耐熱容器に入れたシリカゲルに花を埋め、蓋やラップをせずに500Wで1分半ほど加熱します。花の様子を見ながら何度か繰り返します。
ドライフラワーに向いている花
水分が少なく、花や茎が小さめのもの → 乾燥が早く、綺麗な仕上がりに!
花が黄色や紫のもの → 乾燥しても花色が褪せにくく、鮮やか!
ひまわり
花びらの黄色がきれいに残せるひまわりはドライフラワー向きです。大輪のものより小ぶりのものを選びましょう。ハンギングでもシリカゲルでも作れます。
バラ
バラの鮮やかな色味を残すならシリカゲルを使ってドライフラワーにしましょう。バラは花びらが落ちやすいので、スプレーバラなど小さなもの、さらに蕾の状態のものをドライフラワーにします。
鮮やかな色合いよりも、くすんだナチュラルな色味を好む場合はハンギング法をとりましょう。バラのくすんだ色味は独特でとても素敵です。
紫陽花
小さな花がたくさん付いている紫陽花は、ドライインウォーター法がおすすめです。紫陽花の丸いコロンとした形そのままに残すことができます。
かすみ草
ブーケには欠かせないかすみ草も、ドライフラワーにぴったりです。ハンギング法はもちろん、ふんわりとした丸みを残したいならドライインウォーター法もおすすめです。
ラベンダー
ラベンダーはハンギング法がおすすめ。乾燥してもなお良い香りで楽しませてくれます。バラ同様、花が咲ききらないものを使うと良いでしょう。
気負わずに始めたいドライフラワー
ドライフラワーで彩る素敵な暮らし
ドライフラワーを素敵にアレンジ
おわりに
花は生きているので、もらったままの姿を残すことはできません。でも、贈ってくれた人の想いは残したいものですよね。生花の香りを長く楽しむも良し、自分のライフスタイルに合うようにアレンジしてカタチに残すも良し。花を通して人の想いを感じたり、言葉にできない思いを読み取る、そんなことができたら素敵だと思いませんか?
お花のプレゼントはすごく特別で嬉しいものですよね。その時の嬉しい気持ちと儚い美しさ、ずっと残しておきたいと思いませんか?