先が見えず不安なあなたへ
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先が見通せず、心配や不安が尽きない世の中に生きるわたしたち。緊張状態が続き、行動を制限される。社会全体が大きく変わろうとしている。そんな状況でも、「今」に立ち返ることで、気持ちを乱されることなく、心を守ることはできるのです。
- 入眠スイッチをオン!心地よく眠れるパジャマの選び方キナリノ編集部
気持ちを落ち着ける、合理的な考え方
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気持ちが落ち着かないときは、合理的な考え方に切り替えるのがいちばんです。実体のないものにとらわれたり、それを認識できずに疲労をため込んだりしないこと。一歩下がって、「今」の自分を客観的に見ることが大切なのです。
実体のないものだと知る
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心配や不安な気持ちは、心が作り出す実体のないものです。“今ここ”に存在しないものであり、過剰に反応する必要はありません。「自分は不安に思っているんだな」と、さらりと受け取るだけでいいのです。
見えない疲労を自覚する
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これまでできていたことを我慢していたり、生活スタイルが急に変わったりするのは、思いのほかエネルギーを消耗するものです。異変はなくとも、見えない疲労がたまっていることを自覚する。そのことを理解するだけでも、不用意に心配や不安を増幅させずに済みます。
情報を摂りすぎない
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心が乱れる原因となるのが、スマホなどの情報端末です。何もしなくても、ネットニュースや複数のSNSから、絶えず情報の洪水が押し寄せてきます。何度も同じニュースを見聞きする“情報の摂りすぎ”にならないよう、情報の取捨選択が必要です。
「今」に立ち返る、禅のことば
「少し先」を見据えることは大切です。ただ、それは平常時に言えること。先が見通せない今の状況では、目の前のことに集中し、余計な不安を増やさないよう努めるのが賢明です。「今」に立ち返るヒントとなる、禅のことばをご紹介します。
脚下照顧(きゃっかしょうこ)
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「足もとをよく見て、履物をそろえよ」という意味の禅語です。心が乱れていると、目の前のことが疎かになりがちです。遠い先のことばかり考えるのではなく、目の前にあること、今できることを全力でする。その大切さを説いています。
知足(ちそく)
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「すでに足りていることに気づけば、幸せを感じられる」という教えです。ないものばかり数えて不安になるのではなく、既にあるもの、恵まれていることを数えてみる。今日一日を無事にすごせている、それだけでじゅうぶん満たされているのです。
而今(にこん)
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「今」を生きることの大切さを説いた言葉です。過ぎ去った時間、今この瞬間も、もう二度と戻らないし、いくら将来のことを思い描いたところで、それは現実ではない。心が過去や未来をさまよっていては、真に「今」を生きているとは言えないのだという教えです。
白雲自去来(はくうんおのずからきょらい)
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“不安”という雲に覆われ、いつまでも逃れられないという悲観が、さらに不安を増長させます。雲が風に流されていくように、不安もまたいつか流されていく。無心で物事に向き合っていれば、自ずから好機はやってくるという教えです。
心を守る、とっておきの方法
あらゆることに不安を感じたり、心配が尽きなかったりするのは、自然な反応です。ただ、そのことにとらわれたままでは、心がすり減るばかりで、決して幸せとは言えません。心を守るとっておきの方法を身につけておけば、どんな状況にあっても自分を取り戻せる安心感が得られます。
脳の緊張を和らげる方法
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過剰に不安になっているのは、脳が緊張している状態です。そんなときは、体を動かしたり、呼吸を整えたりして、体からアプローチします。自律神経を整えることで、幸せホルモンであるセロトニンの分泌を活性化させるのです。
緊張を和らげるために今日からできること
・スクワットやプッシュアップなどのスロトレ
・「吐く、止める、吸う」を4・4・8秒で行う呼吸法
・自然な呼吸で雑念を流すマインドフルネス瞑想
・「吐く、止める、吸う」を4・4・8秒で行う呼吸法
・自然な呼吸で雑念を流すマインドフルネス瞑想
小さな幸せに気づく方法
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わたしたちは“できないこと”に意識が向きがちですが、実は多くのことを毎日達成しています。そのことに気づくため、どんなに些細なことでも、その日一日にできたこと、よかったこと、嬉しかったことを書き出すのです。ふだんは気にも留めないような、当たり前のことができる有難さに気づくことができます。
今日の「できたこと」を書き出してみよう
・1日に1~3個、できたことをメモする
・1週間の終わりに「ベストできたこと」を選ぶ
・「ベストできたこと」について掘り下げてみる
・1週間の終わりに「ベストできたこと」を選ぶ
・「ベストできたこと」について掘り下げてみる
自分のごきげんをとる方法
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他人の言動が許せないとき、社会に対して苛立ちを感じるとき、何かしら自分の中にストレスがあるものです。相手を変えようとするよりも、まずは自分の内側に目を向け、自分のごきげんをとりましょう。気分を切り替える方法をリスト化した、「ごきげんリスト」を作るのがおすすめです。
あなたがごきげんになることは何?
・どんなことをすると楽しくなる?
・何を食べると幸せな気分になれる?
・どんな場所にいると心が安らぐ?
・何を食べると幸せな気分になれる?
・どんな場所にいると心が安らぐ?
心を守って、穏やかに暮らそう
不安定な世の中に生きるわたしたち。いかに心を守り、穏やかに暮らしていくか。それは「今」に立ち返ること、自分の心を自分で守ることです。
ご紹介した禅のことばや心を守る方法を、ふだんの生活のご参考になさってくださいね。
ご紹介した禅のことばや心を守る方法を、ふだんの生活のご参考になさってくださいね。